
西濃運輸(株)は、自動車関連産業が集積する尾張東部・西三河地域において、物流領域の競争力向上を目的に「大府支店」を新築移転する。新施設は「名古屋南支店」として2026年4月9日に地鎮祭を執り行い、2027年9月末の竣工を予定している。
移転先は国道23号に面し、伊勢湾岸自動車道「豊明IC」に近接する。尾張東部や西三河地域への集配に適しているほか、関東圏や関西圏をはじめとした全国発送において優れたリードタイムを提供する物流拠点となる。
新施設はトラックターミナル機能に加え、倉庫保管や在庫管理、流通加工といったロジスティクス機能を融合した「ロジ・トランス一体型」として設計された。倉庫面積は現在の施設の1,872.98㎡から約7.5倍となる3層、1万4,093.96㎡へ大幅に拡張する。これにより、自動車関連部品を中心とした同産業へのサービス提供力を一層強化し、多様なニーズに応える。
セイノーグループは、中長期の経営方針「ロードマップ2028」において、ロジスティクス事業の成長を経営指標改善の柱に掲げている。同社は事業会社として、倉庫面積の拡大や産業別ソリューションの拡充を進めており、今回の拠点新設もその一環となる。
※「名古屋南支店」の施設概要
所在地:愛知県豊明市栄町元屋敷地内
敷地面積:2万977.70㎡
延床面積:2万7,468.81㎡
構造:鉄骨造 4階建て
施設機能:トラックターミナル(1階・2階)、倉庫(2階〜4階)、管理棟(事務所、乗務員控室、更衣室、応接室、多目的室など)
主な設備:荷物用エレベーター 2基、乗用エレベーター 1基、垂直搬送機 2基、ドッグレベラー、庫内空調設備
