(株)阪急阪神エクスプレス⇒マレーシア現地法人がクアラルンプール近郊の既存倉庫を増床/メディカル関連の取り扱いを強化、保税倉庫ライセンスの取得も目指す阪急

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 (株)阪急阪神エクスプレスのマレーシア現地法人、 HANKYU HANSHIN EXPRESS (MALAYSIA) SDN.BHD.(本社:クアラルンプール)は4月1日、クアラルンプール近郊の既存倉庫「シャー・アラム倉庫」を 増床した。
 同倉庫は、ポートクラン港から30km、クアラルンプール国際空港から45kmの距離にある工業団地内に設置されており、利便性が高い。2018年10月に特定顧客貨物の取り扱いで営業を開始し、その後、新規顧客貨物の取り扱いのため、合計1,858 ㎡に増床した経緯がある。近年はメディカル関連を中心に倉庫需要のさらなる増加が見込まれており、今回、隣接区画のスペースを借り増しし、従来の3 倍強となる合計6,038 ㎡への増床に踏み切った。
 同倉庫には定温ルームが完備されており、マレーシア現地法人で取得している GDPMD認証のもと、メディカル関連顧客のニーズにも幅広く対応している。また、同倉庫が立地する工業団地は、アクセス性に優れ、多数の製造企業が進出していることから、マレーシア現地法人では今後の保税倉庫需要の増加も見込んでおり、年内での保税倉庫ライセンス取得を目指すとしている。

※「シャー・アラム倉庫」の施設概要
所在地:Lot21, Lion Industrial Park, Persiaran Tengku Ampuan, Section 26, 40300 Shah Alam, Selangor Darul Ehsan, Malaysia
延床面積:約6,038 ㎡
増床日:2024 年4 月1 日

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