
澁澤倉庫(株)は、 栃木県芳賀町で建設を進めていた危険品倉庫が竣工したと発表した。同社が2024年に発表した「澁澤倉庫グループ 中期経営計画2026」の物流事業戦略の一つである物 流事業の収益力強化を図ることが目的。すでに稼働中の兵庫県神戸市の2棟および大阪府茨木 市の1棟に続く国内3拠点目の危険品倉庫だ。
新たな危険品倉庫は、同社栃木営業所の敷地内にタイプの異なる2棟で構成されている。そのうちの1棟には空調システムを設置し、温度管理が必要な商材にも対応可能な環境を整備。また同社が強みとしている多品種小ロット物流に対応した自動ラックを導入し、小ロット商品の保管効率向上や荷役作業の効率化・省人化を実現している。
※新設危険品倉庫の施設概要
所在地:栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台5-1
敷地面積:6,654.04㎡ (2,012.84坪)
延床面積:A棟 997.50㎡ (301.74坪)、B棟 997.50㎡(301.74坪)
構造:鉄骨造、耐火建築物、平屋建て 2棟