
小野建(株)は広島県安芸郡坂町の「広島支店」を改修し、本格稼働させた。同支店は鋼材販売を担う鉄鋼事業部と工事請負を行う建設事業部を両輪とした拠点で、従来は倉庫機能・販売が主たる業務だった。今回は老朽化した倉庫の改修や土間打ち、屋根補強に加え、事務所棟のリニューアルを実施したほか、加工設備導入に耐え得る地盤強化と従業員の就労環境改善を図った。
倉庫には新たに形鋼や鋼板の加工設備8基を導入し、外注していた加工工程の内製化を進める。これにより、コスト削減と納期短縮を実現し、顧客への供給体制を強化する。
同支店は、4月に事業エリアを従来の「九州・中国エリア」から「中国・四国エリア」へ再編したことに伴い、中国・四国エリアの営業拠点およびグループ会社を統括する中核拠点となった。今後は大型倉庫と加工設備を備える「福山営業所」(広島県福山市)と連携し、エリア一体の供給体制を構築する。
同社は既存顧客である建築、製缶関連事業者に加え、中国地方の基幹産業である自動車・造船関連事業者へのアプローチを強化する方針だ。改修により倉庫機能と加工能力を高めたことで、幅広い需要に対応できる体制を整えた。同社は今後も地域産業の需要に応じた供給力強化を進め、エリア全体の営業基盤拡大を目指す。
※「広島支店」の施設概要
所在地:広島県安芸郡坂町北新地1-2-32
敷地面積:約8,300㎡
倉庫面積:約3,500㎡
