
製造業向けにサプライチェーンのリスク管理サービスを提供する(株)Specteeは、東海エリアの製造業支援を強化するため、名古屋市のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」に新拠点を開設した。自動車産業を中心に多数のサプライチェーン企業が集積する地域特性を踏まえ、企業に近い場所での支援体制を整える。
東海エリアでは、完成品メーカーと部品供給企業が広く分布する一方、自然災害の激甚化や地政学リスクの高まりにより、部品調達網の寸断や工場・物流拠点の被災など、供給網が抱えるリスクが複雑化している。BCPの実効性を高めるには、平時からリスクを把握し、有事に迅速な意思決定を行う体制が求められる。
Specteeは、災害や事故などサプライチェーン上のリスクをAIでリアルタイムに検知・可視化するサービス 「Spectee SCR」を展開している。企業が必要な情報を早期に把握し、初動対応を迅速化することを支援する仕組みで、これまでも「STATION Ai」を拠点に営業や顧客支援を進めてきた。
今回の正式な拠点設置により、地域企業との連携を強化し、供給網のレジリエンス向上に向けた支援を本格化する。Specteeは今後も「Spectee SCR」を通じ、東海エリアの製造業・サプライチェーン企業のリスク可視化と強靭化に貢献していく。
