
日本ストライカー(株)は10月19日、国内6拠点目となる「横浜物流センター」を横浜市神奈川区に開設した。大型医療機器の出荷やアフターサービスを担う拠点として活用し、事業拡大に伴うサプライチェーン強化を図る。物流環境が厳しさを増すなか、緊急性の高い手術に対応するための緊急対応用倉庫も順次拡充し、製品の安定供給につなげる。
同社は2023年から2024年にかけて福岡県、宮城県、北海道で物流センターを相次ぎ開設してきた。今回の「横浜物流センター」は、同社最大規模の「西日本物流センター」(大阪府藤井寺市)に次ぐ1,200坪超の施設規模を持ち、ロボティクス製品や内視鏡カメラシステムなど大型の手術室装備品、自動体外式除細動器(=AED)、自動心臓マッサージ器、救急搬送用電動式ストレッチャーなど救急医療製品の出荷業務を担う。大型機器のアフターサービスにも順次対応し、サービスレベル向上を目指す。
物流業界では人手不足が深刻化し、自然災害や悪天候の影響も重なるなか、医療機器を迅速かつ確実に届ける体制の整備が求められている。同社はこれまで全国9都道府県に緊急対応用倉庫を整備してきたが、2026年末までに新潟、埼玉、香川、鹿児島の各県にも同倉庫を新設する計画。物流センターと緊急対応用倉庫の両輪で供給体制を強化し、外的要因によるサプライチェーンへの影響を最小限に抑える構えだ。
※「横浜物流センター」の施設概要
所在地:神奈川県横浜市神奈川区恵比須町1番地 澁澤倉庫(株) 恵比須町営業所
