
ロジネットジャパン(株)は北海道帯広市に新たな物流拠点「LNJ帯広センター(仮称)」を建設することを決定し、9月29日に現地で起工式を実施した。竣工後の運営は連結子会社の札幌通運(株)が担う。
札幌通運はロジネットジャパングループの北海道エリアを担当する事業会社で、1950年の設立以来、道内主要都市に物流拠点を展開してきた。既存の「帯広センター」は十勝エリアの集荷・配送拠点として機能し、農産品の全国出荷を支える重要拠点となってきたが、さらなる輸送力拡大と顧客ニーズへの対応のため、同センターを刷新し、新拠点建設を進める運びとなった。
新拠点は「芽室帯広IC」近くの工業団地内に立地し、帯広市内や芽室町の工業地域に加え、JR貨物「帯広貨物駅」へのアクセスにも優れる。十勝圏内だけでなく釧路方面を含む道東全域をカバーする広域中継施設としての機能を持ち、グループの全国輸送網を強化する。
設備面では、従来施設の課題を踏まえ機能拡充を図る。荷捌き場は現施設の約2倍に拡張し、ウィング車が直接接車して側面から積み下ろしできる構造を採用することで荷役作業の効率化も図る。また、新たに定温倉庫を設け、温度管理が必要な荷物の品質維持に対応することで地域の農産品や食品の物流需要に応える体制を整える計画だ。
ロジネットジャパングループはトラック、鉄道、航空、船舶を組み合わせた総合輸送サービス「LNJEX」を展開しており、今回の「帯広センター」刷新で道東地区の中継機能を強化する考え。多様な輸送モードを活かし、地域の輸送需要に確実に応える体制を構築することで、生活基盤を支える物流サービスの向上をめざす。
※「LNJ帯広センター(仮称)」の施設概要
所在地:北海道帯広市西19条北2-6-3
敷地面積:3,045.50 ㎡
延床面積:1万4,877.07 ㎡
構造:鉄骨造2階建て(荷捌室1階)
着工:2026 年9月1日
竣工・稼働開始:2028 年1月(予定)
