■物流施設 投資関連情報2023版<9.28~10.4>

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<2023年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> 

■京王電鉄(株)<9月28日>
京王相模原線多摩境駅前に倉庫機能を備えた新複合施設「京王多摩境駅前ビル」が2023年に開業

 京王電鉄(株)は、京王相模原線多摩境駅前にて開発を進めている新複合施設「京王多摩境駅前ビル」を2023年冬に開業する。
 同施設は、京王相模原線多摩境駅から約40mの位置と駅から至近にあり、これまで暫定的に利用していた社有地に、店舗や事務所、倉庫などの複合用途施設を開発する。
 同施設では、店舗やオフィス、倉庫などのテナントが入居可能で、オフィスおよび倉庫には東京都町田市創業の歴史をもつ(株)富澤商店が入居予定。富澤商店では本社機能及び神奈川県相模原市内にある既存倉庫や物流拠点を同施設に集約する。
 京王電鉄は物流事業での連携を視野に入れ、人材交流や移転支援に取り組んでいる。富澤商店の本施設への移転を契機に、倉庫内業務および拠点間配送業務の一部を京王運輸(株)にて担うことで、同社の物流業務を支援することを予定している。

※「京王多摩境駅前ビル」の概要
所在地:東京都町田市小山ヶ丘3-22-9
敷地面積:約6,800㎡
延床面積:約1万6,800㎡
構造規模:鉄骨造、地上5階建
建物用途:店舗、オフィス、倉庫等

■アマゾンジャパン(同)<9月28日>
国内2拠点目となる「Disaster Relief Hub」を相模原市のAmazonフルフィルメントセンター内に開設/自然災害発生時の支援に向けて災害支援物資を備蓄

 アマゾンジャパン(同)は「Disaster Relief Hub」を神奈川県相模原市のAmazonフルフィルメントセンター内に開設した。Disaster Relief Hubは災害支援物資を保管し、自然災害により被災した人々に迅速かつ効率的に支援物資を届けるための拠点。今年5月に開設された兵庫県尼崎市のフルフィルメントセンターに続いて国内2拠点目となり、東日本エリアでは初の開設となる。
 相模原市のAmazonフルフィルメントセンターに設置されたDisaster Relief Hubは、災害支援を専門とする(公社)Civic Forceおよび(特非) ピースウィンズ・ジャパン、相模原市役所など、地域コミュニティとの連携により運用される。
 このDisaster Relief Hubには、モバイルバッテリーやドライシャンプーなど、約50種類、合計約1万5,000点の生活必需品を保管。これら支援物資は、過去、被災者の方からのニーズが高かった物資を中心に選定した。
 Amazonの災害救援の取り組みは、その技術とオペレーション、そしてグローバルな物流ネットワークを活用して、大規模自然災害への対応に迅速かつ効果的な支援を行う。Amazonの配送・物流のオペレーションと連携したDisaster Relief Hubにより、災害支援を専門とするパートナー団体からの情報をもとに支援の必要性を判断し、72時間以内に被災地へ支援物資を届ける計画だ。

■YKK AP(株)<9月28日>
物流拠点「首都圏DC」を開設/物流DX・ロボティクス化推進により「物流の2024年問題」に向けた安定供給体制の構築を実現

 YKK AP(株)は、首都圏エリアに向けた住宅用商品の供給体制を強化するため、配送拠点「ESR加須ディストリビューションセンター2」内に、物流拠点「首都圏DC(Distribution Center)」(埼玉県加須市)を開設し、10月2日に稼働させた。
 「首都圏DC」では、物流DX・ロボティクス化を推進し、「物流の2024年問題」に向けた安定供給体制の構築を実現する。物流業界では人材不足や長時間労働、宅配物の急増や環境問題など様々な課題がある。こうした課題に対し、同社では2016年度から配送効率を高める新型輸送パレットの開発に着手し、2019年度からは国土交通省が推進する「ホワイト物流」推進運動に賛同するなど、物流効率化や生産性向上を進めてきた。こうした取組のうえに首都圏エリアの供給体制を強化するため開設したのが首都圏DCだ。
 これまで1都7県の首都圏エリアへの供給は、全国各地の製造拠点や物流拠点から商品を輸送していたが、保管型物流拠点となる首都圏DCの開設により、受注に応じて保管在庫から当該商品を出荷する体制に移行するこで、トラックドライバーの夜間・長距離輸送の回数を削減する。また、アイテム別や納期別など、細分化した需要予測に基づいて適正在庫を管理し、リードタイムを確保。リードタイム別に適切な輸送方法を選択し、輸送距離700km以上は輸送方法をトラックから鉄道や船舶に転換するモーダルシフトを推進する。首都圏DC開設を契機に各物流拠点の在庫バランスの適正化を図るとどもにモーダルシフトを推進し、2025年度CO2排出量の30%削減(2022年度比)を目指す。
 構内作業においては棚搬送型ロボットを導入し、作業者のいる場所へロボットが在庫保管棚を運んでくるGTP(Goods To Person)システムを運用。これにより定位置にいながらピッキングとトラック100台分の方面仕分けを一度に実施し、構内作業の省人・省力化を実現する。

〇「首都圏DC」の特長
・在庫管理の効率化によるトラックドライバーの夜間・長距離輸送の回数を削減
・リードタイムを確保しモーダルシフトを推進、CO2排出量削減に貢献
・仕分けの細分化を実現したGTPシステムの導入による構内作業の省人・省力化

※「首都圏DC」の施設概要
所在地:埼⽟県加須市下樋遣川6000-4 「ESR加須ディストリビューションセンター2」内 1階・2階の一部
使用面積:2万6,202㎡(1階1万5,094㎡㎡、2階1万1,108㎡)
設備投資:2億円
開設:2023年10月2日

■東海運(株)<9月28日>
福岡県朝倉市に危険物取り扱いを中心とした「危険物マルチワークステーション・朝倉サイト 」を建設

 東海運(株)は福岡県朝倉市に危険物の取り扱いを中心とした「危険物マルチワークステーション・朝倉」を建設すると発表した。
 同施設は大分自動車道「朝倉 IC」至近の立地で、危険物の保管、コンテナバンニングなどの機能を備えた福岡県における新たなサービス拠点。2019 年から営業している北九州市のマルチワークステーションに加え、危険物物流のニーズに幅広く応えていく。

※「危険物マルチワークステーション・朝倉サイト 」の施設概要
所在地:福岡県朝倉市入地
敷地面積:2万0,539.00 ㎡
施設:危険物倉庫 2 棟(1,000 ㎡×2 棟) 事務所棟 1棟(200㎡)、 危険物屋外貯蔵所(1,000㎡ 96TEU 収容可能) 、高圧ガス貯蔵所(約 20TEU 収容可能) 、インランドコンテナデポ(約 120TEU 収容可能)
設備:太陽光発電 、防災用自家発電
業務内容危険物:(1、4、5 類:毒劇物・医薬部外品・化粧品含む)の入出庫、コンテナバンニング・デバンニング、常温保管、ISO タンクコンテナの保管・取扱いなど
着工予定 :2023年12月
竣工・営業開始予定:2024年9月

■芝浦機械(株)、三井不動産(株)<9月29日>
神奈川県座間市の「MFLP座間」が竣工/国道246号渋滞緩和に寄与するほか、防災拠点として地域に貢献

 芝浦機械(株)と三井不動産(株)は、神奈川県座間市ひばりが丘の芝浦機械・相模工場一部敷地で開発を進めていた「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP座間)」が竣工したと発表した。同施設は敷地面積約6万1,000㎡、合計延床面積約13万4,000㎡、地上4階建て、ワンフロア約1万坪、マルチテナント型の物流施設となる。

〇首都圏一帯を様々な道路網でカバーする好立地
 同施設は、最寄りの東名高速道路「綾瀬スマートIC」から約4.5kmとアクセスが至便で、「横浜町田IC」や圏央道「厚木IC」、国道16号線が利用可能であり、首都圏一帯を様々な道路網でカバーできるだけでなく、都心から全国各方面への輸送効率が非常に高いエリアに位置する。JR線直通の相鉄本線「さがみ野駅」からは徒歩11分と従業者の通勤利便性に優れるほか、周辺人口も多く、雇用確保においても有利な立地となる。

〇業界トップレベルの施設スペックと充実の共用部により従業員の働きがい向上をサポート
 同施設は、ダブルランプウェイ、免震構造、72 時間対応の非常用発電機等のBCP対策、1階トラックバースは国際基準(45ft コンテナ車両)に対応し、全館空調等、業界トップレベルの施設スペックを備えている。また、「森のエコリゾート」をイメージしたラウンジ、ワーケーションテラス、会議室、プレゼンテーションルーム、ホビールーム、無人コンビニ等、充実した共用部により従業員の働きがい向上をサポートする。礼拝所やジェンダーレストイレを設置し、ダイバーシティ&インクルージョンにも対応する。
 さらに、物流の2024年問題を見据え、トラックの出入口に車番認証システムを設けており、テナント企業はバース予約システムを導入することでトラックの入庫を把握し事前準備が可能となり、ドライバーの待機時間を短縮する。また、各フロアにドライバー専用休憩室を設置し、トラックドライバーにとっても働きやすい環境を提供する。さらに、従業員の利便性向上のため、施設内のポータルサイトを設け、スマートフォン上で会議室とプレゼンテーションルームの予約が可能となるほか、トイレの混雑状況を見える化した。

〇国道246号の車線延伸による交通渋滞緩和で地域に貢献
 同施設の計画にあたり、国道246号の慢性的な渋滞がより悪化することが課題だった。その対策を国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所(横浜国道)と協議し、両社で道路車線延伸工事の設計・施工を行い、9月21日に工事が完了。同工事により、国道246号の「東原五丁目交差点」における下り線の右折レーンを約20mから約85mに延伸した。なお、同交差点の西側に位置する「東原四丁目交差点」で同様の道路車線延伸工事を横浜国道が実施し、渋滞緩和と安全性向上の効果が確認されていることから、本交差点においても同様の効果が見込まれている。同工事は⺠間企業による直轄国道の交差点改良としては神奈川県内で初めて。なお、整備後の管理については横浜国道となる。

〇地域の防災力向上に貢献する「防災パーク」を整備
 同施設の敷地東側の一部と隣接する公共歩道の一部を「防災パーク」として整備。「つなぐ防災」をコンセプトに、市民にとって身近な防災拠点となることを目指すとしている。
 なお、座間市・芝浦機械(株)・三井不動産(株)の3者で防災協定を9月26日に締結。防災パークを地域住民や消防署との防災訓練や、地域の小学校が防災学習をする場として活用する。また、災害時には、防災テントやマンホールトイレを設置するほか、災害時に炊き出し用かまどとしても利用可能な「かまどベンチ」や、太陽光発電による電力供給でスマートフォンなどが充電できるベンチも設置する。

〇環境配慮型の「グリーンエネルギー倉庫」
 同施設は、コーポレートPPA事業にて、屋上に約168万kwhを発電する太陽光パネルを設置予定。また、屋内照明のLED化による省エネ、グリーン電力提供サービスの導入により、MFLPでは2施設目となるグリーンエネルギー倉庫となる。年間の1次エネルギー消費を実質的にゼロとする最高ランクの「ZEB」認証を取得済であるほか、DBJ Green Building認証「5スター」、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)Sクラスを取得する予定だ。

※「MFLP座間」の施設概要
所在地:神奈川県座間市ひばりが丘4-29-1
敷地面積:6万0,916.32㎡
延床面積:13万4,072.10㎡
規模・構造:地上4階建・RC-S造(倉庫)、S造(ランプウェイ)、免震構造
着工:2022年6月13日
竣工:2023年9月29日

(株)阪急阪神エクスプレス<9月29日>
メキシコ現地法人が新たに「サンルイスポトシ営業所」を開設/営業特化で主に新規開拓営業や既存顧客営業を推進

 (株)阪急阪神エクスプレスの メキシコ法人である HANKYU HANSHIN EXPRESS MEXICO S.A. DE C.V.は、メキシコ中央高原エリアのサンルイスポトシ市に新たに営業所を開設し、10月2日より営業を開始した。
サンルイスポトシ州の州都であるサンルイスポトシ市およびその周辺地区は、自動車(EV)関連を中心に多くの企業の進出が見込まれている。営業に特化した同営業所では、新規開拓営業活動および既存顧客の深耕営業活動を行うとともに、業務委託先との連携により、IMMEX 制度を利用した米墨間トラック輸送や非居住者在庫ビジネスの獲得にも注力。ニーズに的確に対応し、更なる事業拡大を目指す。

※「サンルイスポトシ営業所」の施設概要
名称:HANKYU HANSHIN EXPRESS MEXICO S.A. DE C.V. San Luis Potosi Sales Office
住所:EJE 132 #140, Zona Industrial, C.P. 78395 San Luis Potosi, S.L.P., Mexico
営業開始日:2023年10月2日

■(株)歯愛メディカル<10月2日>
最新鋭のマテハン設備を導入した「新本社ロジスティクスセンター」が竣工

 (株)歯愛メディカルは、かねてから建設工事を進めていた「新本社ロジスティクスセンター」の竣工に伴い、本社機能を移転した。
 同社は、近年の売上増加及びコロナ禍における感染対策商品・衛生用品の受注増による出荷遅延の発生により、商品保管能力及び出荷能力の強化を検討してきた。こうしたなか、経済産業省「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」の採択受け、今後の同社事業成長を中長期で支える事業基盤の強化を一層推し進めることを目的に、同施設の建設を進めてきた。
 同施設建設に伴い、パレット自動倉庫、ADAPT(バケット自動倉庫、日本初導入)、AMR(オートノマス・モバイル・ロボット、自動搬送車)等の最新鋭のマテハン設備を導入。これにより作業効率及び生産性の向上を実現し、商品の保管能力並びに出荷能力を現行施設の3倍以上へ高める予定だ。また、より多くの商品保管が可能となるため、これまで以上に多様なニーズへの対応力を高め、出荷体制の安定化及び迅速化を目指す。
 また、保管能力並びに出荷能力の大幅増強により、商品購買や管理、受注などを請け負う3PL事業の拡大が可能となる。今後の本格稼働に向けて新たな顧客(提携)企業の募集を開始し、前述の出荷体制の安定化及び迅速化と併せて、物流の2024年問題に対しても貢献していく。
 同社が事業拠点を構える日本海側の北陸地方は、太平洋側で有事が発生した際にも関東圏、中部圏、関西圏等へアクセスが可能であることから、同施設の建設は「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」の目的である「国民が健康な生活を営む」うえで重要な製品等の供給の安定化、及びサプライチェーン分断リスクの低減に寄与するものと同社ではしている。
 また、同施設には災害時用のヘリポートを設置しており、地元の能美市とは2023 年10月2日付で災害時における避難所としての施設利用に関する協定書並びに物資供給に関する協定書を締結している。災害時等には周辺地域の災害対応拠点としての役割を担うことと併せ、周辺地域への生活必要物資の供給拠点としての役割も担っていく。

※「 新本社ロジスティクスセンター」の施設概要
所在地:石川県能美市福島町に152番地
敷地面積: 6万5,329㎡
延床面積:5万2,734㎡
構造:鉄骨造 地上2階建
保管品目:15万SKU(予定)
投資総額:総投資額 約230億円
竣工日:2023年10月2日

■(株)ヤマタネ<10月2日>
「ヤマタネ物流本部関⻄⽀店 摩耶埠頭センター」を開設/兵庫県神戸市の物流施設「神戸摩耶ロジスティクスセンター」の1階及び2階の一部区画を賃借

 (株)ヤマタネは兵庫県神⼾市灘区摩耶埠頭にラサール不動産投資顧問(株)が運営する物流施設「神⼾摩耶ロジスティクスセンター」の 1 階及び 2 階の⼀部区画を賃借し、「ヤマタネ物流本部関⻄⽀店 摩耶埠頭センター」を開設した。

※「ヤマタネ物流本部関⻄⽀店 摩耶埠頭センター」の施設概要
所在地:兵庫県神⼾市灘区摩耶埠頭2-10 「神⼾摩耶ロジスティクスセンター」1 階及び 2 階
賃借⾯積:8,516.85㎡
設備貨物⽤:EV1基、垂直搬送機 2基

■東京建物(株)<10月2日>
東海エリア初の「T-LOGI一宮」が竣工/SBSフレック(株)、(株)ドラポート、(株)ライフサポート・エガワが入居

 東京建物(株)、東京建物の初めてとなる東海エリアでの物件「T-LOGI一宮」が竣工したと発表した。同施設は「T-LOGI」シリーズの過去最大規模であり、シリーズで初めてランプウェイ型を採用した施設。同施設にはすでにSBSフレック(株)、(株)ドラポート、(株)ライフサポート・エガワ他複数企業の入居が決定しており、契約内定率は約7割に達しているという。

〇広域配送・都心配送のいずれにも適した利便性の高い立地
 同施設から約3.3kmに位置する東海北陸自動車道「一宮西IC」は、名神高速道路および東海北陸自動車道の結節点である「一宮JCT」に隣接しており、中京圏はもとより、関西・関東・北陸圏への広域配送にも適した利便性の高い立地となっている。加えて、愛知県を南北に縦断する主要地方道である西尾張中央道に面しており、一般道でも容易に名古屋市内へ荷物の配送を行うことが可能となる。

〇希少な平屋使い・小割に対応した施設仕様
 同施設は、ランプウェイにより各階にトラックが接車可能な仕様としており、エリア内では希少な平屋使いが可能な倉庫となっている。また、倉庫内の柱スパンは1~3階では11.7m(幅)×11.5m(奥行)(一部スパンを除く)、4階では倍の23.4m(幅)×11.5m(奥行)に設定しており、防火区画の開口部を全箇所シャッターとすることで、平面大空間での効率的な保管を実現する。また、最小約3,537㎡から分割可能で、幅広い保管ニーズに対応できる。利用者の就業環境にも配慮。1階には無人コンビニ、2~4階の各階に憩いの場となるラウンジを設置する。各階のラウンジを内階段で行き来が可能なバーティカル仕様とすることで、開放感のある空間を提供する。

〇環境配慮の取り組み
 同施設では、他の「T-LOGI」シリーズと同様、太陽光発電事業者により屋上に設置した太陽光パネルにより発電された電力を商用電力と併せ、施設内で自家消費する予定。また、同施設内で消費する以上の余剰電力については、FIT制度を用いて、太陽光発電事業者により電力会社に売電する。同施設はこうした自家発電・FIT売電の仕組みにより、環境に配慮した施設の証である「BELS」最高ランクである「ZEB」認証、及「CASBEE Sランク」を取得する予定だ。

※「T-LOGI一宮」の施設概要
所在地:愛知県一宮市萩原町林野字鷺宮8-1他(地番)
敷地面積:約3万3,197㎡
延床面積:約7万8,902㎡
規模:地上4階
形状:シングルランプ型
構造:RC/S 造

耐震区分:耐震
〇倉庫仕様

プラットフォーム:各階 高床式1.0m

梁下有効天井高:各階 5.5m

床荷重:1 階 2.0t/㎡、2~4階 1.5t/㎡

ドッグレベラー: 1 フロア当たり9~10 機実装
バース数:158台分(40ft 接車可能)

駐車場:163台

トラック待機場:8台
最小分割面積:約3,537㎡(倉庫・事務所・バース込み)
総貸床面積:約6万3,140㎡

■日鉄興和不動産(株)<10月2日>
物流施設「LOGIFRONT」シリーズ初の危険物専用倉庫「LOGIFRONT越谷Ⅲ」を着工/全4棟平屋建で総延床面積は約1.454㎡

 日鉄興和不動産(株)は、埼玉県越谷市で「LOGIFRONT」シリーズ初となる危険物専用倉庫「LOGIFRONT越谷Ⅲ」を着工した。同施設は、全4棟の平屋建て危険物専用倉庫で、総延床面積は1,454.96㎡。2024年6月末の竣工を予定している。
 同施設は、現在稼働中の「LOGIFRONT越谷Ⅰ」、「LOGIFRONT越谷Ⅱ」に併設しており、国道16号線の内側で、都心から25km圏内、東京外環自動車道「草加IC」から約6kmに位置している。また、国道4号線へのアクセスも良好で、道路の混雑状況に応じた配送ルートの選択が可能な立地となる。
 本プロジェクトは、近年物流業界においてニーズが高まりつつある危険物専用倉庫を整備する計画。一般倉庫では保管できない、アルコール類等の消防法上の危険物(第4類相当)を保管できる施設で、入居予定の東武運輸(株)のニーズに沿った4棟平屋建施設とする計画だ。

※「LOGIFRONT越谷Ⅲ」の施設概要
所在地:埼玉県越谷市西方3092-5、3107-4、3151-167
敷地面積:3,826.49㎡
総延床面積:1,454.96㎡(全4棟)
構造・階数:S造・ 平屋建
入居者(予定):東武運輸(株) 
着工:2023年10月着工
竣工予定:2024年6月末(C・D棟:4月末、A・B棟:6月末)

■(株)NTTロジスコ<10月2日>
千葉県八千代市に「八千代物流センター(仮称)」を開設/化粧品物流のプラットフォームを更なる強化へ

 (株)NTTロジスコは、「プロロジスパーク八千代1」を賃借し、千葉県八千代市に新物流センター「八千代物流センター(仮称)」の開設を発表した。
 同センターは、同社が千葉県市川市で運営している「千葉物流センター」と並び、化粧品物流のプラットフォーム拠点として提供する。また、同センターでは共通のWMSを活用し、同社独自の改善・標準化手法である「LGPS」に基づき業務の標準化を図る。これにより、高品質で生産性の高い倉庫内オペレーションに加え、化粧品物流向け共同輸配送サービスを提供するなど、化粧品物流プラットフォームの更なる強化を進める。

 東関東自動車道「千葉北IC」から11㎞(約20分)、国道16号から2kmに位置し、成田空港や東京湾へのアクセスにも優れた交通利便性の高い立地。また、周辺には、「東葉勝田台駅」(東葉高速線)、「勝田台駅」(京成電鉄本線)、「ユーカリが丘駅」(京成電鉄本線・ユーカリが丘線)、「千葉ニュータウン中央駅」(北総線・京成成田空港線)、「印西牧の原駅」(北総線)があり、周辺人口も多く、人手不足が深刻化しているなか、作業者の確保にも適している。

※「八千代物流センター(仮称)」の施設概要
所在地:千葉県八千代市保品1809-1(プロロジスパーク八千代1)
延床面積:2万5,091.16㎡
構造:耐震構造(柱RC造、梁S造〔5階のみ柱S造〕)、地上5階ランプウェイ方式
床荷重:1.5t/㎡
その他:全館LED照明、太陽光パネル、非常用発電機設置

■三菱地所(株)<10月3日>
同社初のマルチテナント対応の賃貸型冷蔵冷凍物流施設「ロジクロス大阪住之江」を着工/関西圏を中心に賃貸型冷凍冷蔵倉庫を積極展開

 三菱地所(株)は、大阪府大阪市住之江区柴谷に同社初となるマルチテナント対応の賃貸型冷凍冷蔵物流施設「ロジクロス大阪住之江」を2023年10月1日に着工したと発表した。竣工は 2025年3月31日の予定。同社はまた、大阪府大阪市大正区平尾に1棟貸しを可能とする賃貸型冷凍冷蔵物流施設「(仮称)大阪市大正区平尾冷凍冷蔵物流計画」も始動する。両物件ともに高速道路・主要道路の IC に近接し、大阪中心部から関西全域への広域配送が可能で、最寄り駅から徒歩圏内であることなどから、雇用確保にも有利な立地となっている。
 昨今の生活様式の変化による冷凍冷蔵食品の需要拡大を踏まえ、これまで BTS 型冷凍冷蔵物流施設の開発で得た手応えと知見を活かし、より幅広いテナントニーズに対応した賃貸型冷凍冷蔵物流施設の開発も積極的に推進していく。

〇「ロジクロス大阪住之江」について
 同施設は延床面積約 43,500 ㎡の地上 4 階建の当社初のマルチテナント対応の賃貸型冷凍冷蔵物流施設となる。阪神高速 15 号境線「玉出 IC」より約 2.2km、阪神高速 4 号湾岸線「南港中出入口 IC」より約 3.4km と高速道路までのアクセスに優れており、大阪市内から兵庫県方面まで広域配送も対応可能となっている。また、大阪メトロ四つ橋線「北加賀谷駅」より徒歩圏内で駅周辺は居住人口も多いことから、雇用を確保しやすい環境になっている。
 同施設は倉庫の一部で温度帯可変式を採用することで、入居テナントの希望に応じた温度設定が可能である。また 1 階倉庫部分の一部で冷却設備を含む 24 時間対応可能のバックアップ電源を確保していることでテナント企業の BCP 対策を支援する。冷却設備ではより環境に配慮した自然冷媒を採用しており、屋上に太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギーを用いて施設内の自家消費に充てる計画を進めている。同社は環境に配慮した施設づくりを目指しており、本物件においては建物のエネルギー性能の表示制度である「BELS」の中でも最上位の環境性能となる『ZEB』※の取得を目指している。

〇「(仮称)大阪市大正区平尾冷凍冷蔵物流計画」について
・ロジクロス大阪住之江に次ぐ賃貸型冷凍冷蔵物流施設の第2号案件となり、1棟貸しが可能となっている。
・同物件は工場や倉庫が集積する大阪市大正区平尾に立地し、大阪都心(梅田駅)から10km圏内に位置する  ため、消費地近郊型の物流立地となる。
・阪神高速17号西大阪線「大正東 IC」より約2.5kmと交通アクセスに優れており、大阪市内~兵庫県方面まで幅広い配送先に対応可能となる。
• 周辺は居住人口も多く、大正駅や難波駅からもバス便が出ていることから、雇用確保の面では大阪圏の中でも優位性がある立地となっている。

※「ロジクロス大阪住之江」の施設概要
所在地:大阪市住之江区柴谷1-1-71
用途:マルチテナント型冷凍冷蔵物流施設(縦割り 3 テナント想定)
規模・構造:地上 4 階建、ボックス型、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、耐震構造
敷地面積:約2万1,300 ㎡
延床面積:約4万3,500㎡
竣工:2025年3月31日(予定)

※「(仮称)大阪市大正区平尾冷凍冷蔵物流計画」の施設概要
所在地:大阪府大阪市大正区平尾1-3-29 他
用途:賃貸型冷凍冷蔵物流施設(1棟貸し可能)
敷地面積:約1万2,700㎡
延床面積:約2万1,200㎡
竣工: 2026年春予定

■住友ナコ フォークリフト販売(株)<10月3日>
業界初となるフォークリフト中古車センター等を千葉市に開設/フォークリフト等の中古車市場拡大を見込み

 住友ナコ フォークリフト販売(株)は、千葉市若葉区若松町にフォークリフトメーカーとして初となる中古車センターを新設するとともに、千葉営業所を移転し、開所した。
 住友ナコ フォークリフトの中古製品は、これまで各営業所の中や社外の中古車販売店等で取り扱っていたが、フォークリフト等の中古車市場の拡大が見込める千葉県に中古車センターを新設することで、従来以上に中古車販売に注力するとともに、サービス品質の向上、サービス体制の拡充を目指す。
 中古車センター及び千葉営業所は、整備工場も併設しており、快適で働きやすいオフィス工場環境を目指すため、冷暖房を完備し、バリアフリー化を進めたほか、「誰でもトイレ」等を設置した。環境面では、太陽光発電設備の設置、並びに再生エネルギーを使用することにより、CO2排出量の削減を目指す。

※「中古車センター・千葉営業所」の施設概要
所在地:千葉県千葉市若葉区若松町717-29
敷地面積:5,570㎡
建屋面積:986㎡
構造:鉄骨、2階建

■西濃運輸(株)<10月3日>
「岐阜羽島ロジスティクスセンター」を開設 /最適な全国輸送網を提供

 西濃運輸(株)は、「岐阜羽島ロジスティクスセンター」を開設した。
 同センターは、名神高速「岐阜羽島IC」から約4kmと、名古屋都市圏や北陸地方をはじめ、関東・関西への輸送距離がほぼ均等なため、幹線輸送において全国各地への迅速な輸送サービスを提供することが可能。また、近隣に位置する岐阜支店と大垣支店から、多くの商品を全国に向けて発送することが可能となる。
 約3,500坪の倉庫面積と貨物用エレベーターや垂直搬送機、ドックレベラー、パワーゲート対応のトラックバースなど、多くの汎用的な機能を備えているほか、安全面にも万全を期しており、電気設備の浸水対策など、BCP対策にも対応。同社の中でも屈指の路線トラックを有する岐阜支店と大垣支店が至近に位置しているため、関東・関西はもちろん、宮城県から山口県、四国全域への翌日配達を実現する。

※ 「岐阜羽島ロジスティクスセンター」の施設概要
所在地:岐阜県羽島市福寿町平方字堤外2705-1
延床面積:1万1426.56㎡
設備:ドックレベラー、垂直搬送機、貨物用エレベーター
トラックバース:10台接岸可(パワーゲート車対応)

■(株)住友倉庫<10月3日>
子会社が福岡市東区箱崎埠頭営業所内で新倉庫建設に着手/交通利便性に優れ、国内や海外取引の輸送ニーズに対応

 住友倉庫(株)子会社の住友倉庫九州(株)は、福岡市東区箱崎ふ頭にある箱崎埠頭営業所内への新倉庫建設を決定し、着工したと発表した。
 同社グループは、第5次中期経営計画の事業戦略に基づき、事業基盤となる倉庫への投資を推進している。九州地区においては生産拠点への設備投資の活発化、また、物流業界における「2024年問題」を背景とした在庫の分散化需要の高まりなどから、今後も旺盛な物流需要が見込まれるとし、既存施設解体と新倉庫建設を決めた。同倉庫は、博多港の国際海上コンテナ貨物の約9割を取り扱う香椎パークポート・アイランドシティやJR貨物「福岡貨物ターミナル駅」に至近であり、かつ、九州自動車道や福岡空港へのアクセスに優れるため、国内のほか、海外との取引における多様な輸送ニーズにも応えることができる。同倉庫はまた、太陽光発電システムが導入されており、温室効果ガス排出量低減を図るとしている。

※「住友倉庫九州の新倉庫」の施設概要
所在地:福岡市東区箱崎ふ頭1-8-6
敷地面積:1万1,834㎡
延床面積:1万2,206㎡
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)4階建
着工:2023年10月
竣工 : 2025年1月(予定)
その他:建築環境総合性能評価システム(CASBEE)Aランク取得(予定)、太陽光発電システム(発電出力 : 81.6kW)、非常用自家発電設備(72時間)

■大和ハウス工業(株)<10月4日>
マルチテナント型物流施設「DPL福島伊達」を着工/東北地方全域への配送拠点として対応可能

 大和ハウス工業(株)は、福島県伊達市「伊達市新工業団地(保原工業団地)」内でマルチテナント型物流施設「DPL福島伊達」を着工した。

〇交通アクセスに優れた好立地
 同施設建設地は、伊達市が2023年1月に整備を完了させた「伊達市新工業団地(保原工業団地)」内で、東北中央自動車道「伊達中央SIC」まで約1kmと近接しており、東北自動車道「福島JCT」にも約15kmと東北地方全域への配送拠点としても優れた立地環境にある。また、阿武隈急行線「保原駅」も徒歩10分(約800m)であるほか、従業員専用駐車場を約100台分設置するなど、テナント企業の従業員の通勤も含めた就労環境が整備されている。同施設は工業団地内に位置するため、工業団地内の工場で生産する商品の保管場所としても利用も見込まれている。

〇テナント企業のニーズに対応可能
 同施設は、敷地面積3万521.74㎡、延床面積1万6,986.66㎡の平屋建てで、2テナントが入居可能なマルチテナント型物流施設。伊達市内のほか、福島県の工業団地内の製造業者や小売業者に加え、東北全域への配送を手掛ける事業者などの入居を想定しており、昨今の物流業界における市場環境の変化に伴ったニーズに応えることができる。
〇効率的な施設運営が可能なマルチテナント型物流施設
 同施設は、平屋建てで上下階間の移動がないマルチテナント型物流施設のため、迅速な荷物の搬出入が可能。雪や雨などの天候の影響を受けない荷物の積み下ろしを可能にするため、最大42台接車可能なトラックバースに屋内に設けるとしている。また、各区画には事務所設置が可能なため、効率的な施設運営が可能だ。

※「DPL福島伊達」の施設概要
所在地:福島県伊達市保原町字桑田1-3
敷地面積 :3万0,521.74㎡
延床面積 :1万6,986.66㎡
賃貸面積 :1万6,808.45㎡
入居テナント数:最大2テナント
構造 ・ 規模:鉄骨造・平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
着工日:2023年10月4日    
竣工予定日:2024年10月31日     
入居予定日:2024年11月1日 

※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
 注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。

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