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■SBSフレック(株)⇒神奈川県厚木市の冷凍冷蔵倉庫「厚木物流センター(仮称)」を開設/全国冷凍プラットフォームの中核を担う新拠点
SBSフレック(株)は9月、神奈川県厚木市に倉庫面積約 4,000 坪4階層の冷凍冷蔵倉庫「厚木物流センター(仮称)」を開設する。 同施設は、首都圏中央連絡自動車道「海老名IC」から約 6.5km、東名高速道路「厚木IC」から約7km と、冷凍冷蔵食品の共同配送網構築の中核となる拠点。庫内には、垂直搬送機3基と貨物用EV2基を設置するほか、自動仕分け機などのMH機器を導入することで、省人化を図る。また、全館LED照明を採用し、屋上には太陽光パネルを設置するなど、環境面にも配慮するとしている。 同社は... -
(株)コメリ⇒自社物流拠点の中で最大規模となる「コメリ(新)関西流通センター」の建設概要計画を発表/物流2024年問題への対策として生産性向上への取り組み進める
(株)コメリは、関西地域における多店舗出店の要となる物流拠点を設置に向け、和歌山県ならびに橋本市との協定のもと建設の準備進めてきた「コメリ(新)関西流通センター」の概要計画を発表した。 同社は、和歌山県ならびに橋本市と同施設建設を通じた進出について2022年11月に協定を締結し、建設準備を進めてきた。同施設は、同社グループ11か所の物流拠点の中で最大規模の延床面積となるもので、同社は物流2024年問題への対策を考慮し、作業効率化や新たな仕組みの導入を図るなど、生産性向上に向けた取り組み... -
(株)ニチレイロジグループ本社⇒中国子会社の浙江鮮一百物流有限公司が新たに設置した「諸曁低温物流センター」が稼働/浙江省において3温度帯物流サービスの提供が可能に
(株)ニチレイロジグループ本社は、中国子会社の浙江鮮一百物流有限公司が新たに設置した「諸曁低温物流センター」の稼働を発表した。これにより、1月に稼働した「諸曁常温物流センター」と合わせ、浙江省において3温度帯物流サービスの提供が可能な体制が整った。 ※「諸曁低温物流センター」の施設概要所在地:浙江省諸曁市浣東街道曁東路設備規模:3,820.8㎡ -
東京ロジファクトリー(株)⇒神奈川県厚木市に開設した「厚木愛川物流センター」の営業を開始/神奈川県央エリアの営業倉庫と位置づけ、倉庫・荷役・配送サービスを拡充
東京ロジファクトリー(株)は4月18日、神奈川県厚木市に開設した「厚木愛川物流センター」(1万8,421.59㎡)の営業を開始した。同社が強みとするドミナント展開戦略の一環。神奈川県央エリアの営業倉庫と位置づけ、顧客ニーズに応じた倉庫・荷役・配送サービスを拡充するとともに、受注活動を進める。 〇同センターの特徴① 倉庫は1フロア約1,360坪の4層構造、36スパンの柱間。多層階だが、 EV2基、垂直搬送機2基の計4基の上下搬送機を活用し、フォークリフトの長距離運搬を減らすことでバースの回転率向上を実... -
(株)ギャレリア・ニズム⇒既存7事業所とEC物流倉庫の移転・集約で事業本部とEC物流センターを新設/EC物流部門の生産性については従来比150%アップ見込む
群馬県を拠点に、鞄・財布小物・服飾雑貨のネット通販を展開する(株)ギャレリア・ニズムは、既存7事業所とEC物流倉庫を集約し、事業本部とEC物流センターを新設した。4月から5月末にかけて既存拠点を順次移転し、6月から新拠点の本格稼働を開始する予定だ。 新拠点所在地となる高崎市柴崎町は、西に高崎市街地、東に「高崎玉村SIC」があり、駅や高速道路へのアクセスに優れる利便性の高い地域。新拠点が面する国道354バイパスは生活道路で、高崎方面から北東の「前橋みなみモール」へのルートでもあるため、自... -
キリンビール(株)⇒6月に名古屋工場で自動倉庫設備増強とピッキング自動化導入を実施/試運用を経て9月から最大出力で稼働、酒類保管スペースも拡張して2025年4月から運用開始
キリンビール(株)は6 月、キリンビール名古屋工場の自動倉庫設備増強とピッキング自動化を実施する。トラックにへの貨物積み込みを自動化する自動ラックのクレーンと入出庫ステーションを更新するほか、自動ラックの更新・稼働開始に合わせて新たにレイヤー自動ピッキング装置を導入。商品保管倉庫についても清涼飲料保管スペースを酒類倉庫に替えることで酒類保管スペースを拡張し、2025 年 4 月から運用を開始する予定。これら一連の取り組みに対する投資額は約 10 億円になるとしている。 物流業界は、4月か... -
■物流施設 投資関連情報2024版<4.18~4.24>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■(株)AESCジャパン<4月19日>米国フローレンス工場の拡張に15 億ドルを追加投資/BMWの次世代EV向け最先端バッテリーの供給先も拡大 リチウムイオンバッテリー大手の(株)AESCジャパンは、米国サウスカロライナ州フローレンス工場の拡張を決定した。15億ドルの追加投資で現在建設中の第1工場に隣接する第2工場を建設し、2027年の稼動を目指す。 今回の同工場拡張は2022年12月と2023年12月に続く追加投資。同工場への総投資額は31億2,100万ドルに達し、同地... -
ニュース・トピックス(2024年4月16日~4月22日)
物流に関連する(2024年4月16日~4月22日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■MH・導入/キリンビール(株)⇒6月に名古屋工場で自動倉庫設備増強とピッキング自動化導入を実施/試運用を経て9月から最大出力で稼働、酒類保管スペースも拡張して2025年4月から運用開始 ■食品・トラブル/江崎グリコ(株)⇒基幹システム障害に伴う「チルド食品」(冷蔵品)の一時出荷停止でお詫び/4月18日に一部再開も再度出荷停止を判断、5月中旬での再開を目指す ■小売・提携/(株)ギフトモール⇒(株)ヤマダホールディングスと資... -
2024年は物流業界における大転換点!需給逆転のX点はすぐそこまで来ている!!⑲サプライチェーンサプライチェーン全体最適化を図るためのエッセンス
船井総研ロジ株式会社取締役 常務執行役員赤峰 誠司 PART 1 コンプライアンス物流時代 これからの物流業界は、“コンプライアンス”が最重要テーマとなります。物流事業者だけではなく、荷主への規制も強化されます。 荷主の留意点として、以下4つの規制があげられます。 ①優越的地位の濫用(下請法)・・・公正取引委員会 ②ドライバー残業時間規制・・・厚生労働省 ③物流革新政策パッケージ・・・国土交通省、農林水産省 ④運送体制台帳・・・国土交通省 元請け物流事業者の留意点も荷主と同様の規制となります。... -
日本通運(株)⇒熊本県益城町に新設した半導体関連産業対応の物流拠点「NX熊本ロジスティクスセンター」が稼働開始/半導体関連産業ニーズに対応する高品質物流サービスの提供が可能に
日本通運(株)は、熊本県益城町に新設した半導体関連産業対応の物流拠点「NX熊本ロジスティクスセンター」が稼働を開始したと発表した。 半導体受託生産の世界最大手である台湾TSMC社の半導体製造工場(JASMが運営)の建設決定を皮切りに、熊本県では半導体関連企業の進出が続いている。2月には、TSMC社・熊本工場が完成し、これと同時に第2工場の建設も発表されており、今後さらなる企業の集積に加え、物流需要の増加が予想される。 今回の新物流拠点は、最新の物流システムと豊富な経験を持つ日本通運のノウ...