<2026年以降に建設・竣工・稼働する物流施設ならびに注目工場の投資情報>
■CPD<9月4日>
広域配送拠点としての活用が見込めるマルチテナント型物流施設「CPD蓮田」が竣工/耐震構造の4階建物流施設、最新物流施設仕様で柔軟な運用が可能/省エネ設備も整備、CASBEE Aランクなど環境性能評価を取得
(株)センターポイント・ディベロップメント(=CPD)は、埼玉県蓮田市で特定目的会社を通じて開発していたマルチテナント型物流施設「CPD蓮田」が8月31日に竣工したと発表した。延床面積は2万625.74㎡で、東北自動車道「蓮田SIC」に近接し、「岩槻IC」「久喜IC」から約9km圏内に位置する。首都圏内陸を広域にカバーできる立地を生かし、広域配送拠点としての活用が見込まれる。
同施設は地上4階建ての耐震構造で、賃貸区画は1フロア約1,400坪。床荷重は1階2.0t/㎡、2~4階1.5t/㎡、柱スパン11.0m×10.0m、梁下天井有効高5.5mを確保し、最新型物流施設の仕様を備えている。1フロアを最大3区画に分割可能で、最小賃貸区画は約1,800坪。10mの庇を備えたアウトバース方式を採用しており、1階には18台が接車できる高床トラックバースを設置した。ドックレベラーやクライミングレベラーを備え、多様な荷物に対応する。
庫内には荷物用エレベーター3基と大型垂直搬送機3基を設置し、複数フロアにまたがるMH機器導入を想定した将来用開口部も複数箇所に設けた。ドライバー用トイレや喫煙スペース、高効率空調設備など職場環境への配慮も施した。
環境性能では、省電力型LED照明や高効率空調設備を導入し、CASBEE Aランク、BELS 6☆、ZEB Readyの評価を取得した。CPDは今後も交通利便性の高いエリアでの物流施設開発を進めるほか、工場から物流施設へのコンバージョン、既存物件のリノベーション、既築物流施設の取得にも注力する方針だ。
※「CPD蓮田」の施設概要
所在地:埼玉県蓮田市大字黒浜字桜ヶ丘3469-1 他(地番)
敷地面積:9,786.36㎡
延床面積:2万625.74㎡
構造:鉄骨造4階建て
着工:2024年6月1日竣工:2026年8月31日
施主:蓮田ロジスティクス特定目的会社
認証取得:CASBEE-建設(新築)Aランク、BELS6 ☆、ZEB Ready
■丸十運輸倉庫(株)<9月4日>
広島県東広島市の「東広島物流センター営業所」が竣工/一般倉庫棟・危険物倉庫棟・事務所棟で構成、定温品保管にも対応
丸十運輸倉庫(株)は、広島県東広島市で建設を進めていた「東広島物流センター営業所」が竣工したと発表した。
新倉庫は、一般倉庫棟、危険物倉庫棟、事務所棟で構成。一般倉庫棟は鉄骨造・平屋建て、危険物倉庫棟は鉄骨造・平屋建て、事務所棟は鉄骨造・2階建てで。延床面積は一般倉庫棟が9,453㎡、屋内荷捌き場が3,940㎡、危険物倉庫棟が965㎡、事務所棟が362㎡となっている。定温品保管にも対応しており、保管品質にも優れる。有効階高は一般倉庫棟が7.50m、危険物倉庫棟が6.95mで、床荷重は3t/㎡となっており、幅広い荷物の保管に適する。荷捌きスペースは全天候対応で、大型トラックも7台接車可能となっており、効率的な入出荷作業が可能となっている。
※「東広島物流センター営業所」新倉庫の施設概要
所在地:広島県東広島市高屋台2-113-22
構造:一般倉庫棟⇒鉄骨造平屋建て、危険物倉庫棟⇒鉄骨造平屋建て、事務所棟⇒鉄骨造2階建て
延床面積:一般倉庫棟⇒9,453㎡(定温倉庫部分:670.64㎡)、屋内荷捌き場⇒3,940㎡、危険物倉庫棟⇒965㎡(定温倉庫部分:153.00㎡)
事務所棟⇒362㎡
有効階高:一般倉庫棟⇒7.50m(定温倉庫部分:5.70m)、危険物倉庫棟⇒6.95m(定温倉庫部分:5.50m)
床荷重:3t/㎡
設備:全天候対応荷捌き場、大型トラック7台接車可、一般定温倉庫出入口エアカーテン1基
備考:一般定温倉庫設計温度⇒ 15~25℃、湿度80%以下、危険物定温倉庫設計温度⇒5~15℃/非常用発電機により停電時でも稼働可能
■日本GLP(株)<9月8日>
茨城県境町の先進的物流施設「Marq 境古河1」が早期満床稼働を実現/物件供給が先行する北関東エリアでグループシナジーの真価発揮、全方位型サポート「Marqコンシェルジュ」に高い評価/入居企業は(株)拓洋やセイノースーパーエクスプレス(株)など9社、いずれも「Marq 」ブランド施設への入居は初めて
日本GLP(株)は、茨城県境町の先進的物流施設「Marq 境古河1」が早期に満床稼働を達成したと発表した。
国道4号や圏央道沿線を中心とする北関東エリアでは大型物件の新規供給が相次ぎ、エリア全体で物件供給が先行している。日本GLPは、「Marq」ブランドの施設展開においてマーケット特性を踏まえた商品性とテナント課題に踏み込む伴走型支援を行っており、今回の「Marq 境古河1」ついてもこの取り組みが評価され、数ある物件選択肢の中から選ばれた格好だ。
物流業界では「2024年問題」に象徴される労働力・輸送力不足、EC拡大による物量増加、CLO選任など制度面の変化が進み、複合的な課題が顕在化している。日本GLPは「Marq」ブランドの施設展開において全国の物流施設基盤と顧客接点を生かし、課題解決を支援する「Marqコンシェルジュ」を軸に、荷主紹介や市場調査、設備投資支援、補助金申請、雇用・運用コスト最適化まで多面的な伴走支援を提供し、高い評価を受けている。
日本GLPはまた、物流・テクノロジー領域のスタートアップを支えるMonoful Venture Partners(=MVP)が出資する企業ネットワークを活用し、新規顧客との接点を創出。潜在需要の把握から拠点計画、運営立ち上げまで一貫して支援することで、早期契約獲得につなげてきた。MVPとの連携による新規入居・館内増床は約4,000坪となり、総賃貸面積の約2割を占める。
「Marq 境古河1」の入居企業は、(株)拓洋、オオサカデリバリー(株)、(株)KURUKURU、角川流通倉庫(株)、セイノースーパーエクスプレス(株)ほか4社の計9社で、いずれも「Marq」ブランド施設への入居は初めて。拓洋は低床・高床両バースによる多様なオペレーション対応と複数拠点集約による効率化を評価し、セイノースーパーエクスプレスは新規事業展開に最適な区画設定と高速道路至近の立地を高く評価したという。
※「Marq 境古河1」の施設概要
所在地:茨城県猿島郡境町大字蛇池字西原748
敷地面積:4万1,989.58㎡
延床面積:8万3,936.72㎡
建物構造/階数:地上4階建て、耐震S造
着工:2023年12月
竣工:2025年5月
認証取得:CASBEE取得、ZEB認証(予定)
※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。
