コラム– category –
-
物流事業者から見た 2024 年問題の実情ーコラム②サプライチェーン全体最適化を図るためのエッセンス
第2回 物流事業者から見た 2024 年問題の実情船井総研ロジ株式会社取締役 常務執行役員赤峰 誠司 ■物流事業者から見た 2024 年問題の実情2024 年 4 月 1 日から施行されるドライバーの総残業規制は、中小運送会社にとっては死活問題でありますが、失われたコロナ禍約 2 年間の影響で、一部の陸運関係者は既に諦めムードが漂っています。本来は規制前の 2019 年頃からこの問題に対する対策を、少しずつ時間をかけて行うべきでした。しかし、2020 年 2 月に遭遇したコロナショックによる景気減速によって、運... -
対策迫る!荷主が今から取り組むべき 2024 年問題ーコラム①サプライチェーン全体最適化を図るためのエッセンス
第1回 対策迫る!荷主が今から取り組むべき 2024 年問題船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員 赤峰 誠司 ■物流 2024 年問題とは2024 年 4 月からトラックドライバーにおける時間外労働の上限規制が適用されます。それは、年間の上限 960 時間(月平均 80 時間以内)という一般的な 720 時間と比して 240時間も長い規制ではありますが、トラック運送業界からすると、途方もなくハードルの高い内容です。約 97%が中小企業群となっているトラック運送業界の実情は、総労働時間 293時間/月から、36 協定...
12