(株)日新は、栃木県芳賀郡芳賀町で建設を進めていた新倉庫「北関東ロジスティクスセンター」が竣工したと発表した。
新倉庫は、北関東地区の顧客ニーズに応えるため、芳賀第二工業団地内に新たに建設したもの。主要顧客の取り扱い物量の拡大と同地区の新規顧客開発への対応が目的で、輸出入にも対応する物流施設になるとしている。
設備面では、環境負荷を低減する循環型物流への移行を想定。モビリティ電動化によるバッテリー再生を視野に入れた空調設備や、新機種開発に関わる機密性の確保を可能とする高床式構造やシートカーテン等を導入しているという。また、近年増加する自然災害対策として、非常用発電機を設置。さらに、脱炭素対策としては、EV向けの急速・普通充電設備や太陽光パネルを設置(太陽光パネルの設置は2025年春以降の予定)し、CO2排出量削減にも取り組むとしている。
同社は、同施設を北関東地区におけるモビリティ関連の輸出入拠点と位置付け、今後さらに高まることが予想される物流ニーズに対応していく。
※「北関東ロジスティクスセンター」の施設概要
所在地:栃木県芳賀郡芳賀町大字下高根沢4676-2
施設内容:一般物流倉庫
建物構造:鉄骨・鉄筋コンクリート造合金メッキ鋼板ぶき・陸屋根2階建て
敷地面積:4万6,180.53㎡
倉庫床面積:1万9,006.77㎡
事務所床面積:984.50㎡
営業開始:2024年11月