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(株)デンソー⇒愛知惟謙西尾市の善明製作所敷地を拡張し、新工場建設へ/2027年1月竣工予定、デジタル化による24時間無人稼働の次世代工場めざす
(株)デンソーは、愛知県西尾市にある善明製作所の敷地を拡張し、新たな工場を建設する。2025年度上期に着工し、2027年1月に竣工、2028年度上期から生産を開始する予定で、工場建屋の総投資額は約690億円となる計画だ。 同社は、クルマで培った技術をコアに、「環境」と「安心」分野における提供価値を拡大するとともに、「自動車業界のTier1」から「モビリティ社会のTier1」へと進化するために、「モビリティの進化」「新価値創造」「基盤技術の強化」という3つの事業施策を進めている。 基盤技術の強化の一... -
(株)SUBARU、パナソニック エナジー(株)⇒SUBARUの生産予定バッテリーEV向けにパナソニック エナジーが次世代車載用円筒形リチウムイオン電池供給へ/群馬県大泉町に両社でリチウムイオン電池工場を新設
(株)SUBARUとパナソニック エナジー(株)は、車載用円筒形リチウムイオン電池の供給に関する協業基本契約の締結と中長期的パートナーシップについて協議を踏まえ、SUBARUが2020年代後半から生産予定のバッテリーEV向けに、パナソニック エナジーが次世代車載用円筒形リチウムイオン電池を供給するほか、群馬県大泉町に両社でリチウムイオン電池工場を新設する計画を策定し、その準備を本格化すると発表した。 SUBARUは、2030年にグローバル販売台数120万台のうち50%をバッテリーEV化することを目標に掲げており... -
■物流施設 投資関連情報2024版<9.5~9.11>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設・工場の情報> ■三菱地所(株)、大成建設(株)、中央日本土地建物(株) <9月5日>米国東海岸ヴァージニア州で大規模物流施設開発事業に参画/米国で事業拡大中の日系企業JVでの取組、5棟・総延床面積約22万㎡の物流施設開発へ 三菱地所(株)、大成建設(株)、中央日本土地建物(株)の3社は、各社の米国法人を通じ、ロックフェラーグループ社と米国ヴァージニア州の有力デベロッパーであるMatan社が推進する米国主要港のヴァージニア港(ヴァージニア州ノーフォーク)付近... -
ニューストピックス(2024年9月3日~9月9日)
物流に関連する(2024年9月4日~9月9日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■SC・共同輸配送/NEC⇒業種・業界の垣根を越えた共同輸配送によるサプライチェーンの構築を開始/「共同輸配送プラットフォーム」を活用して主要都市間ルートで、電機精密・自動車部品・消費財などの複数業界が対象 ■通販・環境/アスクル(株)⇒環境省推進「バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」の参加企業に決定/GHGのバリューチェーン排出量(Scope3)削減の実現に向けてバリューチェーン全体での連携による取組推進 ■A... -
ラサール不動産投資顧問(株)、九州電力(株)、九電不動産(株)、(株)大福物流⇒福岡県糟屋郡粕屋町で建設を進めていたマルチテナント型物流施設「ロジポート福岡粕屋」が竣工/福岡市中心部および九州全域・中国地方への配送拠点に
ラサール不動産投資顧問(株)、九州電力(株)、九電不動産(株)、(株)大福物流の4社は、福岡県糟屋郡粕屋町で建設を進めていたマルチテナント型物流施設「ロジポート福岡粕屋」が竣工したと発表した。 同事業は、ラサール、九州電力、九電不動産の3社が地上3階建て・延床面積9万1,878.28㎡(約2万7,793坪)のマルチテナント型物流施設を、同施設のため組成された福岡プロパティー特定目的会社を通じて開発したもので、1階全フロアを大福物流が賃借することが決定している。 同施設は、福岡市の中心地から約10km、... -
SBSフレック(株)⇒神奈川県厚木市に冷凍冷蔵倉庫「厚木定温DC」を開設/4,000坪4階建て、パレット・ケース・ピース単位の幅広いニーズに対応
SBSフレック(株)は9月1日、神奈川県厚木市に倉庫面積約 4,000 坪4階建ての冷凍冷蔵倉庫 「厚木低温DC」を開設する。 同倉庫は、首都圏中央連絡自動車道「海老名IC」から約 6.5km、東名高速道路「厚木IC」から約7km と、首都圏を中心とした広域へのスムーズな配送が可能。4,000 坪の広大なスペースを活用し、複数拠点を同倉庫に集約すれば、 物流コスト削減と効率化が図れる。また、同倉庫を全国配送の中核拠点に利用すれば、2024年問題への対策にもなるとしている。 同倉庫では、冷凍・冷蔵食品をはじめと... -
ケイヒン(株)⇒横浜市中区で建設を進めていた「本牧埠頭流通センター」が竣工/定温庫設置で高付加価値商品に対応、9月1日から営業開始
ケイヒン(株)は、神奈川県横浜市中区の横浜市本牧ふ頭(A突堤)で2023年3月から建設を進めていた物流センター「本牧埠頭流通センター」が8月に竣工し、9月1日から営業を開始すると発表した。 同社グループは、国内物流事業の収益力向上と海外・国際物流事業の拡大、基盤強化、グループ経営の基盤強化を基本方針として、高機能物流への取組等を通じ、事業基盤の強化を進めている。同センターの設置はこの事業戦略の一環で、経営基盤のさらなる強化、グループ会社間の連携を活かした国内外物流事業を推進するため... -
イオンネクスト(株)⇒2027年度開業予定の「久喜宮代CFC」を着工/「誉田CFC」の約2倍の供給量を誇る第3号CFC
イオンネクスト(株)は 9月2日、埼玉県南埼玉郡宮代町で、最先端技術を導入する新たな顧客フルフィル メントセンター(CFC)「久喜宮代 CFC」の建設に着手する。 同施設には最先端の自動化技術を同施設に導入する。これにより、同社第1号CFCである「誉田 CFC」(千葉市緑区誉田町)の約2倍の供給能力を確保するとともに、効率的で迅速なオペレーションのほか、正確な商品ピッキングと 配送を実現する。 立地面では、東北自動車道 (久喜ICまで約5km)・首都圏中央連絡自動車道 (幸手ICまで約8km)へのアクセ... -
物流施設 投資関連情報2024版<8.29~9.4>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■CBRE(株) <8月29日>上尾市領家の不動産投資開発プロジェクト「Landcube上尾」の全行程をワンストップでサポート/ 開発用地売買から施設開発サポート、リーシング、施設管理、施設売却まで CBRE(株)は、埼玉県上尾市領家の不動産開発プロジェクト「Landcube上尾」の全工程をワンストップでサポートしたと発表した。同開発プロジェクトにおいて開発用地売買から施設開発、リーシング、施設管理、施設売却までを同社が担うというもの。CBRE懇意先(売主)が... -
コカ・コーラ ボトラーズジャパン(株)、(株)伊藤園/愛知県新城市を中心としたエリアでの物流協業(共同配送)を開始/実証実験から本格運用に移行、持続可能な物流体制構築へ
コカ・コーラ ボトラーズジャパン(株)と(株)伊藤園は8月、愛知県新城市を中心としたエリアでの物流協業(共同配送)を開始した。「物流2024年問題」への対応を背景に物流の生産性向上と社会課題解決を図るのが目的。両社は7月に同エリアでの共同配送の実証実験を行っていたが、1カ月を経て、その本格運用に移行した。 今回の協業は、両社物流拠点から小売店舗への製品配送において、コカ・コーラボトラーズジャパンの物流パートナーが両社製品を混載して配送するもの。具体的には、①コカ・コーラ ボトラーズジ... -
ニューストピックス(2024年8月27日~9月2日)
物流に関連する(2024年8月27日~9月2日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■AGF・実用化/花王(株)⇒自動運転フォークリフトのトラック積み込み作業実用化 に日本で初めて成功/(株)豊田自動織機との協働により豊橋工場で実現、製品入庫からトラックへの積み込みまでの完全自動化へ ■飲料・輸配送/(株)伊藤園、コカ・コーラ ボトラーズジャパン(株)⇒愛知県新城市を中心としたエリアでの物流協業(共同配送)を開始/実証実験から本格運用に移行、持続的な物流体制構築へ ■食品・輸配送/江崎グリコ(株)、(株)キ... -
片山チエン(株)⇒「KANA」ブランド製品のタイ国内販売拡大で現地法人の流通倉庫を2倍に増床/主力標準品のカタログ販売の提供品種をさらに拡大
片山チエン(株)は、タイ国内およびグローバル販売を担うKATAYAMA CHAIN (THAILAND) Co., Ltd.の流通倉庫を増床し、9月に稼働させる。 「KANA」ブランドのローラチェーン、スプロケット等のエネルギー伝達商品を製造、販売する同社は2019年9月、タイ国内向けの商品供給とグローバル向けの営業活動の拠点を設置するため、KATAYAMA CHAIN (THAILAND) Co., Ltd.を設立。2022年には、ローラチェーン、スプロケットの標準品に関し、「全品即納、1個から販売」を合言葉として、カタログ販売とバンコク市内までの定期... -
(株)カネカ⇒北海道苫小牧東部地域に医療機器プラントを有する「苫東工場」を開設/吸着型血液浄化器や吸着型血漿浄化器の世界的な需要増加に対応、ロボット技術活用で生産ラインを完全自動化
(株)カネカは、ポートフォリオ変革と業容の拡大のため、北海道の苫小牧東部地域に、同社として54年ぶり7カ所目の国内事業所となる「苫東工場」を開設した。 同工場内に完成した医療機器プラントでは、吸着型血液浄化器「レオカーナ」および吸着型血漿浄化器「リポソーバー」を生産する。これらの医療機器の治療対象となるASO(閉塞性動脈硬化症)の患者は、糖尿病や慢性腎不全などの増加に伴い、世界的に増加傾向にある。工場新設による供給基盤の確保でグローバルな需要に対応し、Medical事業を飛躍的に拡大す... -
三菱マテリアル(株)⇒タイで鉱山・土木用工具の新工場を建設/継続的な需要拡大を見込む、将来的に製造能力を従来比2倍に引き上げ
三菱マテリアル(株)の連結子会社、MMCリョウテック(株)は、同社が製造・販売する鉱山・土木用工具の製造体制を拡充するため、タイに有する同工具製造会社のOTEC (Thailand) Co., Ltd.(OTEC社)で新工場を建設し、製造能力増強を図ると発表した。 鉱山・土木用工具のうち、岩盤を削孔する工具であるビットおよびロッドは、鉱山や砕石、トンネル工事などの土木工事に広く使用されている。世界的な人口増加による資源需要の高まりやインフラ整備の伸長から、同工具の需要は今後も拡大基調にあり、顧客ニーズに... -
エルナー(株)⇒青森県弘前市で国内3カ所目の生産拠点となる「青森第二工場」を取得 /導電性高分子ハイブリッドアルミニウム電解コンデンサの需要増に対応
太陽誘電(株)の子会社、エルナー(株)は、天馬(株)から青森県弘前市の工場を取得した。同社の生産拠点は、「白河工場」(福島県西白河郡)、「青森工場」(青森県黒石市)に次ぐ、国 内3カ所目。新たに取得した工場は「青森第二工場」として、同社が手掛ける導電性高分子ハイブリッドアルミニウム電解コンデンサ(ハイブリッドコンデンサ)を増産する予定 だ。 同社は、主に自動車市場向けのアルミニウム電解コンデンサの開発・製造・販売を行 っている。特にハイブリッドコンデンサは電解質に導電性高分子と電...