アマゾンジャパン(同) 千葉市と狭山市の2か所に物流拠点を新設、千葉は日本最大の「Amazon Robotics」導入拠点、狭山はファッション商材専用拠点に

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 アマゾンジャパン(同)は、千葉県千葉市と埼玉県狭山市に同社物流拠点であるフルフィルメントセンター(FC)を新設すると発表した。これら2拠点の延床面積は合計約20万㎡に達し、エリアマネージャーや職場の安全・衛生管理者、商品の品質管理者、設備の保全管理者、商品のピッキング・梱包・出荷作業などを担当する従業員など、様々な職種で3,000人以上の雇用機会を創出する。これら拠点の拡大により、同社全体の商品保管容量は過去最大の1,700万立方フィート以上となり、日本国内のFCの数は合計で25か所以上にまで達する。同社では、この大幅な拠点拡大が日本国内の販売事業者顧客基盤の成長にも貢献するとしている。

 千葉県に開設する「Amazon千葉みなとFC」は、ロボットが商品棚を持ち上げて移動する「Amazon Robotics(アマゾンロボティクス)」を導入する拠点としては国内最大。「Drive(ドライブ)」と呼ばれるロボットが「Pod(ポッド)」と呼ばれる専用の商品棚を移動させることで、庫内従業員の業務をアシストする。これにより、従来以上に短時間で棚入れや棚出しをすることが可能うになるとしている。また、最大約40%多くの在庫を保管することができ、省スペース化が可能となるため、商品の品揃えを増やすこともできる。フルフィルメント by Amazon(FBA)を利用してサービスを提供している中小規模の販売事業者にとっても販売機会拡大のメリットが享有できる見込みだ。
 埼玉県狭山市の「Amazon狭山広瀬台FC」は、洋服や時計、靴などのファッション関連の商品を専門に取り扱う物流拠点で、ファッション商品特有の保管や梱包などのニーズに対応した設計になっている。

※「Amazon千葉みなとFC」の施設概要
所在地: 千葉県千葉市
延床面積: 約12万㎡
商品保管容量: 120万立方フィート(ft3)
開設日(予定):2023年8月

※「 Amazon狭山広瀬台FC」の施設概要
所在地: 埼玉県狭山市
延床面積: 約8万㎡
商品保管容量: 110万立方フィート(ft3)
開設日(予定): 2023年8月

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