ダイセーエブリー二十四(株)⇒西日本の広域配送を担う物流拠点「岡山スーパーハブセンター」を開設/岡山地区2拠点統合で倉庫面積を約1.6倍に拡張、「早島IC」至近の立地を生かして近畿・四国・九州結ぶ物流網強化

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 チルド食品物流を手がけるダイセーエブリー二十四(株)は、岡山市南区に新たな物流拠点「岡山スーパーハブセンター」を開設する。竣工は4月28日、稼働開始は5月13日となる予定。岡山地区に点在していた2拠点を統合し、新物流拠点を広域配送ネットワークの最適化と冷凍・チルドの保管能力強化のための戦略拠点として位置づける。
 新拠点は「早島IC」から車で約4分と交通利便性が高く、山陽自動車道や瀬戸中央自動車道に直接アクセスできる。近畿・四国・九州を結ぶ広域配送の中継拠点として適した立地を生かし、幅広い納品時間に対応できる物流ネットワークを構築する。食品の安定供給と効率的な物流オペレーションの両立を目指す。
 開設の背景には、チルド食品物流の需要拡大と、西日本エリアの物流高度化がある。従来の2拠点体制では保管能力や幹線輸送の連携面で将来の需要増に十分対応できない状況が生じていた。新拠点では幹線輸送を一元化し、オペレーションを集約することで配送効率を高める。倉庫面積は従来2拠点の合計から約1.6倍に拡張し、取扱量の増加や季節変動にも柔軟に対応できる体制を整える。
 施設面では、脱フロン仕様の冷凍・冷蔵設備やインタンクによる燃料供給体制、非常時に稼働可能な発電機を備え、太陽光パネルの設置によりエネルギー効率を高めるなど、環境負荷低減と災害対策を強化した。安定した食品供給と高い品質管理を維持できる拠点を目指す。
 従業員の働きやすさにも配慮し、作業エリアには有線放送を導入して生産性とモチベーション向上を図る。オフィスエリアではフリーアドレスを採用し、ペーパーレス化や部門間コミュニケーションの活性化を促すなど、働き方改革を推進する。

※「岡山スーパーハブセンター」の施設概要
所在地:岡山県岡山市南区箕島字平山3322-1
稼働開始日:2026年5月13日
構造:鉄骨造一部2階建て
敷地面積:1万4,341.67㎡(約4,338.36坪)
倉庫面積:冷蔵(約920坪)、冷凍(約178坪)、常温:(約83坪)
バース数:27基(うち大型用6基)

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