■物流施設 投資関連情報2024版<2.1~2.7>

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<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設・工場などの情報>

■鈴与(株)<2月1日>
医療機器を取り扱う新拠点「東扇島メディカルセンター」が稼働/関東地区における医療機器物流事業のソリューションを強化


 鈴与(株)は2月1日、医療機器を取り扱う新拠点「東扇島メディカルセンター」(神奈川県川崎市)が稼働したと発表した。
同施設は医療機器製造業登録倉庫として、輸入手配から在庫保管、流通加工、入出荷対応といった物流業務に加え、検品やラベル貼付といった製造業務、製造所出荷判定業務に一貫して対応する。品質マネジメントシステムの国際規格ISO13485認証を取得しており、専門スタッフが業務を遂行することにより、高品質で安定した物流サービスを提供していく。
 同施設は、首都高湾岸線「東扇島IC」から1kmに位置し、首都圏、関東圏への輸送アクセスに優れる。「物流2024年問題」でドライバー不足が深刻化しているが、特に医療品・医療機器分野での遅配や輸送品質低下は致命的な問題。同社は医療機器を専門として、物流拠点を利便性の高い川崎市の臨海エリアに構えることで、関東、さらには東日本への医療機器の安定配送および利便性向上につなげる考えだ。

<「東扇島メディカルセンター」の強み>
〇首都高湾岸線「東扇島IC」から1kmという好立地を活かした利便性。リードタイム短縮につなげ、首都圏さらには東日本への販売強化に貢献。
〇同施設には、化粧品製造業、医薬部外品製造業ライセンスを取得している「東扇島第二物流センター」があり、薬事経験のあるスタッフを多く在籍。また「大黒メディカルセンター」も15km圏内に位置し、滅菌前洗浄、クリーンルーム内での一次包装も併せて対応可能

※「東扇島メディカルセンター」の施設概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区東扇島21 ESR東扇島ディストリビューションセンター7階
延床面積:2,057.48坪(当社賃借部分 倉庫・バース・事務所含む)
稼働開始:2024年2月1日

■霞ヶ関キャピタル(株)<2月1日>
賃貸型冷凍冷蔵倉庫「LOGI FLAG COLD 厚木 I」のテナントが決定/低温物流サービス展開するSBSフレック(株)と2024年9月1日開始予定で賃貸借契約


 霞ヶ関キャピタル(株)が開発用地のソーシングおよび企画立案を行い、アセットマネジメント業務を受託している神奈川県厚木市の物流施設「LOGI FLAG COLD 厚木 I」のテナントが決定した。テナント企業は、低温物流サービスを展開するSBSフレック(株)。2024年9月1日からの賃貸借開始予定で同社と契約を締結したとしている。

※「LOGI FLAG COLD 厚木 I施設概要
所在地:神奈川県厚木市飯山南3-3108-7他
延床面積:1万4,256.53 ㎡(4,312.60 坪)
敷地面積:7,293.44 ㎡(2,206.26 坪)
賃貸借契約開始日:2024年9月1日(予定)
構造:鉄骨造地上 5 階建(倉庫 4 階建)
スペック床荷重:1.5t/㎡ 天高 :5.5m 柱スパン:(W)11.00m ×(D)10.60m

■ブラザー工業(株)<2月2日>
製造子会社ブラザーインダストリーズ (フィリピン)の「第3工場」が完成/部品・製品保管のための倉庫機能も兼備し、物流リスク発生時にも一定期間生産・出荷が可能に


 ブラザー工業(株)は、同社製造子会社であるブラザーインダストリーズ(フィリピン)の「第3工場」が完成したと発表した。同工場は延床面積8万7,453㎡の4階建て。ブラザー工業は同工場を、製品本体および消耗品の生産、保管等に活用するとしている。
 ブラザーインダストリーズ(フィリピン)は、ブラザー工業が2012年に設立した製造拠点で、プリンター、複合機とラベルライターの本体および消耗品を生産している。設立以来、同社グループのプリンティングビジネスの拡大に伴い、生産能力を増やしてきたが、製品販売のさらなる増加に備え、第3工場を建設する運びとなった。
 同工場は、さまざまな種類の製品生産が可能なため、今後の事業環境の変化にも柔軟に対応できる見込み。BCP対策では、部品・製品保管のための倉庫機能も兼備しており、物流面でリスクが生じた場合も一定期間生産・出荷が可能。屋上には太陽光パネルを設置しており、これによる発電電力を再生エネルギーとして、工場内で使用する電気の一部を賄う。この取組により、「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」で掲げるあらゆる事業活動のカーボンニュートラル実現に近づける。

※「ブラザーインダストリーズ(フィリピン) 第3工場」の施設概要
所在地:Lot 1-B-2, Phase 1B, First Philippine Industrial Park, Brgy. Ulango, Tanauan City, Batangas 4232 Philippines
施設用途:プリンター、複合機、ラベルライターの本体および消耗品の生産、保管等
建物規模:鉄骨造 地上4階建て
延床面積:8万7,453㎡
着工:2022年4月
完成:2024年1月

■アサヒロジスティクス(株)<2月2日>
神奈川県座間市の新物流拠点「座間物流センター」を開設/在庫機能の確保・強化で常温帯商品の毎日配送が可能に


 アサヒロジスティクス(株)は2月1日、「座間物流センター」(神奈川県座間市)を開設した。新センター開設により、これまで「愛川物流センター」(神奈川県愛甲郡愛川町)で行っていた業務の一部を移管。新センターは在庫機能を確保・強化しており、従来隔日配送だった常温帯商品の毎日配送が可能となったという。

※「座間物流センター」の施設概要
所在地:神奈川県座間市広野台2-10-8 プロロジスパーク座間2 1F(常温)・5F(チルド)
受託業務:スーパーマーケット向け商品の仕分け、配送、各種付帯業務
常温取扱商品:加工食品(缶詰・調味料・乾物・ジャム・酒・菓子・飲料)、精米、生活用品、用度品
チルド取扱商品:精肉、青果、水産、惣菜、デイリー食品
対象店舗数:31店舗
延床面積:常温庫:2,693坪(8,902㎡) チルド庫:1,543坪(5,100㎡)
稼働開始日: 常温商品:2月1日 チルド商品:3月1日

■オリックス不動産(株)<2月5日>
マルチテナント型物流施設「高槻ロジスティクスセンター」を着工/大阪・京都の中間に位置する立地で効率的な広域配送が可能に


 オリックス不動産(株)は、大阪府高槻市でマルチテナント型物流施設「高槻ロジスティクスセンター」の開発に着手した。
 同施設は、新名神高速道路「高槻IC」から約6.5km、名神高速道路「茨木IC」から約7.0kmに位置し、日本の東西を結ぶ交通の大動脈である名神、新名神高速道路へ直接アクセスが可能。2027年度には新名神高速道路の全線開通が予定されるなど、関西エリアだけでなく、東日本と西日本の結束点として交通利便性の向上が見込まれている。また、阪急京都線の特急停車駅「高槻市駅」から約2.1kmと通勤利便性が高く、入居テナント企業が雇用を確保するうえでも優位性のある立地だ。
 同施設は、延床面積6万3,261.53㎡(約1万9,136.61坪)、鉄骨造4階建て。募集区画は最小約2,500坪からで、最大6テナントの入居が可能。1階から3階をスロープでつなぎ、1階には最大41台、3階には最大42台の大型車(10t車)が同時接車可能なバースを備える。また、免震システムや非常用自家発電機を設置するなど、BCPにも対応した防災配慮設計となっている。4階には、昼食や休憩などに利用できる107席の「カフェテリア」を設置。カウンター席やソファ席を設けるほか、コンセント付きデスクの設置やWi-Fi環境の整備により、デスクワークの利便性を高める考えだ。また、シャワーブース付きのドライバー休憩室を敷地内の別棟に設けるなど、施設内従業員やドライバーの職場環境向上を図るとしている。
 屋上には太陽光発電設備を設置するほか、天候の影響や夜間など発電量が不足する場合にもオリックス(株)から非化石証書付き(トラッキング付き)の電力を供給することで、入居テナント企業は100%再生可能エネルギー由来の電力を利用できる。敷地内の駐車場には電気自動車(EV)充電スタンドも設置予定で、積極的に環境配慮に取り組むという。

※「高槻ロジスティクスセンター」の施設概要
所在地:大阪府高槻市下田部町2-7
敷地面積:2万9,347.26㎡(約8,877.54坪)
延床面積:6万3,261.53㎡(約1万9,136.61坪)
規模・構造:地上4階建て、鉄骨造、免震構造
駐車場台数:普通車132台、大型トラック待機場19台、自転車・バイク188台 その他 トラックバース83台/10t車
床荷重:1.5t/㎡、梁下有効高:5.5m以上、全館LED完備、非常用発電機完備、太陽光発電設備実装、電気自動車(EV)充電スタンド3基設置
着工:2024年1月4日
竣工:2025年6月(予定)

■(株)村田製作所<2月5日>
生産子会社の(株)出雲村田製作所の新生産棟を着工/積層セラミックコンデンサの中長期的な需要増加に対応できる体制の構築へ


 (株)村田製作所は、生産子会社の(株)出雲村田製作所(島根県出雲市)が3月から新生産棟の建設を開始すると発表した。新生産棟の建設は、積層セラミックコンデンサ(MLCC)の中長期的な需要増加に対応できる体制の構築が目的。村田製作所は、MLCCの生産拠点を日本、ASEAN、中国に分散させ、地域バランスを考慮した生産能力を拡大に取り組んでおり、今回の新生産棟建設も含め、市場環境変化や需要拡大にフレキシブルに対応できる体制の構築を進めている。

※「(株)出雲村田製作所 新生産棟」の施設概要
建設地:島根県出雲市斐川町直江2358-3
延床面積:6万9,676㎡
建築面積:1万0,742㎡
構造・規模:鉄骨造10階建
用途:積層セラミックコンデンサの生産
着工:2024年3月
竣工:2026年3月(予定)
総投資額:約470億円(建物、生産設備含む)

■ZenGroup(株)<2月5日>
「吹田物流センター」の物流機能を「楠根物流センター」に移転・集約/機能集約でより迅速かつ効率的な海外発送を実現


 ZenGroup(株)は、越境EC支援事業の機能強化やサービスレベルの向上、コミュニケーションの効率化を図るため、「吹田物流センター」の物流機能を「楠根物流センター」に移転・集約する。これに伴い、吹田物流センターは閉鎖される。
 同社は、海外向け購入代行サービス「ZenMarket」、海外向けサブスクリプションボックスサービス(定期購入サービス)「ZenPop」、越境ECモール「ZenPlus」、海外プロモーション代行サービス「ZenPromo」、越境EC対応化サービス「ZenLink」を運営。現在の会員数は210万人超に達し、これまで世界175か国へ600万点以上の商品発送を行ってきた実績がある。
 海外への出荷は、これまで吹田、門真、東大阪の3つの物流センターで担ってきた。2023年12月から新たに楠根物流センターが本稼働したことで、吹田物流センターの機能を楠根物流センターに集約することを決めた。楠根物流センターへの機能集約でこれまで発生していた物流センター間の貨物移動は不要となるため、海外配送のリードタイム短縮が可能。また、ZenMarket、ZenPop、ZenPlusの全てのサービスの一元管理が可能となり、荷量変動や繁閑の波にも柔軟に対応ができる体制が整う。また、分散していた部門間のコミュニケーションの活性化や業務効率化、ナレッジシェアも図れるため、さらに安心・安全で快適な越境ECサービスの提供を実現し、利用者に対して質の高いサービスを提供することができる。
 楠根物流センターでは、ZenPopの箱の包装を行うシュリンク包装機を導入した。これまで箱の封緘は人手作業で対応していたが、シュリンク包装機の導入により短時間で大量の製品を封緘・包装が可能。粘着テープを使用しないシュリンク包装への切り替えにより、箱にのり跡が残らず、ZenPopの箱自体も商品の一部としてコレクションすることができる。同社は今後も、新たな設備やシステムの導入、見直しを重ね、業務効率化のほか、サービスレベルと顧客満足度の向上を目指すとしている。

※「楠根物流センター施設概要
所在地:大阪府東大阪市楠根2-8-6
延床面積:約4,300㎡
機能:越境EC事業における在庫保管、入出庫・検品作業

■(株)NTTロジスコ<2月5日>
「八千代物流センター」に「エンターテインメントロジスティクスセンター」を開設/エンターテインメント物流のプラットフォームを強化


 (株)NTTロジスコ は、「プロロジスパーク八千代1」内の「八千代物流センター」を増床し、化粧品物流プラットフォームに加えて、「エンターテインメントロジスティクスセンター」を開設すると発表した。これに伴い、八千代物流センターは同社が千葉県市川市で運営している「千葉物流センター」と並び、エンターテインメント物流のプラットフォーム拠点としてサービスを提供していく方針だ。
<特徴>
(1)エンターテインメント業界の特性を熟知した同社のノウハウを結集したプラットフォームの充実・強化
同社は、多くのエンターテインメント業界の物流業務を受託し、運営している。これにより培ったノウハウを結集したエンターテインメント物流プラットフォームを構築し、提供する。
①自動化設備の導入の検討(GAS、自動梱包機等)
②共同配送サービス(エンタメライナー)の提供
③LGPSにより標準化された高品質且つ生産性の高い倉庫内サービスの提供と継続的な業務改善
④同一県内でエンターテインメント物流プラットフォームを運用している千葉物流センター(千葉県市川市)と「商品」「配送先」等の顧客特性により役割分担するとともに、荷量波動にも相互支援により対応
(2)立地
 東関東自動車道「千葉北IC」から11km(約20分)、国道16号から2kmに位置し、成田空港や東京湾へのアクセスにも優れた交通利便性の高い立地。また、周辺の鉄道駅には、「東葉勝田台駅」(東葉高速鉄道)、「勝田台駅」(京成電鉄本線)、「ユーカリが丘駅」(京成電鉄本線・ユーカリが丘線)、「千葉ニュータウン中央駅」(北総線・成田スカイアクセス線)、「印西牧の原駅」(北総線)があり、周辺人口も多く人手不足が深刻化しているなか、作業者の確保にも適している。

※「八千代物流センター」の施設概要
所在地:千葉県八千代市保品1809-1
延床面積:3万9,546.44㎡(1万1,962.90坪)
構造:耐震構造(柱RC造、梁S造(5階のみ柱S造))、地上5階ランプウェイ方式
床荷重:1.5t/㎡
その他:全館LED照明、太陽光パネル、非常用発電機設置

■(株)アルプス物流<2月6日>
愛知県小牧市で「名古屋営業所」となる新倉庫が竣工/同社初となる AMR を活用した自動倉庫を導入


 (株)アルプス物流は、愛知県小牧市の新倉庫が竣工したと発表した。同社は、中京地区に3拠点(名古屋営業所、高森台倉庫、瀬戸営業所)を構え、同地区におけるビジネスを拡大しており、さらなる事業規模拡大に向けて新倉庫建設の運びとなったものだ。これに伴い、これまで中京地区で運営してきた3拠点の機能を再編・集約し、2月5日から新たな「名古屋営業所」として営業を開始した。
 新倉庫には、電子部品等の取り扱いに適した空調設備を設置したほか、万全のセキュリティ管理設備も備えている。今後は、変化に柔軟に対応できる倉庫を目指し、電子部品のピース管理をする保管エリアの確保に加え、車載や輸出入大型貨物増加を見込み、パレット貨物の保管能力拡大にも取り組む意向だ。
 自働化への取り組みでは、AMRを活用した自動倉庫を5月から導入する予定。保管場所への格納やピッキング作業等を自働化することで、倉庫業務の効率化を図るとしている。

※「(新)名古屋営業所」の施設概要
住 所:愛知県小牧市大草西88番地
延床面積:約 3万3,000 ㎡、地上5階建て
稼働開始:2024年2月5日

■横浜冷凍(株)<2月6日>
北海道恵庭市で建設を進めていた「恵庭スマート物流センター」が竣工/省エネ・BCP対策・品質維持など最先端機能を完備


 横浜冷凍(株)は、北海道恵庭市の戸磯南工業団地内で建設を進めていた新物流拠点「恵庭スマート物流センター」が竣工したと発表した。
 同施設は、道央自動車道、道東自動車道、道南自動車道という主要3道の結節点にあるだけでなく、北海道最大の経済圏である札幌に隣接する。道内最大の貿易港・苫小牧港や、日本海側の小樽港からもアクセス的に優れるほか、新千歳空港からも自動車で30分圏内と、道内アクセスへの利便性も高く、将来的には「道内物流拠点の中核的存在」になることが期待されているという。
 同施設のコンセプトは「2024年物流ソリューション」。太陽光発電設備のほか、省エネ自然冷媒冷却設備やカーゴナビゲーションなどの設備導入で、省力化・省人化を図るとともに、ソーラーパワーアイスパックシステムとジェネレーターの導入でBCP対策の強化も図っている。 省エネ化の取り組みの1つとして、同社道内初となる太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電池を導入し、「蓄電による冷蔵倉庫の冷却」を行う。停電時でも稼働できる自立機能式パワーコンディショナーシステムにより平常時だけでなく災害等の非常時にも、同施設で発電したエネルギーで倉庫内の冷却が可能。また、同施設の社用車にはEV(電気自動車)を採用し、太陽光発電システムと蓄電池を連携させた充電ステーションも設置。災害時には、これを非常用電源として利用することが可能なため、BCP対策としても有効だとしている。
 同社はすでに石狩・喜茂別・十勝で3拠点(6センター)を展開しており、今回、恵庭スマート物流センターが北海道地区の道内物流拠点の中心に加わることで、道内全体をカバーできる広域物流ネットワークが構築されることになる。

※「恵庭スマート物流センター」の施設概要
所在地:北海道恵庭市戸磯2005-3(戸磯南工業団地内)
敷地面積:1万7,542.97㎡(5,301.30坪)
延床面積:2万4,086.52㎡(7,286.17坪)
建築面積:7,275.55㎡(2,503.35坪)
構造・規模:鉄筋コンクリート造3階建て (事務所棟S造2階建て)
収容能力:3万542 t (F級:2万4,999t C&F級:4,383t C級:1,160t )
導入設備:・太陽光発電設備(322.56Kw)、メカニカルボイド採用、カーゴナビゲーション、EV自動車充電ステーション、ソーラーアイスパックシステム、自立機能式パワーコンディショナーシステム(太陽光発電設備)、大容量リチウムイオン蓄電池(346kWh)によるBCP対策等

■福山通運(株)<2月6日>
長野県諏訪市に開設する新拠点「諏訪支店(仮称)」の地鎮式・起工式を執行/集配、流通加工、保管などの機能を兼備したロジスティクスターミナルに


 福山通運(株)は2月6日、⾧野県諏訪市に開設する同社グループの新拠点「諏訪支店(仮称)」の着工にあたり、地鎮式と起工式を執り行った。
 同支店は、集配、流通加工、保管などの機能を兼ね備えたロジスティクスターミナルとする予定。立地は、中央自動車道「諏訪 IC」から約 1.5km に位置し、関東地域からのアクセスにも優れる。設備面では、荷物用 EVや垂直搬送機、空調設備を設置し、従業員の作業負荷減を図るとともに働きやすい環境づくりを推進していく方針だ。

※「諏訪支店 (仮称)」の施設概要
所在地:⾧野県諏訪市大字四賀 929-1
敷地面積:1万4,773.48 ㎡
延床面積:2万840.22 ㎡
その他:地上3階建て、鉄骨造
竣工予定:2025年12月

※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
 注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。

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