
岩瀬コスファ(株)は7月1日、茨城県つくば市の既存倉庫を全面建て替え、次世代型物流拠点「つくばロジスティクス」を本格稼働させた。化粧品・医薬品・健康食品原料を扱う専門商社として事業拡大が進むなか、物流体制の強化とサービス向上を目的に、従来の保管主体の倉庫から価値創造型の機能拠点へと刷新した。
新拠点は、旧倉庫比で建築面積が約2.7倍、延床面積が約4.5倍と大幅に拡張。最新ラックシステムの導入により保管効率は3倍となり、自動充填設備やMH機器の採用で作業効率は4倍向上した。多品種小ロット化や短納期化が進む化粧品・ヘルスケア市場に対応し、迅速な供給体制を整えた。
品質管理面では、クリーンクラス10万の高度衛生小分け室を設置し、定温庫・冷蔵庫を備えた最新温度管理システムを導入。仕入れから出荷まで一貫した高水準の品質管理を維持し、安全性の高い原料供給を可能とする。
環境配慮も強化した。屋根全面に太陽光パネルを設置し、蓄電池と組み合わせて自然エネルギーを活用するほか、館内のLED照明や効率的な配送ルートによりCO2排出を多角的に削減する。持続可能な社会の実現に向け、グリーン戦略を拠点設計に反映した。
岩瀬コスファは、物流危機が深刻化する中で、単なる中継点ではなく価値を創出する「機能型拠点」への転換を進める。DXを推進し、品質管理とスピード供給を両立する次世代型物流基盤として、事業成長と顧客ニーズへの対応力を高めていく方針だ。
※「つくばロジスティクス」の施設概要
所在地:茨城県つくば市下河原崎254-26
本格稼働日:2026年7月1日
延床面積:7,566.07㎡(約2,292坪)
取扱品目:化粧品原料、医薬品原料、ハウスホールド用品原料、工業用原料、電子材料、機能性食品原料、栄養補助食品原料、食品添加物
