
日本GLP(株)は、茨城県境町の先進的物流施設「Marq 境古河1」が早期に満床稼働を達成したと発表した。
国道4号や圏央道沿線を中心とする北関東エリアでは大型物件の新規供給が相次ぎ、エリア全体で物件供給が先行している。日本GLPは、「Marq」ブランドの施設展開においてマーケット特性を踏まえた商品性とテナント課題に踏み込む伴走型支援を行っており、今回の「Marq 境古河1」ついてもこの取り組みが評価され、数ある物件選択肢の中から選ばれた格好だ。
物流業界では「2024年問題」に象徴される労働力・輸送力不足、EC拡大による物量増加、CLO選任など制度面の変化が進み、複合的な課題が顕在化している。日本GLPは「Marq」ブランドの施設展開において全国の物流施設基盤と顧客接点を生かし、課題解決を支援する「Marqコンシェルジュ」を軸に、荷主紹介や市場調査、設備投資支援、補助金申請、雇用・運用コスト最適化まで多面的な伴走支援を提供し、高い評価を受けている。
日本GLPはまた、物流・テクノロジー領域のスタートアップを支えるMonoful Venture Partners(=MVP)が出資する企業ネットワークを活用し、新規顧客との接点を創出。潜在需要の把握から拠点計画、運営立ち上げまで一貫して支援することで、早期契約獲得につなげてきた。MVPとの連携による新規入居・館内増床は約4,000坪となり、総賃貸面積の約2割を占める。
「Marq 境古河1」の入居企業は、(株)拓洋、オオサカデリバリー(株)、(株)KURUKURU、角川流通倉庫(株)、セイノースーパーエクスプレス(株)ほか4社の計9社で、いずれも「Marq」ブランド施設への入居は初めて。拓洋は低床・高床両バースによる多様なオペレーション対応と複数拠点集約による効率化を評価し、セイノースーパーエクスプレスは新規事業展開に最適な区画設定と高速道路至近の立地を高く評価したという。
※「Marq 境古河1」の施設概要
所在地:茨城県猿島郡境町大字蛇池字西原748
敷地面積:4万1,989.58㎡
延床面積:8万3,936.72㎡
建物構造/階数:地上4階建て、耐震S造
着工:2023年12月
竣工:2025年5月
認証取得:CASBEE取得、ZEB認証(予定)
