トラスコ中山(株)⇒新潟県三条市で建設を進めていた大型物流拠点「HC東日本物流センター」が竣工/既存同名拠点の出荷・保管能力の限界見据えてホームセンター向け納品体制を強化/海外輸入商品の全国供給拠点としての機能拡充も図る

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 トラスコ中山(株)は、新潟県三条市で建設を進めていた「HC東日本物流センター」が竣工したと発表した。同拠点は8月に稼働を開始する予定。5月稼働予定の「プラネット愛知」(愛知県北名古屋市)に続き、同社として30カ所目の物流センターとなる。
 同社は現在、全国28カ所の物流センターに約62万アイテムの在庫を保有し、主に生産現場で必要とされる資材の供給体制を構築している。今回の新拠点設置は、ホームセンター向けルートの物流機能を大幅に強化するのが目的。既存の同名拠点では、ホームセンターからのストアブランド商品の在庫化や、店舗ごとの細かな仕分け納品といったニーズが拡大したことで、出荷能力や保管能力が限界に近づいていた。今回の移転で作業環境の効率化と柔軟な対応力を高める。
 新拠点は、海外輸入商品のストック拠点としても重要な役割を担う。同社は現在、タイ、アメリカ、ドイツ、台湾、香港の5つの国と地域に仕入先拠点を展開し、海外一流メーカー商品の取り扱いを拡大している。今後は新拠点を日本海側の陸揚げ拠点として位置づけ、まとまった数量の輸入商品を集約保管することで全国物流拠点への在庫補充体制を整え、海外輸入商品の管理レベルを引き上げる。
 なお、既存「HC東日本物流センター」は、名称を「プラネット新潟」に変更し、新潟エリアでの物流サービス強化を図る。これまで新潟支店および新潟北支店の在庫は、群馬県伊勢崎市の「プラネット北関東」から供給していたが、今後は「プラネット新潟」からの供給に切り替える。これにより、ユーザーにより近い場所で在庫を保有し、「最速」「最短」「最良」の納品体制を一段と強固にする。

※「HC東日本物流センター」の施設概要
所在地:新潟県三条市福島新田丁431-2
敷地面積:7,956坪(2万6,300 ㎡)
延床面積:1万4,622 坪(4万8,338 ㎡/東京ドーム約1個分)
建物構造:複合構造(柱 RC・ 梁 S 構造)、免震構造 、消雪装置
階数:倉庫4階、事務所3階
能力:保管点数16万アイテム  出荷行数3.5万行/日
建屋着工:2024年8月
建屋竣工:2026年4月
稼動:2026年8月(予定)
投資総額:土地・建物約168億円、設備約14億円

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