2024年– date –
-
■物流施設 投資関連情報2024版<5.2~5.8>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■セイノーホールディングス(株)<5月2日>西濃運輸(株)の中部圏内2施設への設備投資を実施/環境に配慮した「Green物流」対応への 積極的な設備投資で特積み輸送の効率化と、最適物流提案するロジスティクス事業を推進 セイノーホールディングス(株)は、中核会社の西濃運輸(株)において、事業基盤である特積み輸送の効率化と最適な物流を提案するロジスティクスを推進するため、中部圏内に2件の設備投資を実施する。両設備投資は、収益拡大に加え、サプライ... -
ヤマトホールディングス(株)⇒東南アジア-欧州間で、トラックと鉄道による国際複合一貫輸送サービスを5月1日から提供開始/地政学的リスクに備えた強靭なグローバルサプライチェーンの構築を支援
ヤマトホールディングス(株)は5月1日、東南アジア-欧州間で、トラックと鉄道による国際複合一貫輸送サービスの提供を開始する。1.背景および目的 東南アジア地域は、世界各国のエレクトロニクス関連製品や自動車部品などの生産拠点が集まっており、生産財は世界中の市場へ送られている。これまで、東南アジアから欧州市場への海上輸送では、最短ルートである紅海ルートが主に利用されてきたが、2023年末頃から武装組織による船舶攻撃が紅海とその周辺海域で継続している。これにより、多くの船舶は、南アフリ... -
ニュース・トピックス(2024年4月30日~5月6日)
物流に関連する(2024年4月30日~5月6日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■食品・トラブル/江崎グリコ(株)⇒基幹システムの障害に伴う「チルド食品(冷蔵品)」の出荷停止期間延長を決定/5月中旬での出荷再開目標を修正、現時点での再開時期は未確定 ■輸配送・国際/ヤマトホールディングス(株)⇒東南アジア-欧州間で、トラックと鉄道による国際複合一貫輸送サービスを5月1日から提供開始/地政学的リスクに備えた強靭なグローバルサプライチェーンの構築を支援 ■経営・買収/郵船ロジスティクス(株)⇒海外... -
鴻池運輸(株)⇒長野県安曇野市のサントリー天然水専用 保管・配送拠点「安曇野営業所 第2倉庫」が竣工/AGF 導入で倉庫2階フロア全体の無人化を実現、労働力不足に対応
鴻池運輸(株) は4月23日、サントリー天然水専用保管・配送拠点「安曇野営業所 第2倉庫」(長野県安曇野市)の竣工式を実施した。 同施設は、「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」の2系列目となるサントリー天然水製造ラインの稼働に伴い、同製品専用の保管・配送体制を強化するため、既存の第1倉庫に隣接する形で増設されたもの。同社は、第2倉庫2階にレーザー誘導方式AGFを6台導入し、製品の入出庫・保管作業を自動化する方針。フロア全体の無人化は、同社倉庫では初めて。同社では、物流現場の慢性... -
大和物流(株)⇒千葉県印西市に物流施設「千葉ニュータウン物流センターⅡ」を開設/既存施設との人員・車両の共有・連携により安定的で効率的な施設運営目指す
大和物流(株)は5月1日、千葉県印西市に物流施設「千葉ニュータウン物流センターⅡ」を開設する。 同社は現在、印西市で「千葉ニュータウン物流センター」を稼働させているが、需要拡大に伴う満床状態が続いており、これに対応してキャパシティ拡大を図るため、新施設を開設するもの。今後は、既存施設の強みを活かした効率的なセンター運営を実現するため、両施設の一体的な運営を図っていく予定だ。 新施設が所在する千葉県印西市は、東京都心から約40kmの距離に位置し、交通アクセス面での利便性も高く、首都... -
(株)阪急阪神エクスプレス⇒マレーシア現地法人がクアラルンプール近郊の既存倉庫を増床/メディカル関連の取り扱いを強化、保税倉庫ライセンスの取得も目指す阪急
(株)阪急阪神エクスプレスのマレーシア現地法人、 HANKYU HANSHIN EXPRESS (MALAYSIA) SDN.BHD.(本社:クアラルンプール)は4月1日、クアラルンプール近郊の既存倉庫「シャー・アラム倉庫」を 増床した。 同倉庫は、ポートクラン港から30km、クアラルンプール国際空港から45kmの距離にある工業団地内に設置されており、利便性が高い。2018年10月に特定顧客貨物の取り扱いで営業を開始し、その後、新規顧客貨物の取り扱いのため、合計1,858 ㎡に増床した経緯がある。近年はメディカル関連を中心に倉庫需要のさ... -
ダイセーロジスティクス(株)⇒愛知県一宮市の「一宮ハブセンター」が菓子共配センターとして稼働開始/物流2024年問題による中継拠点需要増加で中京エリアに初進出
ダイセーロジスティクス(株)は5月1日、愛知県一宮市の「一宮ハブセンター」を稼働させる。 同施設は、物流2024年問題により、関東と西日本をつなぐ中継拠点としての需要が高まっている中京エリアでの同社初の物流拠点で、マザーデポ機能を兼ね備えた菓子共配センターとして開設したもの。全国から中京エリアへ配送する菓子の共配をメインとしつつ、十分な保管スペースを活用したマザーデポ機能を兼ね備えることにより、使い勝手に優れた物流拠点として機能させる。倉庫内には約480坪の定温スペースがあり、夏場... -
センコー(株)⇒滋賀県東近江市で建設を進めていた危険物倉庫2棟が竣工 /危険物倉庫ニーズの高い湖東地区の実情踏まえ新設
センコー(株)は4月25日、滋賀県東近江市の京滋東支店湖東車輌営業所敷地内で建設を進めていた危険物倉庫2棟が竣工したと発表した。 滋賀県東近江市は、名神高速道路の「湖東三山スマートIC」と「八日市IC」の中間地で、東海地区、関西地区、北陸地区への輸送アクセスに優れる。同社は長年、滋賀県内の工場を中心とした物流業務を手掛けてきており、同市内での営業実績も豊富。同市の湖東地区では、危険物倉庫のニーズが高いにも関わらず、既存危険物倉庫が少ないことから、同地区内にある湖東車輌営業所敷地内... -
■物流施設 投資関連情報2024版<4.25~5.1>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■センコー(株)<4月25日>滋賀県東近江市で建設を進めていた危険物倉庫2棟が竣工 /危険物倉庫ニーズの高い湖東地区の実情踏まえ新設 センコー(株)は4月25日、滋賀県東近江市の京滋東支店湖東車輌営業所敷地内で建設を進めていた危険物倉庫2棟が竣工したと発表した。 滋賀県東近江市は、名神高速道路の「湖東三山スマートIC」と「八日市IC」の中間地で、東海地区、関西地区、北陸地区への輸送アクセスに優れる。同社は長年、滋賀県内の工場を中心とした物... -
月刊「LOGI-EVO」5月号が発刊!
CONTENTS ー 22ページ ■MDR式マテハンで生産・物流現場の“運び方改革”加速顧客視点の製品・サービス展開で事業拡大に勢い伊東電機(株) 代表取締役社長 伊東 徹弥 氏 ■音声認識&LED表示の次世代ピッキングソリューションを開発ユーザーニーズに対応した組み合わせでの受注活動を本格化アイニックス(株) ■生産能力増強・物流効率化に向けて滋賀事業所の再編を開始半導体・液晶生産ライン向け、一般製造業・流通業向けシステムの2工場棟を起工(株)ダイフク ■「ELEVATE 2024 TOKYO」を開催パートナーシップ強... -
キリンホールディングス(株)⇒「キリンサプライチェーン環境プログラム」をスタート/サプライヤー17社とのさらなる協働でGHG Scope3排出量削減を目指す
キリンホールディングス(株)は4月、GHG Scope3排出量削減に向けた取り組みを推進するため、「キリンサプライチェーン環境プログラム」をスタートした。同プログラムは、同社との取引においてGHG Scope3排出量の多い17社のサプライヤーが参加し、「GHGの実排出量データの相互開示」「SBT(科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標)水準のGHG排出量削減目標設定依頼・支援」「GHG排出量削減に向けた協働取り組み」を推進するもの。同社が中期目標に設定している「2030年までに2019年比でグループ全体のGHG Scop... -
ニュース・トピックス(2024年4月23日~4月29日)
物流に関連する(2024年4月23日~4月29日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■SCM・環境/キリンホールディングス(株)⇒「キリンサプライチェーン環境プログラム」をスタート/サプライヤー17社とのさらなる協働でGHG Scope3排出量削減を目指す ■行政・自動運転/首相官邸⇒自動物流道路の想定ルート選定を含めた基本枠組みの夏ごろまでの取りまとめを指示/第5回デジタル行財政改革会議で物流問題の構造的解決に向けて ■輸配送・協業/鴻池運輸(株)、トランコム(株)⇒トラックと鉄道輸送を組み合わせた独自サービ... -
■SBSフレック(株)⇒神奈川県厚木市の冷凍冷蔵倉庫「厚木物流センター(仮称)」を開設/全国冷凍プラットフォームの中核を担う新拠点
SBSフレック(株)は9月、神奈川県厚木市に倉庫面積約 4,000 坪4階層の冷凍冷蔵倉庫「厚木物流センター(仮称)」を開設する。 同施設は、首都圏中央連絡自動車道「海老名IC」から約 6.5km、東名高速道路「厚木IC」から約7km と、冷凍冷蔵食品の共同配送網構築の中核となる拠点。庫内には、垂直搬送機3基と貨物用EV2基を設置するほか、自動仕分け機などのMH機器を導入することで、省人化を図る。また、全館LED照明を採用し、屋上には太陽光パネルを設置するなど、環境面にも配慮するとしている。 同社は... -
(株)コメリ⇒自社物流拠点の中で最大規模となる「コメリ(新)関西流通センター」の建設概要計画を発表/物流2024年問題への対策として生産性向上への取り組み進める
(株)コメリは、関西地域における多店舗出店の要となる物流拠点を設置に向け、和歌山県ならびに橋本市との協定のもと建設の準備進めてきた「コメリ(新)関西流通センター」の概要計画を発表した。 同社は、和歌山県ならびに橋本市と同施設建設を通じた進出について2022年11月に協定を締結し、建設準備を進めてきた。同施設は、同社グループ11か所の物流拠点の中で最大規模の延床面積となるもので、同社は物流2024年問題への対策を考慮し、作業効率化や新たな仕組みの導入を図るなど、生産性向上に向けた取り組み... -
(株)ニチレイロジグループ本社⇒中国子会社の浙江鮮一百物流有限公司が新たに設置した「諸曁低温物流センター」が稼働/浙江省において3温度帯物流サービスの提供が可能に
(株)ニチレイロジグループ本社は、中国子会社の浙江鮮一百物流有限公司が新たに設置した「諸曁低温物流センター」の稼働を発表した。これにより、1月に稼働した「諸曁常温物流センター」と合わせ、浙江省において3温度帯物流サービスの提供が可能な体制が整った。 ※「諸曁低温物流センター」の施設概要所在地:浙江省諸曁市浣東街道曁東路設備規模:3,820.8㎡