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NRS(株)⇒ 需要おう盛な化学品物流への対応で米国・アリゾナに総合物流拠点を新設/半導体やバッテリー原材料などの物流機能をワンストップで提供
NRS(株)は、米国における化学品物流のおう盛な需要に対応するため、半導体や電池の集積基地としての成長が見込まれる米国・アリゾナ州(中南部のカサ グランデ)に、同社のあらゆる物流機能をワンストップで提供する総合物流拠点を開設する。 同施設で保管するのは、需要拡大が見込まれる半導体やバッテリー原材料など。半導体やバッテリー製造に使用される、可燃性や腐食性の高い化学物質などに対応する危険物倉庫や、高圧ガスの貯蔵所を備える。また、鉄道輸送用の引き込み線も敷設する予定で、これにより西... -
物流施設 投資関連情報2023版<12.14~12.20>
<2023年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■(株)三鷹倉庫<12月14日>物流2024年問題やSDGs・BCPなどに対応する最先端物流拠点を「TRC」に開業/陸・空・海の交通利便性を武器に物流の高速化と効率化を実現 (株)三鷹倉庫は2023年12月25日、東京都大田区平和島の大規模流通センター「TRC」に物流拠点を開業する。物流2024年問題への対応と、SDGs、BCPの強化が目的。持続可能な発展目標や災害対策にも対応し、これら課題の克服を見込む。新拠点の開設施設は、物流自体の付加価値で差別化できること、多... -
アスクル(株)⇒「AVC 関西」で(株)ギークプラスの新GTPソリューション「PopPick」を導入・稼働へ/ロングテール商品拡大に向け「高密度収容」「庫内作業効率化」を目指す
アスクル(株)は 12月21日、同社最大の物流拠点「ASKUL Value Center 関西(AVC 関西)」に(株)ギークプラスの新GTPソリューション「PopPick」318台を導入し、そのうちの約7割となる246台を稼働させる。今回の同ソリューション導入は、同社が中期経営計画で重要施策に掲げる「品揃え拡大」に対応するもの。庫内作業のさらなる生産性向上に向け、引き続き物流DX を推進する意向だ。 PopPick は、従来とは異なる新たなGTPソリューション。在庫商品の入った折りたたみコンテナを収納した棚をロボットがピッキング作... -
ニュース・トピックス(2023年12月12日~12月18日)
物流に関連する(2023年12月12日~12月18日の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■ ロボット・導入/アスクル(株)⇒「AVC 関西」で(株)ギークプラスの新GTPソリューション「PopPick」を導入・稼働へ/ロングテール商品拡大に向け「高密度収容」「庫内作業効率化」を目指す ■医薬品・輸配送/日本通運(株)⇒新医薬品物流サービス「NX Pharma-TC」をCSLベーリング(株)に提供/GDP認証の医薬品専用物流拠点と輸配送ネットワークを活用し、全国の医薬品卸売事業者へ輸送 ■協業・表彰/江崎グリコ(株)、(株)キユーソー流... -
SB C&S (株)⇒江東区青海の物流センターを 2023年末以降から「ESR東扇島ディストリビューションセンター」へ順次移転 /独自物流機能のさらなる最適化と BCP 対策の一環として
SB C&S (株)は、江東区青海の物流センターを 2023年末以降に、川崎市川崎区の「ESR 東扇島ディストリビューションセンター」へ順次移転する。「Value Added Distributor(付加価値提供型ディストリビューター)」としての独自の物流機能のさらなる最適化と、円滑な物流の維持・継続のための BCP(Business Continuity Plan)対策の一環としての取組。「ESR 東扇島ディストリビューションセンター」は、ダブルランプウェイを配した水平構造により、商品の入荷から出荷に至る作業動線の効率化を実現しており、... -
シャボン玉石けん(株)⇒需要増加への対応で福岡県北九州市若松区の工場を拡張し、生産能力拡大へ/2022年から取り組んでいるスマートファクトリー化に併せて推進
シャボン玉石けん(株)は、2024年から福岡県北九州市若松区の工場を拡張し、生産能力拡大計画に着手する。同社が事業内容を無添加石けんの製造・販売に切り替えてから50年目となる2024年を契機として決断したもの。この工場拡張に伴い、本社機能の一部も福岡県北九州市小倉北区の複合商業施設内へ移転する。 【工場拡張について】 シャボン玉石けんの成長戦略の一つである「事業基盤の進化・強化」に向けて、2022年から取り組んでいるスマートファクトリー化に併せ、2024年からは事務所跡地への工場拡張・製造ラ... -
(株)堀場エステック⇒HORIBAグループ過去最大投資による新工場を京都府福知山市に建設/主力製品のマスフローコントローラーや薬液濃度モニターなどの長期・安定供給体制確立を目指す
HORIBAグループで半導体事業を手掛ける(株)堀場エステックは、主力製品のマスフローコントローラーや薬液濃度モニターなどを生産する新工場を京都府福知山市に建設する。研究開発拠点「京都福知山テクノロジーセンター」が所在する長田野工業団地アネックス京都三和ですでに土地を取得しており、2024年7月に着工し、2026年1月に竣工する予定だ。 HORIBAグループの半導体事業は、中長期経営計画「MLMAP2023」で掲げた売上高・営業利益目標を2年前倒しで達成するなど、この数年で飛躍的な成長を遂げている。堀... -
■物流施設 投資関連情報2023版<12.6~12.13>
<2023年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■日清食品ホールディングス(株)<12月7日>ブラジル日清が3番目の生産拠点となる新工場を建設/ブラジル即席麺市場の拡大・成長で生産能力増強/輸出用製品の生産強化、製品ラインアップ拡充も推進 日清食品ホールディングス(株)は、子会社であるブラジル日清がブラジル・パラナ州ポンタグロッサ市に新工場(ブラジル日清 ポンタグロッサ工場 (仮称))を建設すると発表した。新工場は、1981年に稼働開始したイビウナ工場(サンパウロ州)の、2012年に稼働開... -
キリンビバレッジ(株)、キリングループロジスティクス(株)⇒三菱重工業(株)、三菱ロジスネクスト(株)と共同実証した「自動ピッキングソリューション」の海老名物流センターでの導入を決定/物流オペレーター不足や重量物ピッキング、車両待機などの2024年問題への対応を加速
キリンビバレッジ(株)とキリングループロジスティクス(株)は、三菱重工業(株)、三菱ロジスネクスト(株)と共同実証した「自動ピッキングソリューション」を飲料出荷拠点の海老名物流センター(神奈川県海老名市)に導入する。4社共同実証で同ソリューションの物流現場への実効性が検証されたことから決定したもので、2024年12月に本格稼働を開始する予定だ。 同ソリューションは、作業者が効率性を考慮しながら行っているパレット貨物の積付作業(ピッキング)を自動化・知能化する。コンベヤのような固定設備を... -
ニュース・トピックス(2023年12月5日~12月11日)
物流に関連する(2023年12月5日~12月11日の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■自動化・導入/キリンビバレッジ(株)、キリングループロジスティクス(株)⇒三菱重工業(株)、三菱ロジスネクスト(株)と共同実証した「自動ピッキングソリューション」の海老名物流センターでの導入を決定/物流オペレーター不足や重量物ピッキング、車両待機などの2024年問題への対応を加速 ■輸配送・共同/サッポログループ、ハウス食品(株)⇒北関東~大阪間で共同輸送を開始/重軽混載輸送でトラック重量積載率約98%を実現 / CO2排... -
(株)阪急阪神エクスプレス⇒「ロジクロス座間」内の「座間国際ロジスティクスセンター」が稼働/一般倉庫と危険物倉庫を兼備し、単一施設としては同社最大規模
(株)阪急阪神エクスプレスは、物流施設ニーズの高まりを受け、座間デベロップメント特定目的会社(三菱地所(株)の特定子会社)及び ENEOS 不動産(株)が開発した「ロジクロス座間」(神奈川県座間市)内に、阪急阪神エクスプレス最大規模となる「座間国際ロジスティクスセンター(ZGLC)」を開設し、12 月1 日から営業を開始した。 同施設 は一般倉庫のほか、同一敷地内に危険物倉庫も兼備。一般倉庫は使用面積 3万3,857.01 ㎡、単一施設としては当社最大規模の施設となる。同倉庫は、輸出入を含めたロジスティク... -
イケア・ジャパン(株)⇒ 2024年1月18日に北関東初のイケアストア「IKEA前橋」をオープン/北関東エリアの物流拠点としてフルフィルメントセンターの役割も付与
イケア・ジャパン(株)は2024年1月18日、北関東初のイケアストア「IKEA前橋」をオープンする。同ストアの立地は北関東自動車道「前橋南IC」近くで、北関東のほか、長野県や新潟県など周辺地域の消費者のニーズに対応する。同社はまた、同ストアを北関東エリアの物流拠点としても位置づけ、オンラインで商品購入する消費者向けのフルフィルメントセンターとしての役割も付与し、オムニチャネル化をさらに加速するとしている。 -
戸田建設(株)⇒ 熊本市でマルチテナント型物流倉庫の開発を計画/半導体関連産業の集積に向けた産業用地整備に関して熊本市と協定
戸田建設(株)は、熊本市内でのマルチテナント型物流倉庫開発計画を明らかにした。3万2,770㎡の開発区域に延床面積7万2,614㎡の地上4階建ての倉庫を建設するもので、2025年10月に着工し、2027年3月に竣工する予定だ。 同社は熊本市と、半導体関連産業の集積に向けた産業用地整備に関する協定を締結しており、この物流倉庫開発はその取組のひとつ。同じ開発区域内で分割可能な3万8,011㎡の土地については、半導体関連企業への工場用地として2026年4月に売却する予定だ。 -
物流施設 投資関連情報2023版<11.30~12.6>
<2023年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■霞ヶ関キャピタル(株)<11月30日>物流施設開発用地の一部持分を売却/売却先は関電不動産開発(株)とJR西日本不動産開発(株)の2社 霞ヶ関キャピタル(株)は、開発用地のソーシングと企画立案を行った大阪府大阪市の物流施設開発用地の一部持分の売却を決定したと発表した。売却先は、関電不動産開発(株)とJR西日本不動産開発(株)の2社。同社は8 月 30 日にも同開発用地の一部を売却しており、引き続き一部を保有し続けながら、売却先 3 社と共同で開発を進め... -
荷主物流部が今年やるべきことー物流コラム⑮サプライチェーンサプライチェーン全体最適化を図るためのエッセンス
第15回 荷主物流部が今年やるべきこと 船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員 赤峰 誠司 ■CLO(物流最高責任者)の求められる役割とは 国土交通省から交付されている「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」の中へ、“物流管理統括者の選定”とう項目が明記されています。米国ではよく見られるポスト“CLO(物流最高責任者)”と同等のポジションであると推測します。 船井総研ロジが想定するCLOの役割とは以下の7つです。 1.物流およびサプラ...