2024年– date –
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東京ロジファクトリー(株)⇒神奈川県厚木市に開設した「厚木愛川物流センター」の営業を開始/神奈川県央エリアの営業倉庫と位置づけ、倉庫・荷役・配送サービスを拡充
東京ロジファクトリー(株)は4月18日、神奈川県厚木市に開設した「厚木愛川物流センター」(1万8,421.59㎡)の営業を開始した。同社が強みとするドミナント展開戦略の一環。神奈川県央エリアの営業倉庫と位置づけ、顧客ニーズに応じた倉庫・荷役・配送サービスを拡充するとともに、受注活動を進める。 〇同センターの特徴① 倉庫は1フロア約1,360坪の4層構造、36スパンの柱間。多層階だが、 EV2基、垂直搬送機2基の計4基の上下搬送機を活用し、フォークリフトの長距離運搬を減らすことでバースの回転率向上を実... -
(株)ギャレリア・ニズム⇒既存7事業所とEC物流倉庫の移転・集約で事業本部とEC物流センターを新設/EC物流部門の生産性については従来比150%アップ見込む
群馬県を拠点に、鞄・財布小物・服飾雑貨のネット通販を展開する(株)ギャレリア・ニズムは、既存7事業所とEC物流倉庫を集約し、事業本部とEC物流センターを新設した。4月から5月末にかけて既存拠点を順次移転し、6月から新拠点の本格稼働を開始する予定だ。 新拠点所在地となる高崎市柴崎町は、西に高崎市街地、東に「高崎玉村SIC」があり、駅や高速道路へのアクセスに優れる利便性の高い地域。新拠点が面する国道354バイパスは生活道路で、高崎方面から北東の「前橋みなみモール」へのルートでもあるため、自... -
キリンビール(株)⇒6月に名古屋工場で自動倉庫設備増強とピッキング自動化導入を実施/試運用を経て9月から最大出力で稼働、酒類保管スペースも拡張して2025年4月から運用開始
キリンビール(株)は6 月、キリンビール名古屋工場の自動倉庫設備増強とピッキング自動化を実施する。トラックにへの貨物積み込みを自動化する自動ラックのクレーンと入出庫ステーションを更新するほか、自動ラックの更新・稼働開始に合わせて新たにレイヤー自動ピッキング装置を導入。商品保管倉庫についても清涼飲料保管スペースを酒類倉庫に替えることで酒類保管スペースを拡張し、2025 年 4 月から運用を開始する予定。これら一連の取り組みに対する投資額は約 10 億円になるとしている。 物流業界は、4月か... -
■物流施設 投資関連情報2024版<4.18~4.24>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■(株)AESCジャパン<4月19日>米国フローレンス工場の拡張に15 億ドルを追加投資/BMWの次世代EV向け最先端バッテリーの供給先も拡大 リチウムイオンバッテリー大手の(株)AESCジャパンは、米国サウスカロライナ州フローレンス工場の拡張を決定した。15億ドルの追加投資で現在建設中の第1工場に隣接する第2工場を建設し、2027年の稼動を目指す。 今回の同工場拡張は2022年12月と2023年12月に続く追加投資。同工場への総投資額は31億2,100万ドルに達し、同地... -
ニュース・トピックス(2024年4月16日~4月22日)
物流に関連する(2024年4月16日~4月22日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■MH・導入/キリンビール(株)⇒6月に名古屋工場で自動倉庫設備増強とピッキング自動化導入を実施/試運用を経て9月から最大出力で稼働、酒類保管スペースも拡張して2025年4月から運用開始 ■食品・トラブル/江崎グリコ(株)⇒基幹システム障害に伴う「チルド食品」(冷蔵品)の一時出荷停止でお詫び/4月18日に一部再開も再度出荷停止を判断、5月中旬での再開を目指す ■小売・提携/(株)ギフトモール⇒(株)ヤマダホールディングスと資... -
2024年は物流業界における大転換点!需給逆転のX点はすぐそこまで来ている!!⑲サプライチェーンサプライチェーン全体最適化を図るためのエッセンス
船井総研ロジ株式会社取締役 常務執行役員赤峰 誠司 PART 1 コンプライアンス物流時代 これからの物流業界は、“コンプライアンス”が最重要テーマとなります。物流事業者だけではなく、荷主への規制も強化されます。 荷主の留意点として、以下4つの規制があげられます。 ①優越的地位の濫用(下請法)・・・公正取引委員会 ②ドライバー残業時間規制・・・厚生労働省 ③物流革新政策パッケージ・・・国土交通省、農林水産省 ④運送体制台帳・・・国土交通省 元請け物流事業者の留意点も荷主と同様の規制となります。... -
日本通運(株)⇒熊本県益城町に新設した半導体関連産業対応の物流拠点「NX熊本ロジスティクスセンター」が稼働開始/半導体関連産業ニーズに対応する高品質物流サービスの提供が可能に
日本通運(株)は、熊本県益城町に新設した半導体関連産業対応の物流拠点「NX熊本ロジスティクスセンター」が稼働を開始したと発表した。 半導体受託生産の世界最大手である台湾TSMC社の半導体製造工場(JASMが運営)の建設決定を皮切りに、熊本県では半導体関連企業の進出が続いている。2月には、TSMC社・熊本工場が完成し、これと同時に第2工場の建設も発表されており、今後さらなる企業の集積に加え、物流需要の増加が予想される。 今回の新物流拠点は、最新の物流システムと豊富な経験を持つ日本通運のノウ... -
鈴与(株) <4月17日>スズヨメキシコの3番目となる新物流拠点「シラオ倉庫」が稼働開始/おう盛な市場ニーズに対応し、強みのコンテナ輸送や倉庫での在庫保管サービスの提供体制を強化
鈴与(株)は、メキシコ現地法人Suzuyo Mexico, S. de R.L. de C.V.(スズヨメキシコ)の3番目の物流拠点「シラオ倉庫」が稼働を開始したと発表した。 同施設は、グアナフアト州エリア最大の工業団地で、日系企業も多く入居しているプエルトインテリオール工業団地内に立地しており、主要高速道路からのアクセス性にも優れる(約5分)。同州には多くの完成車メーカーや自動車部品メーカーが進出しているため、近年はメキシコ国外に輸出する自動車の生産需要が膨らみ、物流インフラニーズも高まってきているという... -
(株)トヨコン⇒愛知県豊川市内の荷主との共同プロジェクトで「豊川ロジテックセンター」を開設/東三河で初となる自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」導入を予定
(株)トヨコンは、愛知県豊川市内の荷主との共同プロジェクトとして、同市内に新物流センター「豊川ロジテックセンター」を開設した。 同施設は敷地面積4,700㎡の鉄骨造2階建てで、東三河では初となる自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」を導入する予定。同システムは、ロボットが製品を格納したコンテナを受注に応じ自動的に出し入れするもの。同施設は同システムの導入により、倉庫機能に加え、ピッキング機能も備えることになる。 ※「豊川ロジテックセンター」の施設概要所在地:愛知県豊川市上長... -
アズビル(株)⇒工業設備の海外需要拡大に対応し、タイ生産子会社に新工場棟を建設/海外事業のさらなる伸長を目指してグローバル生産体制を強化
アズビル(株)は、タイ生産子会社のアズビルプロダクションタイランド(株)に新工場棟を建設し、グローバル生産体制を強化する。 アズビルプロダクションタイランドは、2013年創業以来、10年にわたってものづくり技術の向上に取り組み、生産品目を拡大してきた。現在の生産品目は、工業向け温度調節計、各種センサから空調用コントローラまで多岐にわたり、東南アジア諸国、東アジア各国に向けた製品の生産、直接の出荷拠点として重要な役割を担っている。今回の新工場棟建設は、工業設備の海外需要拡大に対応し... -
■物流施設 投資関連情報2024版<4.11~4.17>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■富士フイルム(株)<4月12日>バイオ医薬品の開発・製造受託事業の成長を一段と加速/北米で建設中のノースカロライナ新拠点に約1,800億円の大規模追加投資を決定し、抗体医薬品原薬の生産能力を大幅増強 富士フイルム(株)は、バイオ医薬品の開発・製造受託事業の成長を一段と加速させるため、バイオ医薬品CDMO(Contract Development & Manufacturing Organization)の中核会社であるFUJIFILM Diosynth Biotechnologies(FDB)の北米拠点に約1,800億円... -
(株)ダイフク⇒生産能力増強・物流効率化に向けて滋賀事業所の再編を開始/半導体・液晶生産ライン向け、一般製造業・流通業向けシステムの事業所内の2工場棟を起工
G棟(左)とM棟(右)の完成イメージ (株)ダイフクは、マザー工場である滋賀事業所(蒲生郡日野町)の生産能力増強や工場物流最適化などを目的とした再編に着手し、先ごろ、事業所内の2つの工場棟(G棟、M棟)の起工式を開催したと発表した。 近年は、ECや半導体関連を中心に設備投資がおう盛なことから、同事業所での生産量が増加しており、これに伴って部品や製品を保管するための外部倉庫が増加したことによる物流効率の低下などが課題となっていた。そこで同社は今回、2028年までをめどに約330億円を投じ... -
ダブル連結トラックの導入を加速し、2030年までに100編成体制を構築/50編成体制からは浜松に開設予定の中継基地「TSUNAGU STATION」機能も活用
センコー(株)は、現在関東・関西間で運行中の8編成と、2024年度中部・関東間で運行予定の6編成に加え、2030年までにダブル連結トラックの導入を加速させ、早期に100編成体制を構築し、社会・顧客のニーズに対してより高度な輸送チャンネルを供給する(100編成は大型トラック200台に相当)。 同社では、ダブル連結トラック導入が進み、50編成体制に達したところで中継輸送を拡充する方針。浜松に開設予定の中継基地「TSUNAGU STATION」の機能も活用し、遵法でより高度な長距離幹線輸送を提供する。 同社はまた... -
ニュース・トピックス(2024年4月9日~4月15日)
物流に関連する(2024年4月9日~4月15日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■医薬品・宅配/ジェイフロンティア(株)⇒オンライン診療・服薬指導サービス「SOKUYAKU」で日本郵便(株)との連携を開始/処方薬当日配送網を世田谷区・杉並区・練馬区・船橋市から拡充し、全国に順次拡大予定 ■アパレル・宅配/(株)ZOZO⇒ZOZOTOWNの「即日配送」サービスを北海道・南東北・北陸・九州エリアに拡大/1道10県を追加、対象エリアは38都道府県に ■輸配送・車両/センコー(株)⇒ダブル連結トラックの導入を加速し、2030年ま... -
澁澤倉庫(株) (株)⇒神戸・大阪の営業所内の危険物倉庫が竣工/主要交通網へのアクセスに優れる立地環境を活かして増加する危険物保管需要に対応
澁澤倉庫(株)が阪神エリア2拠点で建設を進めていた危険物倉庫がそれぞれ竣工した。新設の危険物倉庫は、「神戸支店 摩耶営業所 七突倉庫」と「大阪支店 茨木営業所 茨木危険物倉庫」。神戸支店 摩耶営業所 七突倉庫は、神戸港のほぼ中心に位置しており、港からの良好なアクセスを活かし、多様な輸出入貨物に対応が可能。海上コンテナ作業にも適した一部高床型ドックレベラーの設置や様々な梱包形態へ対応した特殊機器なども導入しており、近年高まる危険物への物流需要に合わせ、保管から荷役、輸送までのトー...