■物流施設 投資関連情報2026版<6.25~7.1>

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<2026年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報>

■(株)サンケイビル<6月25日>
都心30分圏内のシングルテナント型物流施設「SANKEILOGI戸田」が竣工/首都高速と外環道の利用が可能な都心配送特化施設/人材確保に優位な人口集積地で働きやすさと地域共生を両立


 (株)サンケイビルは、埼玉県戸田市で開発を進めていた「SANKEILOGI戸田」が5月29日に竣工したと発表した。
 同施設は、首都高速5号池袋線「戸田南IC」から約4.9km、「外環浦和IC」から約5.3kmの外環道内側に位置し、都心30分圏での配送効率を高める立地が特徴。延床面積は1万213㎡で、地上4階建のシングルテナント型物流施設として整備されている。
 戸田市は人口約14万人で、生産年齢人口が約68%を占める。徒歩圏内に商業施設やコンビニが立地し、JR埼京線とJR京浜東北線の2路線が利用可能で、各最寄り駅からのバスアクセスも確保されている。人材確保に優位な環境を背景に、安定した雇用確保が期待できるとしている。
 施設計画では、トラックバースを自動車車庫用途仕様とし、車庫証明の取得が可能。垂直搬送機や事務所増設にも対応し、多様な物流オペレーションに柔軟に対応できる設計とした。施設内ワーカーの労働快適性向上に向け、ドライバー休憩室、室内喫煙室、リフレッシュコーナーを設置するなど、ホスピタリティを重視した環境を整備した。
 防災面では、地域住民が非常時に利用できる防災備蓄倉庫を設置し、地域に開かれた防災拠点としての機能を持たせた。施設内ワーカー向けには災害用備蓄スタンド「BISTA」を導入。太陽光発電設備も備え、非常時においても施設機能の一部継続が可能とする。ZEB Ready認証の取得を予定しており、環境配慮型施設としての位置づけも強める。
 同社は近接地で「(仮称)SANKEILOGI川口領家EAST」の開発も進めており、近傍エリアで拠点整備を検討する企業に対し、面積や時期に応じた提案を進める方針だ。物流施設ブランド「SANKEILOGI」の展開を通じ、多様な物流ニーズに応える拠点開発を継続し、持続可能な物流インフラ整備に取り組むとしている。

※「SANKEILOGI 戸田」の施設概要
所在地:埼玉県戸田市喜沢南 1-5
敷地面積:4,732.24 ㎡(1,431.50 坪)
延床面積:1万213.51 ㎡(3,089.58 坪)
構造・規模:S 造・地上 4 階建て(ボックス型)
着工:2025 年 4 月
竣工:2026 年 5 月
〇倉庫仕様
プラットフォーム:高床式1.0m
梁下有効天井高:5.5m
床加重:1.5t/㎡
垂直搬送機:1基
荷物用EV:1基(W3,000×D4,000、3.5t)
ドックレベラー:1基実装
バース数:10台
駐車場台数:38台

■三井不動産(株)<6月25日>
神奈川県海老名市で建設を進めていた複合業務施設「MFIP海老名 &forest」が6月30日に竣工/物流・研究施設・ラボ機能を集積した新産業創造拠点/木造採用の「&forest」第1号物件で脱炭素と地域共生を推進


 三井不動産(株)は、神奈川県海老名市で建設を進めている複合業務施設「三井不動産インダストリアルパーク海老名(MFIP海老名) &forest」が6月30日に竣工すると発表した。
 同施設は海老名市役所周辺地区に位置し、物流・研究施設・ラボ機能を備えた複合業務施設として整備する。小田急線・相鉄線・JR相模線「海老名駅」から徒歩約10分の立地を生かし、多様な産業機能の集積による新産業創造拠点の形成を目指す。
 同施設は地上4階建てで、1・2階を物流用途、3・4階をオフィス・研究施設・ラボ等に対応可能なマルチユース区画とした。1フロア約9,000㎡で、約1,000㎡の小割区画にも対応する。積載荷重1.5t/㎡、天井高5.5m(4階は7.5m)、72時間対応の非常用発電機を備え、空調・換気設備やフォークリフト乗り入れにも対応するなど、幅広いニーズに応える仕様とした。
 入居予定テナントも多様だ。新日本空調(株)は長野県茅野市から研究開発拠点を移転し、「SNK EBINA Innovation X HIVE®」を開設する。環境・エネルギー分野の研究開発や未利用エネルギーの検証、異業種共創によるイノベーション創出を進める。横河レンタ・リース(株)はPCライフ・サイクル・マネージメントサービスの中核となるテクニカルセンターを新設し、高度なキッティングや運用支援を提供する。(株)ファスマックは食品遺伝子検査等のラボとして入居し、食の安全を支える検査・分析機能を強化する。
 三井不動産は地域共生にも力を入れる。海老名市と連携し、敷地の一部に高さ約5mのネットで囲んだボール遊び広場を含む約2,000㎡の「中央第一公園」を整備。沿道には幅2m・長さ約200mの歩道状空地を設け、ジンダイアケボノなど四季を感じる樹木やベンチを配置し、ウォーカブルな環境を形成した。
 同施設は、複数テナント型物流用途を含む施設として国内で初めて木造を一部採用し、三井不動産グループの木造建築ブランド「&forest」第1号竣工物件となる。保有林のトドマツ材を活用し、木造柱や木鋼ハイブリッド梁を採用することでCO2排出量を低減。屋上全面の太陽光パネルやLED照明などの省エネ施策により「Nearly ZEB」を取得し、BELS 6☆も獲得した。森林資源の循環と脱炭素社会の実現に寄与する施設として位置付ける。

※「MFIP海老名 &forest」の施設概要
所在地:神奈川県海老名市中央5-2-1
敷地面積:約1万9,823㎡(約5,996坪)
延床面積:約4万219㎡(約1万2,166坪)
規模・構造:地上4階建て・鉄骨造一部木造
用途:事務所および倉庫
着工:2025年4月1日
竣工:2026年6月30日(予定)

■CBRE<6月26日>
厚木エリアの大型物流施設取得で(株)ノジマを支援/対象不動産の精緻なデューデリジェンスおよび取得プロセス全般にわたる実行支援を提供


 シービーアールイー(株)(=CBRE)は、神奈川内陸エリアに所在する大型物流施設の不動産取得に関し、(株)ノジマをサポートした。
 CBREは、同取引において、対象不動産の精緻なデューデリジェンスおよび取得プロセス全般にわたる実行支援を提供。ノジマの戦略的意思決定および円滑なクロージングに貢献した。
 CBREは今後も不動産の専門家として、事業会社および投資家の多様なニーズに応じた高度なアドバイザリーサービスを提供し、確実な取引支援を通じて、不動産市場の発展および企業価値の向上に貢献するとしている。

■丸紅ロジスティクス(株)<6月29日>
ペットソリューション分野で初の九州拠点「久留米物流センター」を開設/最適重心地への新拠点設置で九州全域への安定・効率供給体制を構築/共同配送網拡大で積載効率向上と環境負荷低減を推進


 丸紅ロジスティクス(株)は6月1日、ペットフードやペット用品を扱うペットソリューション分野の九州エリアでのサービス提供力を向上するため、福岡県三井郡大刀洗町に「久留米物流センター」を開設した。同分野では初めての九州拠点で、地場パートナー企業との提携により稼働を開始させたとしている。
九州エリアの“最適重心地”に拠点を設けることで、九州全域への安定的かつ効率的な供給体制を構築する。本州域内から九州を結ぶ広域物流ネットワークの強化も図り、エリア特性に即した高品質な物流サービスの提供につなげる。
 同社は商社系3PL事業者として複数のコア事業を展開してきたが、ペットソリューション分野では、九州エリア特性を踏まえたリードタイム短縮や輸送効率の最適化、本州―九州間の広域ネットワークの安定運用、共同配送によるラストワンマイルの効率化と環境負荷低減が課題となっていた。新センターの開設により、これらの課題に対応する拠点網を本格展開する。
 新センターは、本州域内と九州エリアを結ぶ中継・配送拠点として機能し、地域特性や需要動向を踏まえたきめ細かなオペレーションを実現する。将来の物量増加や取り扱いアイテム拡大にも柔軟に対応できるスケーラブルな運営体制を整備した。
 同社は今後、新センターをハブとしたネットワーク拡大により、本州―九州間および九州域内の共同配送網を強化する。積載効率向上や車両台数削減による環境負荷低減を図るとともに、物流コストの最適化を進め、取引先企業のサプライチェーン高度化に貢献する方針だ。

※「久留米物流センター」の施設概要
所在地:福岡県三井郡大刀洗町甲条1258-1

■佐川グローバルロジスティクス(株)<6月29日>
「千葉宮野木営業所」開設でECと店舗物流の一体運用拠点の形成へ/拠点集約と自動化設備連携で処理能力最大化を実現/在庫最適化と出荷精度向上で事業成長を支える物流基盤構築


 佐川グローバルロジスティクス(株)(=SGL)は7月1日、千葉県千葉市に新物流拠点「千葉宮野木営業所」を開設し、運用を開始する。新拠点は、adapt retailing社が展開する「coca公式ストア」の物流を担う。ECと店舗向け物流の一体運用により、入荷から保管、出荷までの業務効率化を図る。
 adapt retailing社では、既存拠点が複数拠点集約に十分対応できる規模・機能を備えていないため、事業成長に伴う取扱量増加への対応と安定運用が課題となっていた。さらに労働力不足による作業キャパシティの制約もリスク要因に浮上するなか、SGLは物流コンサルティングのノウハウを活かし、拠点集約を前提とした最適な業務設計と新拠点開設を提案。自動化設備とWMS等のシステムを連携させ、省人化と処理能力最大化を両立するオペレーションモデルを構築した。
 新拠点では、ECと店舗向け出荷の一元管理により在庫最適化を進めるほか、作業導線の最適化でリードタイム短縮を実現する。繁閑差に対応可能な柔軟なオペレーション体制を整備し、品質管理体制の強化により出荷精度を高める。自動化設備の導入により、ピッキングや店舗仕分けの効率化を図り、作業負荷を軽減するとともに、安定した作業品質も確保した。
 SGLはこれらの取り組みにより、物量の増減にも対応できる拡張性の高い物流基盤を構築し、adapt retailing社の事業成長を支援する。ECと店舗の両チャネルでサービス強化を図ることで、付加価値の高い物流サービスの提供につなげる。SGLは今後も適正在庫管理や物流効率化を通じて荷主企業のサプライチェーン高度化に貢献していく方針だ。

※「千葉宮野木営業所」の施設概要
所在地:千葉県千葉市花見川区犢橋町995-1

■(株)サンケイビル<6月30日>
マルチテナント型物流施設「(仮称)SANKEILOGI川口領家EAST」を着工/約840坪~約9,271坪の区画設定で多様なニーズに対応/「鹿浜橋IC」「東領家IC」至近で東北常磐方面含む広域配送広域配送拠点を形成


 (株)サンケイビルは、JA三井リース建物(株)と共同開発を進めるマルチテナント型物流施設「(称)SANKEILOGI川口領家EAST」の建設工事に着手した。竣工は2028年1月となる予定だ。
 同施設の計画地は首都高速川口線沿いで、東京23区北部・東部への配送効率が高い立地。東北自動車道や外環道、常磐自動車道への接続も良好で、東北・常磐エリアから関東全域を対象とした広域配送拠点としての機能も見込まれる。
 建物は延床面積約3万4,060㎡の地上4階建てで、スロープを備えた汎用性の高い仕様。区画は最小約840坪~最大約9,271坪に対応し、事業規模に応じた柔軟な面積選択が可能だ。敷地内にはバス停を設置し、JR「赤羽駅」東口から11分でアクセスできる。建物内には従業者向けラウンジを設置する予定。作業用空調のオプション選択も可能で、労働環境改善にもつなげる。
 周辺は「鹿浜橋IC」から約2.3km、「東領家IC」から約1.7kmと至近で、迅速な都心配送が可能なエリア。2026年5月に竣工した「SANKEILOGI戸田」と同様に東京都心近接の立地特性を持ち、両社は竣工に向けリーシング活動を本格化させる。

※「(仮称)SANKEILOGI川口領家EAST」の施設概要
所在地:埼玉県川口市領家四丁目
敷地面積:1万3,448.68 ㎡
延床面積:3万4,060.58 ㎡
構造:鉄骨造
規模:地上4階建てスロープ型
着工:2026年5月
竣工予定:2028年1月(予定)
〇建物仕様
床荷重:1.5t/㎡
倉庫内有効高さ:5.0m
トラックバース:51台(車庫証明可)
トラック待機場:3台
乗用車駐車場:73台
その他設備:ドライバー休憩室・ラウンジ設置、太陽光発電設備設置予定

■(株)アスコット、(株)ecoプロパティーズ<6月30日>
埼玉県春日部市でのマルチテナント型冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクトを始動/物流適地での高効率保管施設計画で首都圏コールドチェーン強化へ/梁下6.5m確保と4面バース採用で最新鋭低温物流ニーズに対応


 (株)アスコットと(株)ecoプロパティーズは、埼玉県春日部市下柳で物流施設開発用地を取得し、マルチテナント型冷凍冷蔵倉庫の開発プロジェクトを始動させた。アスコットが出資し、ecoプロパティーズがアセットマネジメントおよびリーシングマネジメントを受託する特定目的会社を通じて事業を進める。
 計画地は国道16号と国道4号に近接し、「岩槻IC」から約15kmの立地にある。外環道や圏央道を活用することで首都圏への広域配送に対応でき、コールドチェーン需要が高まる中で物流適地としての利点を持つ。
 施設計画では、冷凍冷蔵品の効率的な保管に向け、倉庫2階・3階で梁下有効高6.5mを確保する。一般的な梁下5.5mの倉庫と比較し、想定保管条件に基づくトン換算で保管能力は約1.2倍となる。中央車路を採用し、トラックバースを4面に配置することで、テナント分割時でも各区画で十分な接車台数を確保する。大型車両と普通車の駐車スペースも設け、待機・運用や従業員の通勤利便性に配慮した設計とした。
 冷凍食品市場の拡大やEC化の進展、食品流通の多様化を背景に、高度な温度管理が可能な冷凍冷蔵施設の需要は急速に増加している。一方で国内の既存冷凍冷蔵倉庫は老朽化が進み、移転や最新鋭化のニーズが高まっている。今回のプロジェクトは、こうした課題に対応し、首都圏で安定的な低温物流インフラを整備することが目的。両社は今後、関係各所との協議を進め、地域の暮らしと経済活動を支える持続可能な物流拠点の実現に向けて開発を推進する方針だ。

※マルチテナント型冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクトの計画概要
所在地:埼玉県春日部市下柳字田中1791番 他
敷地面積:約1万8,000㎡
延床面積:約2万4,000㎡(予定)
構造:鉄骨造4階建て〔倉庫3層〕(予定)
用途:冷凍冷蔵倉庫
竣工日 :2029年4月(予定)
賃貸面積:最大約2万4,000㎡、最小約4,900㎡、4分割可能

■霞ヶ関キャピタル(株)<6月30日>
三菱商事都市開発(株)と協働して開発を進めていた冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH 東扇島Ⅰ」が竣工/自動ラック導入で労働力不足と作業環境課題を改善/自然冷媒と太陽光発電の採用で環境にも配慮


 霞ヶ関キャピタル(株)は、開発事業者である三菱商事都市開発(株)と協働で推進した冷凍自動倉庫『LOGI FLAG TECH 東扇島Ⅰ』が竣工し、引き渡しが完了したと発表した。同社は開発用地のソーシングと企画立案を担い、プロジェクトマネジメント業務を受託して事業を進めた。
 同施設は、物流業界で慢性的な課題となる労働力不足や冷凍倉庫の過酷な就労環境の改善を目的に、自動ラックを設置した“冷凍自動倉庫”として整備した。東扇島湾岸エリアに位置し、「東扇島IC」から約2.0kmの立地で、関東全域をカバーする配送拠点や輸出入貨物の集約拠点として高い利便性を持つ。
 環境面では、2030年のフロン規制を見据え、自然冷媒を用いた冷却機を採用したほか、屋根に太陽光発電パネルを敷設し、再生可能エネルギーによる電力供給を可能とした。環境配慮型の冷凍倉庫として、持続可能な物流インフラの構築を目指す。
 霞ヶ関キャピタルとグループ会社のX NETWORK(株)は、「その課題を、価値へ。」を理念に掲げ、環境配慮型物流施設の開発や先進技術の導入を推進。新たな仕組みや設備を積極的に採用し、物流業界の革新と発展に貢献する姿勢を示している。今回の新施設竣工により、冷凍・冷蔵物流施設が集積する東扇島エリアにおいて、最新鋭の冷凍自動倉庫が新たに稼働することとなり、広域配送や輸出入貨物の取り扱いにおける利便性向上が期待される。

※「 LOGI FLAG TECH 東扇島 Ⅰ」の施設概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区東扇島 29-4
入居企業: X NETWORK (株)
敷地面積: 5,000.00 ㎡(1,512.50 坪)
延床面積:1万9,953.33 ㎡(6,035.88 坪)
パレット数:1万枚
建物構造:鉄骨造地上 3 階建て
スペック:冷凍自動ラック倉庫(-25℃)対応、冷蔵荷捌スペース(+5℃)、ノンフロン(自然冷媒)採用、太陽光発電パネル設置
評価認証:CASBEE 建築評価認証 A ランク
※延床面積⇒自動倉庫は吹き抜け構造で床がないため、床面積は仮想床を含む容積対象面積

■日本GLP(株)<6月30日>
ダブルランプウェイを備えたマルチテナント型物流施設「ALFALINK東京昭島3」を着工/3棟構成で総延床83万㎡超の大規模物流拠点「ALFALINK東京昭島」の開発プロジェクトが本格始動/多摩地区の物流プライム立地で前例のない規模の物流拠点の供給へ


 日本GLP(株)は、総延床面積83万㎡超の3棟で構成する「ALFALINK東京昭島」の第1棟となる「ALFALINK東京昭島3」(延床約17万7,500㎡)を着工し、起工式を行った。「ALFALINK」の東京都内での開発は今回が初めて。これまで4つのプロジェクトで蓄積してきたノウハウを集約した次世代型物流拠点の開発プロジェクトが本格始動する。なお、「ALFALINK東京昭島3」の竣工は2028年6月となる予定だ。
 今回のプロジェクトの計画地は多摩地区に位置し、国道16号・中央自動車道・圏央道へアクセス可能な物流プライム立地にある。東京都が広域防災拠点と位置づける防災性の高いエリアで、大規模開発が限られてきた地域で前例のない規模の物流拠点供給となる。JR「昭島駅」から徒歩6分、西武鉄道「西武立川駅」から徒歩4分、「拝島駅」から徒歩15分と、3駅徒歩圏内の希少な立地で、人材確保にも優位性を持つ。
 「ALFALINK東京昭島3」は地上5階建てで、各階アクセスを可能とするダブルランプウェイを備えたマルチテナント型施設。1万坪超の大平面フロアから最小800坪区画まで対応し、両面・低床バース区画や中央車路を設けるなど、多様なオペレーションに柔軟に対応する。梁下有効天井高は5.5m(一部6.5m)、床荷重1.5t/㎡を確保し、冷蔵倉庫区画の設置にも対応する。屋上にはターミナルエリアを確保し、入居企業の効率的な輸配送を実現。突発的な荷物にも柔軟に対応でき、強靭な物流体制を構築することができる。
 敷地内には約3.5haの公園や遊歩道、既存建築を活かしたレストランやワークスペースなどのコミュニティエリアを整備し、厨房付きレストランや休憩スペースも各階に設置するなど、“well-being”を重視した就業環境を提供する。EV充電設備や太陽光発電、低炭素コンクリートの採用など環境配慮も進め、CASBEE・ZEB認証取得を予定する。
 なお、「ALFALINK東京昭島2」は2026年11月に、「ALFALINK東京昭島1」は2027年4月に着工し、前者は2029年2月に、後者は2029年9月にそれぞれ竣工する予定となっている。

※「ALFALINK東京昭島3」の施設概要
所在地:東京都昭島市代官山
敷地面積:約7万8,000㎡
延床面積:約17万7,500㎡
構造:地上5階建て、免震構造
着工:2026年6月
竣工:2028年6月末(予定)
認証取得:CASBEE認証、ZEB認証取得(予定)

■岩瀬コスファ(株)<7月1日>
次世代物流拠点「つくばロジスティクス」が本格稼働/旧倉庫比で延床約4.5倍、保管効率3倍、作業効率4倍を実現/自動充填設備やMH機器の採用で多品種小ロット化や短納期化に対応


 岩瀬コスファ(株)は7月1日、茨城県つくば市の既存倉庫を全面建て替え、次世代型物流拠点「つくばロジスティクス」を本格稼働させた。化粧品・医薬品・健康食品原料を扱う専門商社として事業拡大が進むなか、物流体制の強化とサービス向上を目的に、従来の保管主体の倉庫から価値創造型の機能拠点へと刷新した。
 新拠点は、旧倉庫比で建築面積が約2.7倍、延床面積が約4.5倍と大幅に拡張。最新ラックシステムの導入により保管効率は3倍となり、自動充填設備やMH機器の採用で作業効率は4倍向上した。多品種小ロット化や短納期化が進む化粧品・ヘルスケア市場に対応し、迅速な供給体制を整えた。
 品質管理面では、クリーンクラス10万の高度衛生小分け室を設置し、定温庫・冷蔵庫を備えた最新温度管理システムを導入。仕入れから出荷まで一貫した高水準の品質管理を維持し、安全性の高い原料供給を可能とする。
環境配慮も強化した。屋根全面に太陽光パネルを設置し、蓄電池と組み合わせて自然エネルギーを活用するほか、館内のLED照明や効率的な配送ルートによりCO2排出を多角的に削減する。持続可能な社会の実現に向け、グリーン戦略を拠点設計に反映した。
 岩瀬コスファは、物流危機が深刻化する中で、単なる中継点ではなく価値を創出する「機能型拠点」への転換を進める。DXを推進し、品質管理とスピード供給を両立する次世代型物流基盤として、事業成長と顧客ニーズへの対応力を高めていく方針だ。

※「つくばロジスティクス」の施設概要
所在地:茨城県つくば市下河原崎254-26
本格稼働日:2026年7月1日
延床面積:7,566.07㎡(約2,292坪)
取扱品目:化粧品原料、医薬品原料、ハウスホールド用品原料、工業用原料、電子材料、機能性食品原料、栄養補助食品原料、食品添加物

■河合製氷冷蔵(株)<7月1日>
福岡県糟屋郡粕屋町での新物流拠点「福岡第3物流センター」建設を発表/自動立体倉庫や高速型ケース自動倉庫などの導入で低温物流体制を強化/自然冷媒冷凍機の採用で環境保全にも配慮


 河合製氷冷蔵(株)は、最新鋭の自動設備を備えた物流拠点「福岡第3物流センター」を建設し、2028年11月に竣工予定であると発表した。同社は1974年竣工の「箱崎物流センター」を皮切りに拠点拡充を進めてきており、今回の新拠点整備で顧客ニーズへの対応力をさらに強化する。
 新拠点では、自然冷媒(CO2)冷凍機を採用し、環境負荷を抑えながら大型の自動立体倉庫や高速型ケース自動倉庫を導入する。省人化を図りつつ、迅速な出荷対応を可能とする体制を構築することで、既存拠点以上の供給力を確保する。
 立地は九州自動車道路「福岡IC」から車で約2分と至近で、輸送時間の短縮が期待される。アクセス性の高さを生かし、広域配送の効率化にも寄与する。
 同社は、最新設備による高効率オペレーションと環境配慮を両立した新センターの整備を通じ、低温物流の品質向上と顧客サービス強化を進める方針だ。

※「福岡第3物流センター」の施設概要
所在地:福岡県糟屋郡粕屋町戸原西2丁目
竣工:2028年11月(予定)
特長:自然冷媒(CO₂)冷凍機、自動立体倉庫、高速型ケース自動倉庫 などの最新鋭設備を導入予定

■佐川グローバルロジスティクス(株)<7月1日>
埼玉県東松山市に新物流拠点「Logi東松山営業所」を開設/約1万坪の大型拠点で在庫最適化とオムニチャネル対応を推進/周辺4拠点との連携で繁閑差に強い供給体制を構築


 佐川グローバルロジスティクス(株)は7月1日、埼玉県東松山市に新たな物流拠点「Logi東松山営業所」を開設した。新拠点開設を通じ、近年急成長するラグジュアリーブランドの物量拡大に対応するとともに、長期的な事業成長を見据えた顧客企業の物流を支援する。
 顧客企業では、中長期戦略の進展に伴う物流基盤の再構築が課題となっていた。具体的には、在庫最適化や機会損失の抑制、越境ECを含むオムニチャネル戦略への対応が求められており、佐川グローバルロジスティクスは、新拠点を活用した高度オペレーションでそのニーズに応える。
 新拠点は倉庫・事務所を合わせ約1万坪の大型拠点で、「東松山IC」から約0.7kmとアクセス性に優れる。首都圏配送の利便性が高く、広域対応力を備える立地もアピールポイントだ。
 周辺には佐川グローバルロジスティクスの「東松山石橋業所」や「東松山SRC」、「吉見営業所」、「東松山仲田営業所」の4拠点があり、相互連携による適正在庫管理やレイバーコントロールが可能。繁閑差に応じた柔軟な物流波動対応を実現し、顧客企業の成長戦略を支えることができる。

※「Logi東松山営業所」の施設概要
所在地:埼玉県東松山市大字石橋字大手前655-1
面積(借り入れ分):倉庫9,724.96坪、事務所 397.08坪

■ダイビル(株)<7月1日>
北海道小樽市での冷凍冷蔵倉庫開発事業「(仮称)石狩冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト」に参画/既存冷凍冷蔵倉庫の老朽化と冷凍食品需要増加に対応する冷凍物流インフラを再構築


 ダイビル(株)は、シービーアールイー(株)が組成する特定目的会社への出資契約を締結し、北海道小樽市・石狩湾新港地域で道内初となるマルチテナント型冷凍冷蔵倉庫の開発事業に参画した。
 同開発事業の計画地は札幌市内から約15kmとアクセス性に優れ、周辺には冷凍・定温対応の物流事業者が集積する。この計画地に延床面積約3,000坪の冷凍冷蔵倉庫を建設することで、既存冷凍冷蔵施設の老朽化や冷凍食品消費の増加、建築費高騰による設備更新停滞など、北海道の冷凍物流が抱える課題の解決を目指す。
 同開発事業は、ダイビルグループの中長期経営計画2035 “BUILD NEXT.”における重点戦略「アセットタイプ拡充」に位置付けられる物流不動産投資であり、商船三井グループとのシナジー創出にも寄与する。ダイビルグループは今後も優良物件の取得を進め、同計画の推進を図る方針だ。

※「(仮称)石狩冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト」の概要
所在地:北海道小樽市銭函4-158-7(地番)
敷地面積:2万5,224㎡(7,630坪)
延床面積:約9,800㎡(約3,000坪)
着工予定時期:2026年秋
竣工予定時期:2028年春

■日鉄興和不動産(株)<7月1日>
物流・R&D・工場を一体化した延床12万㎡超の複合産業施設「LOGIFRONT 01-LabFactory川崎高津」を着工/第三京浜・東名至近の希少立地で消費地近接・研究開発都市回帰ニーズに対応/緑地環境・防災拠点・資源循環体制の整備で地域共生とサステナブル運営を推進


 日鉄興和不動産(株)は7月1日、物流施設「LOGIFRONT」とR&D・工場施設「01‐LabFactory」を組み合わせた一体型産業施設「(仮称)LOGIFRONT 01-LabFactory川崎高津」の建設工事に着手した。延床面積12万㎡超の都心近接型大規模産業施設として2028年春の完成を予定し、研究・開発から製造、保管・配送までを施設内で完結できる環境を整備する。
 同施設の計画地は川崎市高津区に位置し、「京浜川崎」ICまで約1.9km、「東京」ICまで約4.0kmと広域配送に優れ、世田谷区まで約3kmと消費地近接の利点を持つ。周辺は中小製造業が集積するものづくりエリアで、既存工場の老朽化や研究開発の都市近接化ニーズに対応する拠点として機能する。
 同施設は、1~4階を物流区画「LOGIFRONT」、6~7階をR&D・工場区画「01‐LabFactory」とし、5階は双方に対応可能な区画とした。物流区画は貸床約2万3,000坪、各階28台接車可能な奥行き13mのバース、1フロア約4,400坪の大規模区画、最小約800坪からの分割に対応する。R&D・工場区画は7,000坪超で、ウェットラボ仕様、BSL2対応、7t対応の荷物用エレベーター、耐荷重1.5t/㎡などを備え、研究・製造双方のニーズに応える。
共用部にはラウンジ、会議室、デッキテラス、小売店舗を整備し、働く人の快適性と交流を促進する。敷地には広場や通り抜け緑道を設け、地域イベントや避難場所としても活用可能とした。非常用発電機や備蓄倉庫を備え、防災拠点としての機能も確保する。
 環境面では都市緑化、資源循環、太陽光発電を推進し、敷地内樹木のアップサイクルを実施。日本製鉄(株)のGXスチール「NSCarbolex®Neutral」を採用し、鉄鋼生産から施工時のCO₂排出量削減を図る。

※「(仮称)LOGIFRONT 01-LabFactory川崎高津」の施設概要
所在地:神奈川県川崎市高津区下野毛2-976-1ほか、北見方3-531-1ほか、中原区宮内2-1541-2ほか(地番)
敷地面積:4万6,089.19㎡(1万3,941.97坪)
延床面積:12万1,039.67㎡(3万6,614.50坪)
構造・階数:S造・地上7階(ランプウェイ型)
着工:2026年7月
竣工:2028年春(予定)

■CBRE<7月1日>
北海道初のマルチテナント型冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクトを推進/延床約3,000坪の新拠点を石狩湾新港地域に整備することで既存施設の老朽化と冷凍食品需要増加に対応/用地取得からSPC組成・施工・管理・リーシングまでグループで一貫支援


 シービーアールイー(株)(=CBRE)は、北海道小樽市・石狩湾新港地域で道内初となるマルチテナント型冷凍冷蔵倉庫の開発を推進する。計画地は小樽市銭函に位置し、延床面積約3,000坪の冷凍冷蔵倉庫を建設する計画。既存倉庫の老朽化、冷凍食品消費の増加、建築費高騰による設備更新停滞など、北海道の冷凍物流が抱える課題の解決を目指す。
 同プロジェクトは、CBREグループ内の各部門が連携し、用地取得から企画設計、SPC組成、施工支援、施設管理、リーシングまで一貫して担う。札幌支店は土地取得をサポートし、マーケット調査・分析に基づく企画設計を実施。土地の不動産価値を最大化する開発プランを策定した。アセットマネジメント部門は、特定目的会社(SPC)による土地売買契約の締結(6月5日)および用地取得(6月26日)にアセットマネージャーとして関与。今後は、プロジェクトマネジメントおよびコストマネジメントを担うグループ会社ターナー&タウンゼント(株)と連携し、設計・施工プロセスを支援する。
 竣工後は、CBREのプロパティマネジメント部門が施設管理を担当し、インダストリアル&ロジスティクス部門がリーシングを担う。計画から運営まで一貫して提供できるトータルソリューション・プロバイダーとしての強みを生かし、北海道の物流インフラ強化と地域社会の発展に貢献する方針だ。

※「(仮称)石狩冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト」の概要
事業会社:いしかり特定目的会社(SPC)
出資者:ダイビル(株)、清水総合開発(株)、西部ガス都市開発(株) 他
事業地:北海道小樽市銭函
土地面積:約2万5,000㎡
施設:マルチテナント型冷凍冷蔵倉庫
CBREサポート業務(予定を含む):用地取得、融資サポート、アセットマネジメント、プロジェクトマネジメント(工事企画設計・設計施工者選定等)、プロパティマネジメント(施設管理)、リーシングマネジメント(賃貸仲介)、物件売却サポート(売買仲介)

■トナミ運輸(株)、JPロジスティクス(株)<7月1日>
共同物流拠点開設で横浜市金沢区周辺の配達エリアを再編/横浜2拠点を統合、流通センター機能を備えた複合施設に移転/ グループ内拠点の共同化で特別積合せ事業とロジスティクス事業のさらなる成長目指す


 トナミ運輸(株)とJPロジスティクス(株)(=JPL)は、特別積合せ事業とロジスティクス事業のさらなる成長を目的に、2社共同の新たな物流拠点を開設する。2025年4月以降、日本郵政グループ内で協業を進めてきた両社が、物流機能の拡充と人手不足への対応を図るため、グループ内拠点の共同化を進める。今回の取り組みはその第1弾で、トナミ運輸「横浜営業所」(横浜市戸塚区平戸町1256)とJPL「横浜支店」(横浜市金沢区鳥浜町7-1)を、流通センター機能を備えた複合型施設に移転する。
 新拠点の開設に伴い、金沢区周辺の配達エリアを再編する。トナミ運輸は横浜市南区・保土ヶ谷区・港南区・栄区・横須賀市・逗子市・三浦市・葉山町、JPLは横浜市西区・磯子区・戸塚区・旭区・泉区・鎌倉市を担当し、横浜市神奈川区・中区・金沢区は両社の共配エリアとする。 集荷は原則各社が対応し、サービスレベルの変更は予定していない。
 新施設は首都高速湾岸線「幸浦IC」から約2.7km、横浜横須賀道路「並木IC」から約3.6km、「横浜港(本牧ふ頭)」から約18kmに位置し、神奈川・東京エリアへの配送効率に優れる。全国配送にも適した立地で、両社の物流ネットワークを生かした運用が可能となる。
トナミ運輸とJPLは今後も共同拠点の活用を通じてサービス品質向上と物流機能の最適化を進め、グループとしての競争力強化を図る方針だ。

※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
 注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。

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