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月刊「LOGI-EVO」6月号が発刊!
CONTENTS ー 17ページ ■REPORT 01さらなる高みを目指す新中計(2025~2027年)を発表2025年3月期連結決算は増収減益、国内事業の安定成長が寄与2024年度事業報告会を開催(株)ニチレイロジグループ本社 ■REPORT 02倉庫業界の近代化は必須の情勢、高精度データの取得・可視化がカギ米国ゼブラ社の「倉庫業界の展望に関するグローバル調査2025」を発表ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン(株) ■FORCUS 01バランススクーターアタッチメント「RIDE」を6月にリリース台車装着により体重移動で前進・後進・回転... -
東伸運輸(株)⇒関東・関西間の物流ハブとなる「中継・集約型センター」を愛知県愛西市にリリース/従来専属倉庫として運用していた「愛西倉庫」を役割を切り替え、荷主企業の安定した輸送網確保に貢献
東伸運輸(株)は、愛知県愛西市に保有する物流センター「愛西倉庫」を関東・関西間の物流ハブとなる「中継拠点・集約型拠点」としてリリースした。 愛西倉庫は、東名阪道・名二環・伊勢湾岸道という日本有数の幹線道路が交差する「弥富IC」至近に位置する。物流2024年問題により九州・関西と関東・東北の間の長距離輸送の継続が困難となり、撤退を決める物流会社が増え、荷主企業では安定した輸送網の確保が喫緊の課題に浮上。同社はこうした状況を受け、従来専属倉庫として運用していた愛西倉庫を、中継・拠点... -
日本GLP(株)⇒東京都板橋区で延床面積約7,400㎡の「GLP板橋」開発に着手/佐川急便(株)の営業所建て替えプロジェクトが始動
日本GLP(株)は、東京都板橋区で延床面積約7,400㎡の「GLP 板橋」の開発を行う。2025年中に着工し、竣工は2027年になる予定。竣工後は、佐川急便(株)が1棟全体を専用施設として利用する。 同施設の開発地では、佐川急便の赤羽営業所が稼働していた。施設の老朽化やBCP対策の必要性から建て替えが検討されていたところ、日本GLPによる再開発が決定し、今回の計画が固まった。同施設は再開発後、引き続き佐川急便が赤羽営業所として利用する。 同施設は、地上3階建てのスロープ付き施設として開発される。1・2階... -
日本GLP(株)⇒千葉県市川市で冷凍・冷蔵物流施設「GLP 市川Ⅱ」「GLP 市川Ⅲ」プロジェクトが始動/「GLP 市川Ⅱ」は南日本運輸倉庫(株)が、「GLP 市川Ⅲ」は三友通商(株)が専用施設として利用する予定
日本GLP(株)は、千葉県市川市で全館冷凍・冷蔵物流施設「GLP 市川Ⅱ」ならびに「GLP 市川Ⅲ」のプロジェクトを始動すると発表した。 GLP 市川Ⅱは、延床面積約1万3,600㎡の全館冷凍・冷蔵物流施設。2024年3月に着工しており、2025年9月竣工予定で、南日本運輸倉庫(株)が1棟全体を専用施設として利用する予定だ。一方、GLP 市川Ⅲは、延床面積約1万2,800㎡の全館冷凍・冷蔵物流施設。2025年1月に着工しており、2026年10月竣工予定で、三友通商(株)が1棟全体を専用施設として利用する予定だ。 GLP 市川Ⅱは総合地所(... -
フクシマガリレイ(株)⇒岡山第二工場隣接地で建設を進めていた新配送センターが開所/製品収容能力を現配送センターの1.5倍、入出庫能力も2倍以上に高める
フクシマガリレイ(株)は、業務用冷蔵庫・製氷機を中心に製造する岡山工場に、トラックバースや平面倉庫、立体倉庫などを擁する新たな配送センターを建設し、6月6日に開所したと発表した。 1984年に開設された岡山工場(岡山県勝田郡)では、主力の業務用冷蔵庫や、製氷機などの厨房関連機器のほか、医療理化学機器を生産している。今回は、岡山第二工場に隣接する勝田郡勝央町内に新配送センターを建設し、同社製品の保管・出荷関連業務を担わせることにしたもの。新配送センターでは、製品収容能力を現配送セ... -
■物流施設 投資関連情報2025版<6.12~6.18>
<2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報> ■フクシマガリレイ(株)<6月12日>岡山第二工場隣接地で建設を進めていた新配送センターが開所/製品収容能力を現配送センターの1.5倍、入出庫能力も2倍以上に高める フクシマガリレイ(株)は、業務用冷蔵庫・製氷機を中心に製造する岡山工場に、トラックバースや平面倉庫、立体倉庫などを擁する新たな配送センターを建設し、6月6日に開所したと発表した。 1984年に開設された岡山工場(岡山県勝田郡)では、主力の業務用冷蔵庫や、製... -
物流・ロジスティクス関連ニュース・トピックス(2025年6月10日~6月16日)
物流・ロジスティクスに関連する(2025年6月10日~6月16日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■MH機器・導入/(株)Mujin⇒(株)三五の福田工場の新設製品倉庫で完全自動化を実現/次世代知能ロボット群とデジタルツイン技術による自動化トータルソリューションで、自動車ボディ系部品生産の増強体制と物流コスト削減を両立 ■鉄道・イベント/JR北海道、JR東日本、JR西日本、JR九州⇒“生活応援価格”で米を販売/JR東日本はアイリスグループと連携、荷物輸送サービス「はこビュン」で輸送した政府備蓄米の販売会を... -
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)⇒NXマレーシア(株)がペナン州バトゥ・カワン工業団地近くに新倉庫「バトゥ・カワンロジスティクスセンター」を開設/約1万㎡の倉庫面積、半導体や医療機器関連などの物流需要増加に対応
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)は、グループ会社のNXマレーシア(株)がペナン州のマレー半島側に位置するバトゥ・カワン工業団地近くに新倉庫「バトゥ・カワンロジスティクスセンター」を開設し、5月27日に竣工式を行ったと発表した。 ペナン州は、マレーシアにおいてクアラルンプール首都圏に次ぐ経済規模を誇り、「東洋のシリコンバレー」と呼ばれる半導体の一大拠点となっている。ペナン州政府は医療機器メーカーの誘致も積極的に行っており、旺盛な国内消費や輸出入により、半導体関連、医療機器関連を... -
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)⇒NXベトナム(有)がベトナム北部のハイフォン市で「ディンブー・ロジスティクスセンター(第2期)」開所式を実施/医療・電子機器対応の高機能物流拠点が完成、温湿度管理のために定温保管室と大型空調設備を導入
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)は、グループ会社のNXベトナム(有)が5月20日にベトナム北部のハイフォン市で「ディンブー・ロジスティクスセンター(第2期)」の開所式を行ったと発表した。 ハイフォン市はベトナム北部の重要な港湾都市。国際深水港であるハイフォン港は、世界各地への物流アクセスを可能にする国際的な拠点で、ベトナム北部の玄関口としての役割を果たしている。周辺には多くの工業団地が集積しており、日系企業をはじめとする外資系製造業や地元企業が進出する重要な産業地域だ。近年は... -
■物流施設 投資関連情報2025版<6.5~6.11>
<2025年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報> ■NIPPON EXPRESSホールディングス(株)<6月9日>NXベトナム(有)がベトナム北部のハイフォン市で「ディンブー・ロジスティクスセンター(第2期)」開所式を実施/医療・電子機器対応の高機能物流拠点が完成、温湿度管理のために定温保管室と大型空調設備を導入 NIPPON EXPRESSホールディングス(株)は、グループ会社のNXベトナム(有)が5月20日にベトナム北部のハイフォン市で「ディンブー・ロジスティクスセンター(第2期)」の開所式を行... -
物流・ロジスティクス関連ニュース・トピックス(2025年6月3日~6月9日)
物流・ロジスティクスに関連する(2025年6月3日~6月9日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■酒類飲料・自動運転/アサヒロジ(株)、キリングループロジスティクス(株)、サッポログループ物流(株)、サントリーロジスティクス(株)⇒自動運転トラックによる酒類・飲料の幹線輸送実証に参画/6月9日から関東・関西間の高速道路上の一部で(株)T2が開始、酒類・飲料業界の持続可能な輸送体制の構築を目指す ■経営・TOB/トヨタグループ⇒(株)豊田自動織機の非公開化に向けてTOB開始予定を公表/トヨタ自動車(株)、ト... -
第1回 ソータブルとノンソータブル<アマゾンジャパンの物流のどこが凄いのか>―【連載寄稿】湯浅コンサルティングの「物流はおもしろい!」
株式会社湯浅コンサルティングコンサルタント内田 明美子 氏 はじめに アマゾンジャパンの物流といえば、テレビやweb上で紹介される広大な物流センターの様子や、ロボットが動き回る動画を思い浮かべる方も多いことでしょう。日本のBtoC市場をけん引する存在であり、物流においても先進的な取り組みで知られるアマゾンジャパンですが、その物流の量や考え方を知りたいと思うと、意外と情報は限られています。 例えば、アマゾンジャパンの売上高や宅配個数は非公表です。日本経済新聞が毎年行っている「小売... -
(株)ミスミグループ本社⇒「西日本流通センター」移転先の兵庫県川西市で起工式を実施/延床面積は現行センター比7.5倍の4.5万㎡に、40万点の在庫保有でBCP対応力も大幅向上
(株)ミスミグループ本社は6月2日、現在の「西日本流通センター」(兵庫県三田市)の移転先となる兵庫県川西市で起工式を行った。 移転先拠点の延床面積は、現行の西日本流通センター比で約7.5倍に拡張。自動化に向けた設備も導入し、在庫保管および出荷処理能力の増強を図ることで、BCP対応力の大幅な向上にも寄与する。同社は今後、一層のサービス向上を通してIA(インダストリアル・オートメーション)産業の顧客に対し、グローバルでの時間価値の提供、および生産性向上に貢献していく。 移転先拠点は2026... -
西濃運輸(株)⇒石川県金沢市に全天候型の新物流拠点「金沢支店金沢倉庫」を開設/5,000坪を超える大型倉庫、商品保管や入出庫管理から流通加工までワンストップサービスを提供
西濃運輸(株)は6月11日、石川県金沢市に5,000坪を超える大型倉庫「金沢支店金沢倉庫」を開設する。 ○「金沢支店金沢倉庫」の特徴 同倉庫は、北陸地方の中心部である石川県金沢市に立地している。交通面では、北陸自動車道「白山IC」から約2.5km、「金沢西IC」から約3.1kmの場所に位置し、西濃運輸金沢支店からも約4kmと近く、同支店の優れたリードタイムを活かし、関東・関西・中部圏の中心部への翌日配送が可能。また、「金沢港」から約7kmと近いことから、船舶を活用した国際輸送にもスムーズに対応すること... -
アズワン(株)⇒福岡県古賀市に新物流センター「九州DC」を開設/GTP実現するMH機器導入で全体作業効率37%向上を見込む
アズワン(株)は、福岡県古賀市に新たな物流センター「九州DC」をセイコー運輸(株)・福岡LC(2024年12月竣工)内に開設した。 新設倉庫では、ギークプラス社製のMH機器「PopPick」を導入。商品を保管する高層棚(3.8m)をAGVが搬送し、ピッキング場所でピッキング位置に自動セットアップする“GTP”を実現するもので、全体作業効率37%向上を見込む。 同社は同施設の開設を通じ、産業用先端半導体等の一大生産拠点として注目を集めている九州エリアに対し、昨今の物流面での社会課題の解決のほか、物流を核とし... -
(株)関通⇒兵庫県尼崎市の次世代型新物流拠点「関通 MEGA 物流センター」が竣工/延床面積約3万5,000㎡超の関西エリア最大規模の物流拠点、多様化する顧客ニーズに合わせた最適な物流ソリューション提案が可能に
(株)関通は、兵庫県尼崎市で関西エリア最大規模となる新物流拠点「関通MEGA物流センター」(床延面積約1万800坪)が竣工し、5月26日に竣工式を行ったと発表した。同拠点の開設で関西エリアでの保有倉庫は計7拠点、総面積約5万2,760坪に拡大し、多様化する顧客ニーズに合わせて最適な物流ソリューションに提案が可能になったとしている。 ○「関通MEGA物流センター」の特徴①「都市近接 × 高速アクセス」物流効率を最大化する新拠点 兵庫県尼崎市に位置する同拠点は高速道路網が整備されており、交通渋滞を避け、...