
佐川グローバルロジスティクス(株)(=SGL)は7月1日、千葉県千葉市に新物流拠点「千葉宮野木営業所」を開設し、運用を開始する。新拠点は、adapt retailing社が展開する「coca公式ストア」の物流を担う。ECと店舗向け物流の一体運用により、入荷から保管、出荷までの業務効率化を図る。
adapt retailing社では、既存拠点が複数拠点集約に十分対応できる規模・機能を備えていないため、事業成長に伴う取扱量増加への対応と安定運用が課題となっていた。さらに労働力不足による作業キャパシティの制約もリスク要因に浮上するなか、SGLは物流コンサルティングのノウハウを活かし、拠点集約を前提とした最適な業務設計と新拠点開設を提案。自動化設備とWMS等のシステムを連携させ、省人化と処理能力最大化を両立するオペレーションモデルを構築した。
新拠点では、ECと店舗向け出荷の一元管理により在庫最適化を進めるほか、作業導線の最適化でリードタイム短縮を実現する。繁閑差に対応可能な柔軟なオペレーション体制を整備し、品質管理体制の強化により出荷精度を高める。自動化設備の導入により、ピッキングや店舗仕分けの効率化を図り、作業負荷を軽減するとともに、安定した作業品質も確保した。
SGLはこれらの取り組みにより、物量の増減にも対応できる拡張性の高い物流基盤を構築し、adapt retailing社の事業成長を支援する。ECと店舗の両チャネルでサービス強化を図ることで、付加価値の高い物流サービスの提供につなげる。SGLは今後も適正在庫管理や物流効率化を通じて荷主企業のサプライチェーン高度化に貢献していく方針だ。
※「千葉宮野木営業所」の施設概要
所在地:千葉県千葉市花見川区犢橋町995-1
