東京ロジファクトリー(株)⇒神奈川県厚木市に開設した「厚木愛川物流センター」の営業を開始/神奈川県央エリアの営業倉庫と位置づけ、倉庫・荷役・配送サービスを拡充

  • URLをコピーしました!

 東京ロジファクトリー(株)は4月18日、神奈川県厚木市に開設した「厚木愛川物流センター」(1万8,421.59㎡)の営業を開始した。同社が強みとするドミナント展開戦略の一環。神奈川県央エリアの営業倉庫と位置づけ、顧客ニーズに応じた倉庫・荷役・配送サービスを拡充するとともに、受注活動を進める。

〇同センターの特徴
① 倉庫は1フロア約1,360坪の4層構造、36スパンの柱間。多層階だが、 EV2基、垂直搬送機2基の計4基の上下搬送機を活用し、フォークリフトの長距離運搬を減らすことでバースの回転率向上を実現する。柱間は、中心通路から保管スペースと作業エリアにつながる動線レイアウトを設定した場合、最も生産性が向上できる規格に設計した。
② トラックバースはY軸方向が13.35mあり、ウィング両開きの荷役作業も安全に行える。一般的なピロティタイプ(柱スパン10m~11m程度)の倉庫は、ウィング両開きでフォークリフトによる積み下ろしを行う場合、柱が作業の障害となって危険が生じるため、同センターではこれを改善したもの。ドックレベラーも2基配置されているため、コンテナなどのデバンニング、バンニング作業の請負も可能だ。
③ 各フロアの有効高は6m。高さを必要とする荷物の保管はもちろん、高さを活用した保管効率の高いオペレーションが可能。
④ 2階以上の上層階には空調設備を導入致する。温度管理の必要な商品への対応と従業員の労働環境の整備が目的。また、倉庫内に防虫防鼠のモニタリングサービスを導入し、衛生・品質管理を強化する。
⑤ センターの立地する内陸工業団地は、物流センターと基幹配送センターの集積地。圏央道「相模原愛川IC」に近く、圏央道、東名高速道路を利用したストックポイントとして物流利便性が高い。

※「厚木愛川物流センター」の施設概要
住所:神奈川県厚木市上依知3012-2
敷地面積:1万0,033.04㎡
延床面積:1万8,421.59㎡
設備:荷物用EV 2基(4.1t)、垂直搬送機 2基(1.5t)、ドックレベラー 2基、倉庫内空調設備 3階~5階、バース高床式1.0m

目次