フレンズ(株)は、岐阜県梅津市の旧西江小学校(2024年3月閉校)の校舎を活用したEC事業者向けのフルフィルメントセンター「フレンズロジ」の運営を開始した。EC事業者自身が運営する強みを生かし、物流の中核地点である岐阜から全国へ効率的な配送サービスを提供する。
同拠点は、アパレルブランドのEC事業で年間30万件、190万枚を超える商品を出荷してきた同社の知見を基盤とするもの。長年の運用経験に基づき独自開発したWMSを導入した。在庫が不足または過剰になる可能性をアラートで通知する機能や、配送費を抑えるため、発送商品の荷姿が「ポスト投函」サイズに当てはまるかを自動判定する機能を備える。
同拠点には空調やエレベーターといった設備が整っており、教室を小分けの保管スペースとして利用できる。これまで培った配送会社との取引実績を背景とした運賃設定と合わせ、中小事業者でも利用しやすい競争力のある価格を実現する。
物流業界では人口減少や担い手不足が課題となる中、同社は地域と共生する拠点づくりを目指す。今後は地元住民の雇用創出に加え、イベントやワークショップの開催も予定する。5月からは事業者向けの見学ツアーも開始し、活用事例の広がりを目指す。
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