2024年– date –
-
伊藤忠商事株(株)、KDDI(株)、(株)豊田自動織機、三井不動産(株)、三菱地所(株)⇒フィジカルインターネットの2024年度中事業化の共同検討で合意・覚書締結/物流2024年問題解決に向けて業界横断による物流改革を推進
伊藤忠商事(株)、KDDI(株)、(株)豊田自動織機、三井不動産(株)、三菱地所(株)は、2024年度中のフィジカルインターネットの事業化に向け共同検討することについて合意し、覚書を締結した。業界を横断したパートナー5社で物流改革を推進し、国内における物流2024年問題の解決を含む持続可能な物流の実現をめざす。 物流は、日本の経済基盤を支える屋台骨だが、人口減少に伴う担い手不足に加え、トラックドライバーの時間外労働規制(物流2024年問題)、カーボンニュートラルへの対応、燃料高・物価高等の影響も... -
(株)DATAFLUCT⇒国分グループ本社(株)との連携で国分グループの物流拠点200倉庫強に需要予測AIサービス「Perswell(パースウェル)」を導入/予測精度を約10%改善し、酒類・食品の需要予測と自動発注を実現
(株)DATAFLUCTは、国分グループ本社(株)との連携のもと、2022年1月から国分グループの物流拠点に需要予測AIサービス「Perswell(パースウェル)」を導入し、酒類・食品の自動発注システムを稼働させており、その導入拠点数が200倉庫を突破した。予測精度は、導入前に比べて約10%改善しており、自動発注率の増加、欠品率の減少、余剰在庫の減少に貢献。2024年中には、導入可能な国分グループ全倉庫への拡大・導入完結をめざす。 〇導入の背景と目的 酒類食品卸売業大手の国分グループは、国内外の約1万の仕入先... -
ニュース・トピックス(2024年5月14日~5月20日)
物流に関連する(2024年5月14日~5月20日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■PI・共同事業/伊藤忠商事株(株)、KDDI(株)、(株)豊田自動織機、三井不動産(株)、三菱地所(株)⇒フィジカルインターネットの2024年度中事業化の共同検討で合意・覚書締結/物流2024年問題解決に向けて業界横断による物流改革を推進 ■IT・需要予測/(株)DATAFLUCT⇒国分グループ本社(株)との連携で国分グループの物流拠点200倉庫強に需要予測AIサービス「Perswell(パースウェル)」を導入/予測精度を約10%改善し、酒類・食品の需要予... -
(株)メニコン⇒千葉県八千代市に新設した「グローバルロジスティクスセンター」が本格稼働/同社最大の倉庫キャパシティを確保し、自動化とデジタル化で国内外の需要増加に対応
(株)メニコンは、コンタクトレンズの物流拠点である「グローバルロジスティクスセンター」を千葉県八千代市に新設し、5月7日に本格稼働させた。 同社の物流拠点は従来、国内向けの名古屋(愛知県)、北日本(宮城県)、西日本(福岡県)の3拠点、海外向けの小牧(愛知県)の1拠点と、合計4拠点体制だった。新拠点は、北日本と小牧のロジスティクス機能を集約し、海外および日本全国(主に関東以北)の得意先やユーザーへのコンタクトレンズ配送や海外製品の輸入業務を担う。そのうえで小牧は2024年度中に新拠... -
山九(株)⇒2025年2月、横浜の本牧ふ頭に次世代型物流センターを新設/国際物流事業の収益拡大へ、エネルギー消費削減率 は100%以上を見込む
山九(株)は 2025 年 2 月、環境に配慮した次世代型物流センター「本牧ロジスティクスセンター(仮称)」を神奈川県横浜市に新設する。 新物流センターは、横浜港の中心的な役割を担う本牧ふ頭内に位置し、横浜港内で最大規模の倉庫になるという。拡大と再整備が進む横浜港の国際貨物量増加が見込まれるなか、同社は今回の新物流センター開設を機に、複数倉庫拠点の集約・拡充を進めるとともに、新物流センターを京浜地域における主要倉庫と位置づけ、国際物流事業の収益拡大につなげる。 新物流センターは、東... -
(株)大創産業⇒東南アジア、中東地域へのグローバル物流拠点新設へ/マレーシア・インダ島で大型自動倉庫を着工、2027年1月の稼働を目指す
(株)大創産業は、マレーシア セランゴール州インダ島ポートクランで大型自動倉庫「マレーシア新GDC(Global Distribution Center)」の建設工事に着手した。 同センターは、首都クアラ・ルンプールから車で約 1 時間の距離にあり、マレーシア最大の港を有するインダ島で建設が進められており、2026年5月完工、2027年1月稼働の予定となっている。ASRS(Automated Storage Retrieval System:自動入出庫システム)をはじめとする最新技術が導入される同社最大の自動倉庫で、稼働後には、東南アジア、中東圏 22 の... -
■物流施設 投資関連情報2024版<5.9~5.15>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■(株)大創産業<5月9日>東南アジア、中東地域へのグローバル物流拠点新設へ/マレーシア・インダ島で大型自動倉庫を着工、2027年1月の稼働を目指す (株)大創産業は、マレーシア セランゴール州インダ島ポートクランで大型自動倉庫「マレーシア新GDC(Global Distribution Center)」の建設工事に着手した。 同センターは、首都クアラ・ルンプールから車で約 1 時間の距離にあり、マレーシア最大の港を有するインダ島で建設が進められており、2026年5... -
アサヒグループジャパン(株)、NEXT Logistics Japan(株)⇒ダブル連結トラック活用による工場間直送を開始/2024年問題や環境負荷低減に対応、CO2 排出量約35%削減見込む
アサヒグループジャパン(株)とNEXT Logistics Japan(株)(以下、NLJ)は、アサヒグループにおいて持続可能で生産性の高い物流の実現に向け、NLJの25mダブル連結トラックを活用した工場間直送を5月13日から開始する。 アサヒ飲料(株)明石工場・群馬工場間の商品の輸送は、主にアサヒグループ傘下のアサヒロジ(株)が所有する大型トラック2台で実施しているが、今回、一部の便をNLJが所有するダブル連結トラックによる直送に切り替える。ダブル連結トラックによる工場間の全区間直送はアサヒグループとして初めて... -
(株)オカムラ⇒自律・遠隔操作ハイブリッド型ロボットによる物流自動化ソリューション「PROGRESS ONE」のピースピッキング作業自動化で実証実験/トラスコ中山(株)協力のもと2024年4月~2025年3月に同社物流拠点「プラネット埼玉」で実施、2025年度での実運用・稼働を目指す
(株)オカムラは、自律・遠隔操作ハイブリッド型ロボットによる物流自動化ソリューション「PROGRESS ONE(プログレスワン)」の事業化に向けた取り組みの一環として、ピースピッキング作業自動化を目的とした実証実験を2024年4月から2025年3月の期間に実施する。 同実験は、トラスコ中山(株)の協力のもと、同社物流拠点の「プラネット埼玉」(埼玉県幸手市)で実施するもの。具体的には、稼働しているロボットストレージシステム「AutoStore(オートストア)」の入出庫ワークステーション(専用ポート)にPROGR... -
ニュース・トピックス(2024年5月7日~5月13日)
物流に関連する(2024年5月7日~5月13日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■経営・TOB/LDEC (株)⇒(株)アルプス物流に対するTOB実施を決定/普通株式1株5,774円で買い付け、買付代金は1,051億5,419万円の予定 ■輸配送・車両/アサヒグループジャパン(株)、NEXT Logistics Japan(株)⇒ダブル連結トラック活用による工場間直送を開始/2024年問題や環境負荷低減に対応、CO2 排出量約35%削減見込む ■経営・雇用/キリンビール(株)⇒キリンビール全工場の物流エリアで職場環境整備を推進/2024年4月下旬から全工場... -
大和物流(株)⇒静岡県掛川市に同社初の物流拠点「掛川物流センター」を開設/東京・大阪間の長距離輸送の中継拠点機能を構築
大和ハウスグループの大和物流(株)は、物流2024年問題に対応した物流ネットワーク強化を図るため、大和ハウス工業(株)が開発したマルチテナント型物流施設「DPL掛川」の一部に入居し、5月1日から「掛川物流センター」として開設した。 〇同施設開設の背景 物流業界では、物流2024年問題への対応で、労働環境改善などの働き方改革を進めるなか、ドライバー確保の観点から中継輸送の普及と実用化に向けた取り組みが進んでいる。特に東京・大阪間の長距離輸送では、その中間点となる静岡県浜松市~掛川市のエリア... -
セイノーホールディングス(株)⇒西濃運輸(株)の中部圏内2施設への設備投資を実施/環境に配慮した「Green物流」対応への 積極的な設備投資で特積み輸送の効率化と、最適物流提案するロジスティクス事業を推進
セイノーホールディングス(株)は、中核会社の西濃運輸(株)において、事業基盤である特積み輸送の効率化と最適な物流を提案するロジスティクスを推進するため、中部圏内に2件の設備投資を実施する。両設備投資は、収益拡大に加え、サプライチェーン全体における環境負荷低減にも貢献するもので、セイノーホールディングスでは、顧客やパートナーとの連携を強化し、チーム一丸となって「Green物流」の実現を目指すとしている。 〇西濃運輸(株)名古屋北支店を新設 愛知県清須市に、トラックターミナルと物流倉庫を... -
(株)阪急阪神エクスプレス⇒ドイツ現地法人が最大の港湾都市であるハンブルク市に海上オペレーション事務所を設置/ 同社手配による保税転送サービスを開始、ポーランド代理店との連携で東欧輸送ネットワーク拡充も図る
(株)阪急阪神エクスプレスのドイツ現地法人HANKYU HANSHIN EXPRESS(DEUTSCHLAND) GMBH(本社:フランクフルト)は、ドイツ北部のハンブルク市に新たにオペレーション事務所を開設し、5 月2 日から営業を開始した。 ハンブルク市は、ドイツ最大で、コンテナ取扱数では欧州 3 番目の規模のハンブルク港を有する。北海の最東端に位置し、背後圏である中東欧やバルト海諸国への鉄道輸送網も充実していることから、それら地域への中継拠点としての評価が高く、船会社やフォワーダーなど多くの物流事業者が同市に拠点... -
SBSリコーロジスティクス(株)⇒SBSグループ関西初のEC戦略拠点の「物流センター八尾(仮称)」が11月にオープン/拡大するEC物流ニーズに合わせた効率的な物流の提供が可能に
SBSリコーロジスティクス(株)は、SBSグループ関西エリア初のEC戦略拠点「物流センター八尾(仮称)」を 2024 年 11 月にオープンする。 同施設は、近畿自動車道路 「東大阪南IC」から2.5km に位置し、大阪を含む近畿一円、中部・北陸・中四国地方いずれの方面も交通アクセスが有しているほか、大阪市中心部まで 10Km 圏内と、大阪府内のラストワンマイル配送にも最適。大阪港から車で約40分、関西国際空港から約60分と、国際貨物の輸送にも適している。 構造はワンフロア約 2,000 坪の4階建てで、延床面... -
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)、日本通運(株) (株)⇒滋賀県湖南市の新倉庫「NX栗東湖南倉庫」が稼働開始/関西エリアの半導体関連産業を支える物流網を強化
NIPPON EXPRESSホールディングス(株)グループの日本通運(株)は5月7日、滋賀県湖南市で新倉庫「NX栗東湖南倉庫」を稼働させた。 滋賀県は、東海道新幹線、名神高速道路、新名神高速道路、北陸自動車道などの主要広域交通基盤が発達しており、東西交通の要に位置する環境・工業県。琵琶湖からの豊富な水源や都市部への交通利便の優位性などを背景に電機・電子、半導体関連企業などが集積し、物流需要が高まっている。 同社は、同施設を「単に物を保管する倉庫」ではなく「1拠点で一貫して作業が行える倉庫」と...