
アマゾンジャパン合同会社(株)は、兵庫県尼崎市に新設した物流拠点「Amazon武庫川フルフィルメントセンター(=武庫川FC)」が稼働開始したと発表した。延床面積は約11万1,000㎡、商品保管容量は約117万立方フィートで、関西2府4県で運営する同社のフルフィルメントセンター(=FC)としては最大規模。尼崎市内では2拠点目で、地域配送ネットワークの強化に貢献するものと期待されている。
兵庫県は同社の国内でも投資が多い地域で、2025年単年で440億円以上、2021年から2025年の5年間では1,800億円以上を投じてきた。投資にはFCやデリバリーステーションの整備などの設備投資に加え、施設内ワーカーの給与・報酬などの事業運営費が含まれる。2022年には当時西日本最大の「Amazon尼崎フルフィルメントセンター」を開設し、2020年と2023年には尼崎市と神戸市に配送拠点「デリバリーステーション」を設けている
新設の武庫川FCは、商品の入荷・出荷をそれぞれ1日最大50万個以上処理できる。安全・衛生管理、品質管理、設備保全、テクノロジーを活用したピッキングや梱包など多様な職種で数千人規模の雇用を生み出す。未経験者も含め幅広い人材が働けるよう、定期的なトレーニングやスキルアップの機会も提供する。カフェテリアや「マザーズルーム」「プレイヤーズルーム」、バリアフリー対応の設備を備え、屋上には太陽光発電設備を設置する。立地もJR「尼崎駅」阪急「西宮北口駅」JR「三ノ宮駅」から専用シャトルバスを運行し、阪神「尼崎センタープール前駅」から徒歩10分と、アクセスに優れる。
武庫川FCには、ロボットが商品棚を搬送する「Amazon Robotics」を導入し、約3,000台の「Drive」と約3万台の「Pod」を配置した。従来より最大40%も多くの在庫を保管することができるため、FBA(Fulfillment by Amazon)利用事業者の品揃え拡大にも寄与する。さらに紙袋自動梱包機を導入し、段ボール箱に代わる軽量な紙袋での配送を進める。
※「Amazon武庫川フルフィルメントセンター」の施設概要
所在地:兵庫県尼崎市道意町7-1-17 GLP ALFALINK尼崎 北棟
延床面積: 約11万1,000㎡
商品保管容量: 約117万立方フィート
開設日:2026年8月5日
