<2026年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報>
■(株)三井倉庫<10月29日>
高付加価値対応の新倉庫「釜山新港第2倉庫」が稼働/医療機器や医薬品対応の定温空調とクリーンルームを整備/既存「第1倉庫」との一体運用で多様な貨物への対応力を向上
(株)三井倉庫は、韓国現地法人Mitsui‑Soko(Korea)Co.,Ltdが韓国「釜山新港」の自由貿易地域内で建設していた「釜山新港第2倉庫」が9月に竣工し、10月に稼働を開始したと発表した。延床約9,000㎡5階建ての倉庫で、現地で高まる保管・流通加工需要への対応力を高める拠点としての機能が見込まれている。
「釜山新港」は世界有数のコンテナ取扱量を持つ国際ハブ港として発展が続く。現地では食品原料や化学品に加え、医療機器や医薬品など高付加価値貨物の保管・流通加工需要が増加しており、同社は2024年11月に新倉庫の建設を決定していた。
新倉庫は定温空調設備とクリーンルームを備え、医療機器や医薬品など厳格な品質管理を要する貨物の保管・流通加工に対応する。既存「第1倉庫」との一体運用により、危険物対応を含む多様な貨物をワンストップで扱える体制を整えた。自由貿易地域に立地する利点を生かし、非居住者名義での貨物保管や高度な流通加工を通じて顧客の物流最適化とコスト削減に寄与する。
同社は2014年に「第1倉庫」を開設して以来、3国間輸送や流通加工など多角的な物流ソリューションを提供し、実績を積み上げてきた。今回の新倉庫稼働により、アジアパシフィック地域でのサプライチェーン最適化を進め、グローバル市場での物流パートナーとして顧客企業の成長と企業価値向上への貢献を目指す。
※「釜山新港第二倉庫」の施設概要
所在地:釜山新港自由貿易地域熊東物流団地内
規模:5階建て、約9,000坪(延床)
特徴:定温空調設備、クリーンルーム
竣工:2026年9月
稼働開始:2026年10月
■(株)東急不動産<10月29日>
単独事業による初のシングルテナント型冷凍冷蔵「LOGI’Q松戸コールドセンター」を着工/広温度帯可変区画と排熱利用設備を装備、2028年5月竣工予定
(株)東急不動産は、物流施設シリーズ「LOGI’Q」の新拠点となる冷凍冷蔵専用施設「LOGI’Q松戸コールドセンター」(千葉県松戸市)を10月22日に着工したと発表した。同社が単独事業として開発するシングルテナント型冷凍冷蔵専用施設は今回が初めて。竣工は2028年5月となる予定だ。
新施設は、冷凍・冷蔵・定温の各温度帯に対応する広温度帯可変区画を備え、+5℃~−25℃で温度設定が可能。食品や生鮮品など温度管理が求められる貨物に柔軟に対応し、冷凍冷蔵物流の需要拡大に応える。冷凍機の排熱を利用した高省エネ型設備を導入し、環境負荷の低減と運用コストの抑制を図る。
同社は2024年以降、既存施設への冷凍冷蔵区画導入を通じ、冷凍冷蔵物流施設市場に本格参入してきた。冷凍冷蔵倉庫は一般的なドライ倉庫と比べて電力使用量が多く環境負荷が高い課題があるが、同社は再生可能エネルギー事業の実績を生かし、屋上太陽光発電やグループ会社による再エネ供給を組み合わせて環境配慮型の運営を進める。
新施設の立地は「松戸IC」から約8kmで、都心から20km圏内に位置する。消費地近郊での配送に適し、北総鉄道「松飛台駅」や「大町駅」から徒歩圏内で従業員の通勤利便性も高い。延床面積は1万451.17㎡で、1階〜4階に冷凍冷蔵区画を配置し、1階には作業効率を高める仮置き冷凍スペースを設ける。
同社は環境配慮型物流インフラの整備を進めており、本物件を通じて冷凍冷蔵領域のラインアップ拡充とサプライチェーンの最適化への貢献を目指す。
※「LOGI’Q松戸コールドセンター」の施設概要
所在地:千葉県松⼾市松⾶台字中原522-1
⽤途地域:準⼯業地域
主要⽤途:倉庫業を営む倉庫
敷地⾯積:4,810.49㎡(1,455.17坪)
延床⾯積:1万451.17㎡(3,161.47坪)
建物構造:鉄⾻造4階建て
着⼯:2026年10⽉22⽇
竣⼯:2028年5⽉15⽇
トラックバース:11台
環境認証(予定):CASBEE A認証
■日本GLP(株)<10月29日>
兵庫県西宮市で全館冷凍冷蔵の大型物流施設「Marq 鳴尾浜2」が着工/「鳴尾浜IC」至近の好立地で関西エリアの広域配送網を強化/徹底した浸水対策や太陽光パネル設置を通じて環境配慮と防災力も強化
日本GLP(株)は、兵庫県西宮市鳴尾浜で全館冷凍・冷蔵物流施設「Marq 鳴尾浜2」を着工した。収容能力は約1万8,000t(F級)を確保し、2028年4月の竣工を予定する。同社が兵庫県内で開発する先進的冷凍・冷蔵物流施設としては3棟目となる。
同施設は、敷地面積約5,750㎡、延床面積約1万2,068㎡。地上4階建てのS造耐震構造で、1棟使いが可能なボックス型のシングルテナント型施設となる。庫内は-25℃設定で1階から4階の全階に冷凍スペースを設ける。床荷重は2.0t/㎡、有効天井高は6mを確保する。1階にはアウターバースと大屋根を配置して保管面積を広げ、10tトラック9台と40ftセミトレーラー2台が接車可能な設計とした。
同施設の立地は阪神高速5号湾岸線「鳴尾浜IC」から約1.2kmに位置する。阪神電鉄本線「甲子園駅」およびJR神戸線「甲子園口駅」からの路線バス路線上にあり、武庫川団地などの住宅地にも近く雇用確保に優れる。神戸港と大阪港の中間地点であるため、輸入貨物の受け入れ、通関、検疫、流通加工、配送までの一連の物流工程を集約しやすい。
防災面では地盤レベルを周辺道路より高くする浸水対策を講じ、受変電設備などの重要機器を屋上に配置する。環境面では太陽光パネルやLED照明を導入し、「CASBEE認証」と「ZEB Ready認証」の取得を目指す。快適な就労環境づくりとして休憩室や多目的室も備える。
※「Marq 鳴尾浜2」の施設概要
所在地:兵庫県西宮市鳴尾浜3-9-5
敷地面積:約5,750㎡
延床面積:約1万2,068㎡
収容能力:約1.8万t(F級)
構造:地上4階建て、S造耐震
着工:2026年11月
竣工:2028年4月(予定)
■イオン(株)、イオングローバルSCM(株)、(株)Mujin<10月29日>
店舗別の仕分けから混載積み付けまで自動化する「イオン川口東XD」が稼働/独自開発のフィジカルAI搭載ロボット導入によりカゴ台車への積み付け工程を自動化/共同開発したWESにより自動化設備と現場作業員の一体制御を実現
イオン(株)、イオングローバルSCM(株)、(株)Mujinの3社は、埼玉県川口市で“物流構造改革”の次世代自動化モデルセンターとなる「イオン川口東XD」を本格稼働させた。都市型小型食品スーパー向けの多頻度・小口出荷に対応する拠点として、店舗別の仕分けからカートラック(カゴ台車)への混載積み付けまでの一連の工程を自動化したものだ。同工程の自動化はイオンとして初の取り組みとなる。
同施設では3Dビジョンセンサーとリアルタイム動作制御機能を備えたフィジカルAI搭載ロボットを導入。従来の産業用ロボットでは困難だったサイズや重量の異なる複数商品の混載積み付けを実現した。事前シミュレーションに基づいて荷積みを行い、作業中の位置ずれや荷崩れが生じた際もセンサーが積載状態を認識し、リアルタイムで軌道を修正して連続稼働する。
設備面では、ケース順立てシャトルラックや混載デパレタイズロボット、混載パレタイズロボット、AGVのほか、デジタルピッキングを連携させた定点ピッキングステーションなどの最新MH設備を配置。併せて共同開発したWESを導入し、ロボットやシャトルラックなどの自動化設備に加え、ハンディ端末を使う作業員への業務指示も一括制御する仕組みとした。店舗ごとの出荷情報や締切時刻に合わせ、商品の供給順序や設備の動線を分・秒単位で自動調整し、全体の稼働状況をリアルタイムで可視化することができる。
3社は今後も本拠点を軸にさらなる物流構造改革を推進していく方針だ。
■ラサール不動産投資顧問(株)、(株)NIPPO<10月29日>
千葉県船橋市のBTS型冷凍冷蔵物流施設「船橋物流ターミナル」が竣工/「湾岸市川IC」至近の好立地を生かした首都圏広域配送網の構築へ/3温度帯対応とプロセスセンター完備で食品物流効率化を実現
ラサール不動産投資顧問(株)と(株)NIPPOは、千葉県船橋市で開発を進めていたBTS型物流施設「船橋物流ターミナル」が竣工したと発表した。
同施設は、(株)ムロオの物流機能と、(株)ワイズマートの食品加工機能を一体化した専用冷凍冷蔵物流施設として開発されたもの。施設規模は、敷地面積が1万6,455.52㎡、延床面積が2万9,157.12㎡で、鉄骨造の地上4階建て。外構には北・東面の2面バースを備え、普通車108台と大型車27台を合わせた駐車場135台分が配置されている。
機能面では、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応したオペレーションが可能で、最新鋭の食品加工機能を備えたプロセスセンターを完備している。床の平滑性にも配慮し、倉庫内の作業を効率化する様々な自動化設備に対応する仕様となっている。倉庫内でのLED照明や人感センサー、節水型衛生器具の配置などによる省エネ対策を行い、環境負荷低減にも配慮している。
立地面では、千葉の湾岸エリアに位置し、東京の中心エリアまで車で約30分と首都圏の大消費地を目前に控える。東関東自動車道の「湾岸市川IC」まで約1km、京葉道路の「船橋IC」まで約2kmと高速道路網へのアクセスが良く、首都圏広域への配送が可能である。また、JR京葉線の「二俣新町駅」から徒歩圏内にあり、従業員確保の観点からも恵まれた立地となっている。
※「船橋物流ターミナル」の施設概要
所在地:千葉県船橋市西浦2-11-2
敷地面積:1万6,455.52㎡ (約4,978坪)
延床面積:2万9,157.12㎡ (約8,820坪)
構造:鉄骨造、地上4階建て
用途:専用物流施設
着工:2024 年 11 月 1 日
竣工:2026年 10 月30日
■三菱地所(株)、農林中央金庫、JA三井リース(株)、MUFGファイナンス&リーシング(株)<10月30日>
大阪市大正区の全区画温度可変式冷凍冷蔵物流施設「ロジクロス大阪大正Ⅱ」が竣工/物流結節点の好立地を生かして多様なコールドチェーン物流需要に対応/太陽光パネルや自然冷媒の導入のほか、国産木材活用で環境負荷低減とZEB認証取得を実現
三菱地所(株)、農林中央金庫、JA三井リース建物(株)、MUFGファイナンス&リーシング(株)の4社は、大阪市大正区で共同開発を進めてきたマルチテナント型冷凍冷蔵物流施設「ロジクロス大阪大正Ⅱ」が竣工したと発表した。
同施設は、敷地面積約2万1,660㎡、延床面積約4万5,430㎡の鉄骨造・地上4階建てで、耐震構造のボックス型施設となっている。 機能面では、すべての区画で庫内温度を柔軟に設定できる全区画温度可変式(-21℃~+5℃、一部増強区画は-27℃~+5℃)を採用し、幅広いコールドチェーン物流の需要に対応する。また、床荷重1.5t/㎡、梁下有効高5.5mを確保するとともに両面バースを採用し、非常用発電設備による災害時24時間の施設稼働や電気設備機器を地盤面から5m以上の高さに配置するなどの浸水対策を講じている。
三菱地所(株)、農林中央金庫、JA三井リース建物(株)、MUFGファイナンス&リーシング(株)の4社は、大阪市大正区で共同開発を進めてきたマルチテナント型冷凍冷蔵物流施設「ロジクロス大阪大正Ⅱ」が竣工したと発表した。
同施設は、敷地面積約2万1,660㎡、延床面積約4万5,430㎡の鉄骨造・地上4階建てで、耐震構造のボックス型施設となっている。 機能面では、すべての区画で庫内温度を柔軟に設定できる全区画温度可変式(-21℃~+5℃、一部増強区画は-27℃~+5℃)を採用し、幅広いコールドチェーン物流の需要に対応する。また、床荷重1.5t/㎡、梁下有効高5.5mを確保するとともに両面バースを採用し、非常用発電設備による災害時24時間の施設稼働や電気設備機器を地盤面から5m以上の高さに配置するなどの浸水対策を講じている。
立地面では、大阪港と関西主要消費地を結ぶ物流結節点に位置し、「難波駅」から5km圏内、「大阪駅」から10km圏内という大消費地への高い配送利便性を有する。動物検疫検査場所としての指定および保税倉庫の許可に必要な条件を備えるほか、大阪シティバスの「鶴町一丁目バス停」より徒歩5分と通勤面での利便性も高い。
環境・サステナビリティ面では、屋上の太陽光パネル設置や自然冷媒の導入、節水器具・断熱材の採用により、「BELS」最上位の『ZEB』および『CASBEE』のSランクを取得している。さらに、共用部や休憩室等には三菱地所グループのMEC Industry(株)が調達した国産木材を採用し、木製ルーバーや壁パネル、南九州産CLT(クロス・ラミネーティッド・ティンバー)材を活用した木造プレファブ建築による休憩室、CLTを活用したOAフロアなどを導入している。
※「ロジクロス大阪大正Ⅱ」の施設概要
所在地:大阪市大正区鶴町1-1-46
用途:マルチテナント型冷凍冷蔵物流施設 ※最大3テナント入居可能
規模・構造:地上4階建て、ボックス型、鉄骨造、耐震構造
敷地面積:約2万1,660㎡(約6,552坪)
延床面積:約4万5,430㎡(約1万3,743坪)
着工:2025年1月20日
竣工:2026年10月31日
■(株)ファーストロジ<11月1日>
千葉県柏市の「柏ロジスティクスセンター」で保税蔵置場を取得して運用開始へ /保税状態で外国貨物を保管する体制整備による輸入から国内配送までの効率化
ファーストロジ(株)は、千葉県柏市に位置する「柏ロジスティクスセンター」で保税蔵置場の許可を取得し、11月10日から運用を開始すると発表した。
今回の許可取得により、同施設では、輸入許可前の外国貨物を税関長の許可を受けて保税状態で蔵置することが可能となり、関税等の納付前に外国貨物を保管できる体制が整う。近年は、EC市場の拡大や物流ニーズの多様化など伴い、輸入貨物の保管・管理から国内配送まで、効率的で柔軟性のある物流体制が求められているが、その対応力が強化される格好だ。初回許可期間は11月1日。蔵置貨物の種類は輸入一般貨物および通販貨物となっている。
■みずほリース(株)、エムエル・エステート(株)<11月2日>
「LOGIFRONT 名古屋みなと Malien」屋根上の太陽光発電設備が稼働開始/オンサイト型PPA導入と環境認証取得で環境性能向上を推進/年間約61万kWh発電で入居テナントの脱炭素ニーズに貢献
みずほリース(株)の100%子会社エムエル・エステート(株)は、信託受益権を保有する物流施設「LOGIFRONT 名古屋みなと Malien」の屋根上にオンサイト型PPAスキームを活用した太陽光発電設備を導入し、11月1日に稼働させた。
同社はPPA事業者である東急不動産(株)と太陽光電力供給契約を締結し、施設の屋根上に太陽光発電設備を設置・運用する。太陽電池容量は486.08kW(620W×784枚)で、年間想定発電量は61万1,554kWhを見込んでおり、発電した電力は共用部およびテナント専有部で活用される。オンサイト型PPAスキームを活用した投資・開発物件への太陽光発電設備の導入は同社として初めての取り組み。環境負荷低減の取り組みとして「CASBEE」のAランク(総合評価4☆)を取得している。
同施設は地上4階建てのBOX型。延床面積6,500坪超で、2分割での利用も可能な平面設計となっている。倉庫部分は、床荷重1.5t/㎡、梁下有効高さ5.5mを確保しており、キュービクル等の重要設備を屋上に配置するなどBCPにも対応している。立地としては名古屋第二環状自動車道の「南陽IC」や名古屋高速道路の「港明IC」至近に位置し、名古屋中心部への市内配送や西三河エリアへの広域中継拠点としての利用が見込まれている。
■霞ヶ関キャピタル(株)<11月2日>
福岡県古賀市で約1万6,530㎡の物流施設開発用地を取得/開発施設のアセットタイプは計画中、2028年初頭着工・2030年春竣工の予定
霞ヶ関キャピタル(株)は、福岡県古賀市で物流施設開発用地を取得した。
同開発用地は約1万6,530㎡で、開発施設のアセットタイプは計画中としている。開発施設の延床面積は3万3,732㎡で、2028年初頭に着工し、竣工は2030年春となる予定だ。
■大和ハウス工業(株)<11月2日>
群馬県伊勢崎市でマルチテナント型物流施設「(仮称)DPL群馬伊勢崎」を着工/北関東自動車道「伊勢崎IC」至近の立地を生かした群馬県内および首都圏への広域配送拠点/最大4テナントが入居可能で重量物保管にも対応
大和ハウス工業(株)は、群馬県伊勢崎市においてマルチテナント型物流施設「(仮称)DPL群馬伊勢崎」を、11月9日に着工すると発表した。
同施設は、同社が群馬県内で開発する最大規模の物流施設。地上2階建て、敷地面積3万4,855.24㎡、延床面積4万3,714.58㎡の規模を有する。伊勢崎市公設地方卸売市場の跡地を活用して開発される事業用地の1区画に建設されるもので、1区画約7,400㎡から利用でき、最大4テナントの入居が可能となる。
建物では、幅員13mの前面道路に面し、両側面に2階へつながるスロープを設けて一方向動線とすることで、車両の円滑な入出庫を実現している。また、1階および2階のトラックバースにシャッターを設置し、天候に左右されない作業環境を確保している。さらに、1階の床荷重を標準的なマルチテナント型物流施設を上回る2.0t/㎡に設定して飲料や自動車部品・機械類などの重量物保管に適した設計としたほか、2階の床荷重も1.5t/㎡を確保して通販物流や常温食品などの保管に対応する。加えて、BELSの最高ランク6☆の取得およびZEB Ready以上の認証取得を目指し、環境負荷低減にも配慮している。
立地面では、国道17号に近接するほか、北関東自動車道の「伊勢崎IC」から約3.6kmに位置している。東京都心部からも90km圏内にあり、群馬県内はもとより埼玉県や東京都を含む首都圏への広域配送拠点に適した立地条件を備えている。また、伊勢崎市が作成した防災マップの浸水想定地域に該当せず、大雨時の河川氾濫などによる浸水リスクの影響を受けにくい特性も有している。
※「(仮称)DPL群馬伊勢崎」の施設概要
建設地:群馬県伊勢崎市日乃出町702-1、三室町6200-1
敷地面積:3万4,855.24㎡(1万543.71坪)
延床面積:4万3,714.58㎡(1万3,223.66坪)
賃貸面積:3万8,375.63㎡(1万1,608.63坪)
入居テナント数:最大4テナント(1区画:約7,400㎡~入居可能)
構造等:S造、耐震構造、地上2階建て
床荷重:最大 2.0t/㎡
梁下有効高さ:5.5m
建物用途:マルチテナント型物流施設
着工日:2026年11月9日
竣工予定日:2028年9月29日
入居可能日:2028年10月1日
■三井不動産(株)、日鉄興和不動産(株)<11月4日>
京都府八幡市で大型物流施設「MFLP・LOGIFRONT京都八幡Ⅱ」を着工/同一敷地内で先行開発されている「MFLP・LOGIFRONT京都八幡Ⅰ」との一体計画/1フロア約1万坪超の平面計画やロングウイング車対応バースなどで大規模オペレーションを支援
三井不動産(株)と日鉄興和不動産(株)は11月2日、京都府八幡市内で大規模物流施設「MFLP・LOGIFRONT京都八幡Ⅱ」を着工した。
同施設は、同一敷地内で先行開発されている「MFLP・LOGIFRONT京都八幡Ⅰ」との一体計画で、地上4階建て・ダブルランプ型の物流施設となる。両施設を合わせた総延床面積は24万㎡超となり、2028年9月末に竣工する予定だ。
立地面では、第二京阪道路や新名神高速道路などへのアクセス性に優れる。竣工後は関西広域配送に対応する拠点としての活用が見込まれる。
施設面では、約400mの長辺スパンを活かした1フロア約1万坪超の大規模な平面利用が可能となっており、保管から出荷までの各工程を効率的に配置できる設計となっている。また、全ての階のトラックバースにおいてロングウイング車が接車可能であるほか、1階東側には南北両面バースを計画し、効率的な入出庫動線を確保。さらに、全ての階の倉庫エリアで2.0tフォークリフトが走行できるスペックとなっている。そのほか、普通自動車駐車場約585台、トラック待機駐車場約35台、トラックバース約310台を確保するなど、多くの車両受け入れやトラック待機場所のひっ迫緩和に配慮した設計となっている。BCP面では、最大72時間対応の非常用発電機の備えや、敷地の嵩上げによる浸水対策なども講じられている。
※「MFLP・LOGIFRONT京都八幡Ⅰ」の施設概要
所在地:京都府八幡市戸津水戸城301他
敷地面積:約3万6,620㎡(約1万1,077坪)
延床面積:約8万359㎡(約2万4,308坪)
規模・構造:地上4階建て・スロープ・鉄骨造
用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
着工:2026年3月16日
竣工:2027年8月末(予定)
※「MFLP・LOGIFRONT京都八幡Ⅱ」の施設概要
所在地 京都府八幡市戸津水戸城301他
敷地面積:約7万8,815㎡(約2万3,841坪)
延床面積:約16万1,565㎡(約4万8,873坪)
規模・構造:地上4階建て・ダブルランプ・鉄骨造
用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
着工:2026年11月2日
竣工:2028年9月末(予定)
■阪急阪神不動産(株)<11月4日>
オーストラリア主要3都市で満床稼働中の物流施設4物件を取得/人口増加やEC市場拡大で物流需要が高まるシドニー・メルボルン・ブリスベンで賃貸事業を展開
阪急阪神不動産(株)は、オーストラリアの現地法人Hankyu Hanshin Properties Australia Pty Ltdを通じ、同国の不動産投資運用会社であるアッシュ モーガン社がマネジメントするファンドと共同で、オーストラリア主要3都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン)で稼働中の物流施設4物件を取得し、同国における物流不動産賃貸事業を拡大すると発表した。
オーストラリア市場では、人口増加による底堅い消費動向に加え、EC市場の拡大によって物流施設への需要が高まっている。今回取得した物件は、いずれも主要都市圏の中心部および港湾部から車で約30分程度に位置し、主要幹線道路へのアクセスにも優れた物流施設適地にあり、現在はすべて満床稼働となっている。
同社は2023年に現地法人を設立して以降、オフィス・商業複合施設の取得や、シドニー・メルボルン・ブリスベン・パースにおける11カ所の物流施設賃貸事業への参画、さらにシドニー近郊でのマンション分譲事業やメルボルンでの宅地分譲事業など、同国での事業を多角的に展開している。
※オーストラリアで取得した4つの物流施設の概要
①シドニー ミルペラの物流施設
階数・棟数:平屋建て(1棟)
敷地面積:2万1,400㎡
賃貸床面積:1万3,200㎡
②メルボルン キャンベルフィールドの物流施設
階数・棟数:平屋建て(3棟)
敷地面積:3万5,800㎡
賃貸床面積:1万7,400㎡
③ブリスベン クレストミードの物流施設
階数・棟数:平屋建て(2棟)
敷地面積:7万5,900㎡
賃貸床面積:3万7,900㎡
④ブリスベン ブンダンバ の物流施設
階数・棟数:平屋建て(1棟)
敷地面積:2万2,100㎡
賃貸床面積:9,900㎡ |
<7棟合計>
敷地面積:15万5,200㎡
賃貸床面積:7万8,400㎡
※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。
