
南日本運輸倉庫(株)は、栃木県佐野市で建設を進めていた物流施設「佐野田沼センター」が竣工し、7月に稼働開始すると発表した。
同施設は、北関東自動車道「佐野田沼IC」から1.1km、東北自動車道「佐野SIC」から8.4kmと好立地に位置し、関東圏内への冷凍冷蔵配送に加え、全国から関東に向けた貨物のハブ機能としての強みを持つ。また、「佐野チルドフローズン物流センター」まで10km圏内と近接していることから、倉庫スペース・人員・車両などを繁閑や顧客ニーズに合わせて柔軟に対応することが可能だ。
同社は、10月にも千葉県市川市に新たな物流施設を稼働させる予定。これら新センター稼働を通じ、今後拡大していくことが予想される冷凍冷蔵物流へのニーズに対し、最適なソリューションを提供できる体制を構築する。
※「佐野田沼センター」の施設概要
所在地:栃木県佐野市吉水1008-1
敷地面積:9,171.65㎡
延床面積:8,422.25㎡(チルド 2,435.98㎡、フローズン 5,414.63㎡、事務所スペース 571.63㎡)
構造・規模:鉄骨造・地上2階建て、トラックバース (10t×14台、4t×2台)