SBSホールディングス(株)/ECプラットフォーム事業の第1号戦略拠点「EC野田瀬戸物流センター」を2024年2月に開設/2024年1月竣工予定の「(仮称)野田瀬戸物流センター」内に

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 SBSグループは2024年2月、2024年1月竣工予定の「(仮称)野田瀬戸物流センター」内にECプラットフォーム事業の大型戦略拠点「EC野田瀬戸物流センター」を開設する。また、同センター開設に先駆け、同社先端ロボットソリューション検証施設「LTラボ」の限定公開ツアーの開催も行う。
 急成長するEC市場で、EC事業者は競争激化、物量波動、在庫最適化、配送コスト増、人手不足など数多くの経営課題に直面している。同社は、これら課題の解決でEC市場の一層の成長に貢献するとし、自社の3PL事業で培った倉庫管理や配送のノウハウに加え、先端物流技術を駆使した物流DXを組み合わせ、業界別に最適化されたプラットフォーム「EC物流お任せくん」を2022年12月に発表しており、以来、EC物流事業への提案を加速している。2024年2月にオープンする同センターは、同プラットフォームが持つ多彩なサービスを一気通貫で実現する、第1号戦略拠点と位置付けられている。
 同センターは、EC専用区としてはSBSグループ内で最大規模となる1フロア1万坪(約3万3,000㎡)の大型エリアがあり、EC事業者が共同運営型の物流センターとして相乗り利用することが可能。センター内は、常温のみならず3温度帯や定温保管機能を備えており、特殊商品の保管可危険物倉庫、返品商品の格上げ(補修)や細かい流通加工に対応する各種設備、さらに薬店や撮影スタジオも設置される。アパレル、食品、化粧品、健康食品、医薬品、雑貨など幅広い業種への対応が可能。200超のEC業務のサービスメニューとサステナブル対応を通じ、利用事業者は多彩なメリットを享受することができる。
 同センターの最大の特徴は、同社の現場で導入効果や機能性を評価してきた、各現場仕様のロボットやマテハンの導入・運用ノウハウと、専用の検証施設「LTラボ」で収集した実証データにより選定したLT設備が多数導入される点。商材別に機器同士の相性もふまえ、パフォーマンスの最大化と高いサービスレベルを実現する。

※「(仮称)野田瀬戸物流センター」の施設概要

(「EC野田瀬戸物流センター」は4F全区画及び1Fの一部区画)
建築面積:4万3,595.72㎡
施工床面積:16万8,398.09㎡
賃貸面積:14万5,389.94㎡
最高高さ:31.38m
構造:RCS造 地上4階建
梁下有効高:5.5m
床荷重:1F:2.0t/㎡ 2~4F:1.5t/㎡

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