
(株)三井倉庫は、韓国現地法人Mitsui‑Soko(Korea)Co.,Ltdが韓国「釜山新港」の自由貿易地域内で建設していた「釜山新港第2倉庫」が9月に竣工し、10月に稼働を開始したと発表した。延床約9,000㎡5階建ての倉庫で、現地で高まる保管・流通加工需要への対応力を高める拠点としての機能が見込まれている。
「釜山新港」は世界有数のコンテナ取扱量を持つ国際ハブ港として発展が続く。現地では食品原料や化学品に加え、医療機器や医薬品など高付加価値貨物の保管・流通加工需要が増加しており、同社は2024年11月に新倉庫の建設を決定していた。
新倉庫は定温空調設備とクリーンルームを備え、医療機器や医薬品など厳格な品質管理を要する貨物の保管・流通加工に対応する。既存「第1倉庫」との一体運用により、危険物対応を含む多様な貨物をワンストップで扱える体制を整えた。自由貿易地域に立地する利点を生かし、非居住者名義での貨物保管や高度な流通加工を通じて顧客の物流最適化とコスト削減に寄与する。
同社は2014年に「第1倉庫」を開設して以来、3国間輸送や流通加工など多角的な物流ソリューションを提供し、実績を積み上げてきた。今回の新倉庫稼働により、アジアパシフィック地域でのサプライチェーン最適化を進め、グローバル市場での物流パートナーとして顧客企業の成長と企業価値向上への貢献を目指す。
※「釜山新港第二倉庫」の施設概要
所在地:釜山新港自由貿易地域熊東物流団地内
規模:5階建て、約9,000坪(延床)
特徴:定温空調設備、クリーンルーム
竣工:2026年9月
稼働開始:2026年10月
