
日本GLP(株)は、神奈川県相模原市で延床面積約13万5,000㎡規模の3温度帯対応マルチテナント型物流施設「Marq 相模原」を開発する。地元大手物流企業の(株)ギオンを代表企業とした共同企業体による共同開発で、2027年1月に着工し、2029年3月に竣工する予定だ。
「Marq 相模原」の開発は、相模原都市計画事業麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業の一画で実施する。地区面積は約38haで、このうち同施設開発プロジェクト対象地は約5万4,000㎡。圏央道「相模原愛川IC」から約3.5km、東名高速道路「横浜町田IC」から約9.7kmの距離にあり、国道129号線、国道16号線、国道246号線に囲まれた交通利便性の高い立地だ。周辺では既存道路の拡張工事も計画されており、広域物流拠点としての機能向上が見込まれる。
施設は地上5階建てで、ダブルランプウェイを備え、最大30社の入居が可能。中央車路の整備や床荷重1.5t/㎡の確保、低床バースの設置など重量物対応の仕様を採用する。1階・2階には大規模な冷凍・冷蔵区画を整備し、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯に対応する設計。トラック待機場は37台分、乗用車駐車場と駐輪場はそれぞれ約300台分を整備し、ドライバーや従業員の利便性向上を図る。さらに地域住民も利用できる緑地を備えた公園スペースを設け、地域共生型の施設とする。
サステナビリティ面では、LED照明やEV充電設備、自家消費型太陽光発電設備の導入を予定し、CASBEE認証とZEB Ready認証の取得を目指す。
相模原市は同地区を「新たな都市づくりの拠点」と位置付けており、「Marq 相模原」は物流施設群の第1棟としてまちづくりの先導役を担う。日本GLPとギオンの関係は、ギオンが「ALFALINK相模原」などに入居したことを契機に深まった。その後、2023年8月に相模原市、ギオン、日本GLPの3者で基本協定を締結し、今回同施設の共同開発発表に至った。
※「Marq 相模原」の施設概要
所在地:神奈川県相模原市南区新磯野字磯部向出口および字磯部出口
敷地面積:約5万4,000㎡
延床面積:約13万5,000㎡
構造:地上5階建て、耐震RCS造
着工:2027年1月(予定)
竣工:2029年3月(予定)
認証取得:CASBEE認証(予定)、ZEB認証(予定)
