野村不動産(株)⇒フィリピンにおける郊外型大規模タウンシップ開発事業で海外初の物流施設が竣工/ユニクロと連携した次世代型物流施設、労働環境と生産性を両立/約600haの大規模開発で住宅商業教育を備えた都市形成を推進

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 (株)野村不動産は、フィリピンの大手デベロッパーFederal Land, Inc.と設立した合弁会社Federal Land NRE Global Inc.(=FNG)が同国カビテ州で参画している郊外型大規模タウンシップ開発「カビテプロジェクト」において、海外初となる物流施設が竣工したと発表した。
 「カビテプロジェクト」は、全体敷地面積が約600haに及ぶ大規模プロジェクトで、30年超にわたり住宅・商業・教育などを一体整備する長期計画となっている。そのなかで今回竣工した同施設は、同国で「ユニクロ」を展開するFast Retailing Philippines, Inc.と連携して整備したもので、同社にとって東南アジア最大規模の物流拠点となる。
 同施設では、現地の一般的な物流施設では十分に普及していない空調設備を導入したほか、カフェテリアや休憩室、緑地を整備し、ワーカーの健康や安心・安全に配慮した労働環境を確保した。太陽光発電の活用や高効率空調設備の導入で環境負荷低減にも配慮するとともに、指紋認証による入退場管理や非常用発電機の設置など、BCP対応と生産性向上の両立も図った。これらの取り組みにより、同施設は現地の次世代型物流施設のモデルとなることが期待されている。
 FNGは2022年から「カビテプロジェクト」に参画し、イムス市およびジェネラル・トリアス市で合計約230haの土地を取得している。開発エリアは“リバーパーク・ノース”“リバーパーク・サウス”“リバーパーク・ゲートウェイ”の3区画で構成され、今回の物流施設は“リバーパーク・ノース”に位置する。
 同エリアでは、物流機能に加え、住宅・商業・教育など多様な都市機能を備えた街づくりを進めている。今後は、宅地分譲や戸建、コンドミニアムなどの住宅開発に加え、大型商業施設「SMシティ・ジェネラルトリアス」(2026年開業予定)やアテネオ・デ・マニラ大学の新キャンパス(2030年開校予定)の誘致を進め、幅広いターゲット層に対応した都市形成を加速する。
 野村不動産は今回の物流施設竣工を契機に、フィリピンでのタウンシップ開発をさらに推進し、地域経済の活性化と雇用創出に寄与する構えだ。

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