
NTN(株)は、岡山製作所での再生可能エネルギー利用拡大に向け、Daigasエナジー(株)および近隣サプライヤーのコーワン(株)と連携し、地域連携型オンサイトPPAを導入する。工場建屋への太陽光発電設備の設置が困難な課題に対し、近接するコーワンの物流センター屋根を活用して再生可能エネルギーを供給する仕組みで、地域企業との協働により再エネ導入を実現する。
今回の取り組みでは、コーワンの建屋に設置した太陽光発電設備をDaigasエナジーが運営し、発電した電力をNTNが利用する。年間約143万kWhの再生可能エネルギーを創出し、年間約622tのCO2排出量削減を見込む。2026年10月に工事着工、2027年4月の発電開始を予定する。
企業の脱炭素化が進むなか、建屋構造や築年数の制約から太陽光発電設備を自社敷地内に設置できないケースが増えている。岡山製作所でも既存建屋への設置が困難であったことから、近隣企業の未利用スペースを活用する地域連携型の導入方式を採用した。地域の既存資産を有効活用しながら、生産拠点での再生可能エネルギー利用拡大と地域の脱炭素化を両立する。
NTNグループは2050年カーボンニュートラルの実現を掲げ、省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入を推進している。今後もサプライヤーや地域との共創を通じてCO2排出量削減に取り組み、持続可能な社会の実現を目指す。
