
三菱ふそうトラック・バス(株)は、ノックダウン(KD)輸出部品倉庫(川崎市川崎区東扇島)を横浜市新子安地区へ移転し、「新子安グローバルロジスティクスセンター」として5月6日から新拠点での業務を開始した。
同施設は、三井不動産(株)およびENEOS不動産(株)が開発した「MFLP 横浜新子安」(横浜市鶴見区生麦)に所在しており、地上5階建て・延床面積約12万㎡の倉庫全体を貸借している。今回の移転により、輸出港との距離が短縮されることで物流コストの削減につながるほか、レイアウトの最適化や梱包仕分け作業の自動化を行い、作業効率を向上する見込みだ。
KD 輸出部品倉庫が所在していた東扇島拠点は、1991年の操業開始以来、20を超える海外市場に向けてKD部品を輸出してきた。輸出先には三菱ふそうトラック・バス最大の輸出市場であるインドネシアや台湾も含まれて