■物流施設 投資関連情報2026版<6.18~6.24>

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<2026年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報>

■(株)サンケイビル<6月18日>
千葉県松戸市でマルチテナント型物流施設「(仮称)SANKEILOGI松戸」を着工/「北松戸駅」徒歩圏に立地するドライ棟と冷凍冷蔵棟の2棟構成/「 三郷南IC」と「松戸IC」至近で首都圏広域配送に適した物流基盤構築に寄与


 (株)サンケイビルは、千葉県松戸市でマルチテナント型物流施設「(仮称)SANKEILOGI松戸」の建設工事を開始した。自社物流ブランド「SANKEILOGI」シリーズの冷凍冷蔵対応施設としては、「(仮称)SANKEILOGI春日部」「(仮称)千葉市美浜区新港物流施設計画」に続く3件目。竣工は2027年秋となる予定だ。
 同施設の計画地は北松戸工業団地内に位置し、東京外環自動車道「三郷南IC」から約3.7km、「松戸IC」から約4.8kmと近接する。都心部への配送に加え、首都圏全域をカバーする広域配送拠点としての適性を備える。交通利便性に加え、JR常磐線「北松戸駅」から徒歩約8分、敷地前には最寄りバス停があり、雇用確保の面でも優位性がある。
 同施設はドライ(常温)棟と冷凍冷蔵棟の2棟構成で、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯に対応する。最大5テナントまでの分割賃貸が可能で、汎用性を高めた設計。ドライ棟は最大3テナントに分割でき、1,800~5,500坪に対応する。各テナントが2層を利用できる構造とし、垂直搬送機の増設にも対応できる。
冷凍冷蔵棟は最大2テナントに分割可能で、1,400~3,000坪に対応する。1階を荷捌きスペース、2・3階を冷凍倉庫とする3層構成で、食品物流に適した仕様とした。床荷重は2.0t/㎡、有効高さは5.5m以上を確保し、MH機器の導入にも対応する。
 共用部にはラウンジやドライバー休憩室を設け、倉庫内には作業用空調(オプション)も選択可能とするなど、就労環境の改善にも配慮した。食品メーカー、卸売事業者、小売事業者、外食・中食関連企業、3PL事業者など幅広い低温物流需要を見込む。今後は取扱商材や物流オペレーションに応じた提案を進め、竣工に向けてリーシング活動を本格化させる。

※「(仮称)SANKEILOGI松戸」の施設概要
所在地:千葉県松戸市上本郷
敷地面積:約 1万5,395 ㎡(約 4,657 坪)
着工:2026 年 6 月
竣工:2027 年 8 月末予定
駐車場:49 台
トラック待機場:5 台
〇ドライ棟
規模:地上 5 階建(倉庫部は 4 階建)
延床面積:約 2万2,055.74 ㎡(約 6,672 坪)
温度帯:常温倉庫(ドライ)
バース数:22 台(車庫証明取得可)
〇冷凍冷蔵棟
規模:地上 4 階建(倉庫部は 3 階建)
延床面積:約 1万2,323.88 ㎡(約 3,728 坪)
温度帯:冷凍冷蔵倉庫(冷凍:-25℃、冷蔵:+5℃)
バース数:18 台(車庫証明取得可)

■三井物産都市開発(株)<6月19日>
東北広域配送拠点となる物流施設「LOGIBASE仙台Ⅱ」を着工/「苦竹IC」と「仙台東IC」至近の立地で東北エリアと関東エリアを結ぶ中継拠点としての機能見込む


 三井物産都市開発(株)は6月15日、宮城県仙台市宮城野区扇町で開発を進める「LOGIBASE仙台Ⅱ」の地鎮祭を実施し、新築工事に着手した。
 同施設は2025年9月に竣工した「LOGIBASE仙台」に続く仙台での第2号案件。計画地は「苦竹IC」まで1.8km、「仙台東IC」まで2.4kmに位置し、国道4号・国道45号および仙台東部道路へのアクセスに優れる。仙台市内配送に加え、東北エリアと関東エリアを結ぶ中継拠点として広域配送にも対応できる立地が特徴だ。
 同社は今後も、三井物産グループの国内不動産開発事業を担う立場から企業活動のニーズに応える物流施設適地を見極め、開発事業を継続的に推進していく。

※「LOGIBASE仙台Ⅱ」の計画概要
所在地:宮城県仙台市宮城野区扇町4-8-3
敷地面積:7,188㎡(2,174坪)
延床面積:1万4,596㎡(4,415坪)
構造・規模: S造・地上4階建て
竣工 :2027年6月
〇 設備概要
天井高:梁下有効5.5m
床荷重:1.5t/㎡
バース:14台
トラック待機場:約3台
乗用駐車場:59台(身障者用1台含む)
乗用EV:1台(定員15人)
荷物用EV:2台(3.5t/3m〔幅〕、4m〔奥行〕、3.15m〔高さ〕)
垂直搬送機:2台(1.5t、カゴ車対応)

■寺田倉庫(株)<6月22日>
東京都大田区池上に法人向け小規模倉庫「TERRADAビジネスストレージ池上」を7月1日に開設/空調電源完備で軽作業やオフィス利用に対応する小規模区画の提供に対応/「池上駅」徒歩圏でトランクルームとリハーサル施設も併設


 寺田倉庫(株)は7月1日、東京都大田区池上に法人向け小規模倉庫「TERRADAビジネスストレージ 池上」を開設する。約3.4坪から約168坪まで幅広い区画を備え、保管だけでなく検品や梱包、仕分けなどの軽作業にも対応する。全室に空調と電源を完備し、一部区画では法人登記が可能で、オフィスとしての利用も想定する。
 同倉庫の立地は東急池上線「池上駅」から徒歩8分、「千鳥町駅」から徒歩10分、東急多摩川線「武蔵新田駅」から徒歩11分と複数駅からアクセスできる。国道1号線に面し、環状8号線にも近接するため、荷物搬出入や作業のための移動がしやすく、都心部や羽田空港、神奈川方面への移動にも適した環境となる。
料金体系は最短6カ月から契約可能で、契約開始月の賃料が無料。月額料金には共益費を含め、在庫量の変動やプロジェクト単位での一時的な保管スペース確保にも対応する。
 同建物内には屋内型トランクルーム「TERRADAトランクルーム 池上」も併設する。0.5畳(0.26坪)から3.9畳(1.89坪)までの区画を備え、空調やセキュリティを完備する。専用サイトで空室検索や見学申し込み、契約手続き、契約中の各種変更が可能で、預けたアイテムを画像と情報で一覧できる「アイテム管理ツール」も無料で提供する。
 さらに、1階には約74坪の防音設備を備えたリハーサルスタジオ「TERRADA ACT STUDIO 池上」を併設し、舞台、音楽、映像制作などのリハーサル拠点として利用できる。法人・個人を問わず、多様な用途に応える複合拠点として展開する。
 アパレル関連企業であれば、空調完備の環境で衣類や服飾雑貨を保管し、在庫管理から検品、出荷作業までを同一空間で行える。スタートアップやD2C事業者であれば、倉庫とオフィス機能を兼ね備えた拠点として利用することで、機動的な事業運営が行える。舞台・音楽・イベント制作関連企業であれば、舞台小道具や楽器、音響機器の保管場所として利用し、同建物1階の「TERRADA ACT STUDIO 池上」をリハーサル拠点とすれば、機材移動の負担軽減にもつながるとしている。

※「TERRADAビジネスストレージ 池上」の施設概要
所在地:東京都大田区池上8-4-12( 4階・5階)
開業日:2026年7月1日
契約形態:定期建物賃貸借契約
敷金・礼金:敷金3カ月分・礼金1カ月分
面積・賃料(月額):
4階一括⇒約555.37㎡(約168坪)月額243万6,000円(税別)
IG-B501⇒約120.64㎡(約36.4坪)月額65万5,200円(税別)
IG-B502⇒約76.43㎡(約23.1坪)月額41万5,800円(税別)
IG-B503⇒約148.49㎡(約44.9坪)月額80万8,200円(税別)
IG-B504⇒約11.45㎡(約3.4坪)月額6万7,320円(税別)
〔注:上記は2年間の定期建物賃貸借契約の場合の料金。最短6カ月より契約可能だが、短期契約の場合は料金体系が異なる〕
天井高:約2.5m
営業時間:24時間
設備:駐車場、電源、24時間空調(個別空調)、機械警備、エレベーター(内寸:幅195cm×奥行213cm×高さ230cm、間口:幅180cm×高さ210cm)

■川西倉庫(株)<6月22日>
「神戸支店ポートアイランド営業所(冷蔵倉庫)」で自然冷媒冷蔵冷凍機を導入/2027年3月に冷蔵冷凍機7台全てを切り替え、脱フロン化加速/主要冷蔵倉庫でも今後の新設・更新時に自然冷媒型に全面転換する方針


 川西倉庫(株)は、「神戸支店ポートアイランド営業所」(冷蔵倉庫)で自然冷媒冷蔵冷凍機への切り替えを実施すると発表した。同社は企業価値向上の観点からサステナビリティ課題への対応を重要視し、長期ビジョン「KAWANISHI 2030」および「Vision2027 事業領域の拡大」に基づき、環境問題やSDGsを含む社会課題への取り組みを進めている。今回の自然冷媒冷蔵冷凍機への切り替えは、そのなかで設定した9つのマテリアリティの具体策として実施するものだという。
 自然冷媒は地球温暖化係数が低く、従来型のフロン系冷媒に比べ環境負荷を抑えられる。今回の切り替えは、冷蔵倉庫における脱フロン化を進める取り組みの一環で、温室効果ガス排出削減に向けた設備更新として位置づけられている。
 「神戸支店ポートアイランド営業所」では、2027年3月に7台の冷蔵冷凍機全てを自然冷媒型に切り替え、稼働させる予定。「神戸支店六甲営業所」では、すでに2023年3月に自然冷媒冷蔵冷凍機を導入しており、全7台のうち4台が自然冷媒型となっている。
 同社は今後、国内主要冷蔵倉庫でも新設や設備更新を行う際、自然冷媒冷蔵冷凍機への100%転換を進める方針。これにより、冷蔵倉庫事業全体での環境負荷低減を図り、持続可能な事業運営体制の構築を目指す。

■鴻池運輸(株)<6月22日>
神奈川県西部の保管・配送基盤強化と物流効率化で東部ネットワーク(株)の「東部海老名ロジスティクスセンター」を活用/サントリーロジスティクス(株)が進める神奈川エリアの物流ネットワーク再編に対応/2027年1月1日稼働開始により商品別出荷体制をエリア別出荷体制に再編


 鴻池運輸(株)は、サントリーロジスティクス(株)が進める神奈川エリアの物流ネットワーク再編に対応し、東部ネットワーク(株)の「東部海老名ロジスティクスセンター」を新たな出荷拠点として活用する。新拠点の稼働開始は2027年1月1日となる予定だ。
 新たに活用する「東部海老名ロジスティクスセンター」は神奈川県海老名市下今泉に所在する鉄骨造2階建ての物流施設で、賃借面積は約3万3,289㎡。これまで商品別出荷を中心としていた体制を、エリア別出荷へと再編することで、酒類と食品(清涼飲料など)の同送を可能にし、神奈川県西部における保管・配送体制の強化と物流効率化を図る。
 今回の取り組みは、サントリーロジスティクスの外部倉庫機能を新拠点に集約し、より効率的な物流オペレーションを構築する狙いがある。鴻池運輸は既存の「海老名流通センター」と新拠点を組み合わせることで、神奈川県西部における物流基盤を一段と強化する。
 エリア別出荷への転換により、配送ルートの最適化や積載効率の向上が期待されるほか、酒類と食品を同一拠点から出荷することで、庫内作業や輸送の効率化にもつながる。サントリーロジスティクスのネットワーク再編に合わせた今回の対応は、両社の協業体制を強化し、地域物流の安定運営にも寄与するもの。鴻池運輸は今後も物流拠点の最適配置や運用改善を通じ、顧客企業の物流戦略に対応する体制を整備していく方針だ。

※「東武蛯名ロジスティクスセンター」の施設概要
所在地:神奈川県海老名市下今泉2-3-1
規模:地上2階
昇降機:EV2基(積載荷重6t)、垂直搬送機6基(1,100mm×1,100mm)
床荷重:倉庫区画1階 2.0t/㎡、倉庫区画2階 1.5t/㎡
床形式:低床式
構造材質:鉄骨造(S)
竣工:2011年12月

■岡崎通運(株)<6月23日>
新たな物流拠点「田原ロジネットセンター」の建設計画を発表/物流サービスのさらなる強化と顧客への安定供給の実現へ、2027年下期稼働を目指す


 岡崎通運(株)は、物流サービス体制のさらなる強化と顧客への安定供給を実現するため、愛知県田原市に新たな物流拠点「田原ロジネットセンター」を建設する。
 同拠点は、効率的な保管・輸送体制を実現する設備を導入する計画で、地域に根ざした物流サービスの提供をさらに強化する。また、安全性・作業効率・環境にも配慮するとともに、持続可能な物流の実現にも取り組む。稼働開始は2027年下期となる予定だ。

※「田原ロジネットセンター」の計画概要
所在地:愛知県田原市緑が浜二号
倉庫面積:約2,500坪
稼働開始:2027年下期(予定)

※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。

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