2024年– date –
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日本通運(株)⇒熊本県益城町に新設した半導体関連産業対応の物流拠点「NX熊本ロジスティクスセンター」が稼働開始/半導体関連産業ニーズに対応する高品質物流サービスの提供が可能に
日本通運(株)は、熊本県益城町に新設した半導体関連産業対応の物流拠点「NX熊本ロジスティクスセンター」が稼働を開始したと発表した。 半導体受託生産の世界最大手である台湾TSMC社の半導体製造工場(JASMが運営)の建設決定を皮切りに、熊本県では半導体関連企業の進出が続いている。2月には、TSMC社・熊本工場が完成し、これと同時に第2工場の建設も発表されており、今後さらなる企業の集積に加え、物流需要の増加が予想される。 今回の新物流拠点は、最新の物流システムと豊富な経験を持つ日本通運のノウ... -
鈴与(株) <4月17日>スズヨメキシコの3番目となる新物流拠点「シラオ倉庫」が稼働開始/おう盛な市場ニーズに対応し、強みのコンテナ輸送や倉庫での在庫保管サービスの提供体制を強化
鈴与(株)は、メキシコ現地法人Suzuyo Mexico, S. de R.L. de C.V.(スズヨメキシコ)の3番目の物流拠点「シラオ倉庫」が稼働を開始したと発表した。 同施設は、グアナフアト州エリア最大の工業団地で、日系企業も多く入居しているプエルトインテリオール工業団地内に立地しており、主要高速道路からのアクセス性にも優れる(約5分)。同州には多くの完成車メーカーや自動車部品メーカーが進出しているため、近年はメキシコ国外に輸出する自動車の生産需要が膨らみ、物流インフラニーズも高まってきているという... -
(株)トヨコン⇒愛知県豊川市内の荷主との共同プロジェクトで「豊川ロジテックセンター」を開設/東三河で初となる自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」導入を予定
(株)トヨコンは、愛知県豊川市内の荷主との共同プロジェクトとして、同市内に新物流センター「豊川ロジテックセンター」を開設した。 同施設は敷地面積4,700㎡の鉄骨造2階建てで、東三河では初となる自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」を導入する予定。同システムは、ロボットが製品を格納したコンテナを受注に応じ自動的に出し入れするもの。同施設は同システムの導入により、倉庫機能に加え、ピッキング機能も備えることになる。 ※「豊川ロジテックセンター」の施設概要所在地:愛知県豊川市上長... -
アズビル(株)⇒工業設備の海外需要拡大に対応し、タイ生産子会社に新工場棟を建設/海外事業のさらなる伸長を目指してグローバル生産体制を強化
アズビル(株)は、タイ生産子会社のアズビルプロダクションタイランド(株)に新工場棟を建設し、グローバル生産体制を強化する。 アズビルプロダクションタイランドは、2013年創業以来、10年にわたってものづくり技術の向上に取り組み、生産品目を拡大してきた。現在の生産品目は、工業向け温度調節計、各種センサから空調用コントローラまで多岐にわたり、東南アジア諸国、東アジア各国に向けた製品の生産、直接の出荷拠点として重要な役割を担っている。今回の新工場棟建設は、工業設備の海外需要拡大に対応し... -
■物流施設 投資関連情報2024版<4.11~4.17>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■富士フイルム(株)<4月12日>バイオ医薬品の開発・製造受託事業の成長を一段と加速/北米で建設中のノースカロライナ新拠点に約1,800億円の大規模追加投資を決定し、抗体医薬品原薬の生産能力を大幅増強 富士フイルム(株)は、バイオ医薬品の開発・製造受託事業の成長を一段と加速させるため、バイオ医薬品CDMO(Contract Development & Manufacturing Organization)の中核会社であるFUJIFILM Diosynth Biotechnologies(FDB)の北米拠点に約1,800億円... -
(株)ダイフク⇒生産能力増強・物流効率化に向けて滋賀事業所の再編を開始/半導体・液晶生産ライン向け、一般製造業・流通業向けシステムの事業所内の2工場棟を起工
G棟(左)とM棟(右)の完成イメージ (株)ダイフクは、マザー工場である滋賀事業所(蒲生郡日野町)の生産能力増強や工場物流最適化などを目的とした再編に着手し、先ごろ、事業所内の2つの工場棟(G棟、M棟)の起工式を開催したと発表した。 近年は、ECや半導体関連を中心に設備投資がおう盛なことから、同事業所での生産量が増加しており、これに伴って部品や製品を保管するための外部倉庫が増加したことによる物流効率の低下などが課題となっていた。そこで同社は今回、2028年までをめどに約330億円を投じ... -
ダブル連結トラックの導入を加速し、2030年までに100編成体制を構築/50編成体制からは浜松に開設予定の中継基地「TSUNAGU STATION」機能も活用
センコー(株)は、現在関東・関西間で運行中の8編成と、2024年度中部・関東間で運行予定の6編成に加え、2030年までにダブル連結トラックの導入を加速させ、早期に100編成体制を構築し、社会・顧客のニーズに対してより高度な輸送チャンネルを供給する(100編成は大型トラック200台に相当)。 同社では、ダブル連結トラック導入が進み、50編成体制に達したところで中継輸送を拡充する方針。浜松に開設予定の中継基地「TSUNAGU STATION」の機能も活用し、遵法でより高度な長距離幹線輸送を提供する。 同社はまた... -
ニュース・トピックス(2024年4月9日~4月15日)
物流に関連する(2024年4月9日~4月15日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■医薬品・宅配/ジェイフロンティア(株)⇒オンライン診療・服薬指導サービス「SOKUYAKU」で日本郵便(株)との連携を開始/処方薬当日配送網を世田谷区・杉並区・練馬区・船橋市から拡充し、全国に順次拡大予定 ■アパレル・宅配/(株)ZOZO⇒ZOZOTOWNの「即日配送」サービスを北海道・南東北・北陸・九州エリアに拡大/1道10県を追加、対象エリアは38都道府県に ■輸配送・車両/センコー(株)⇒ダブル連結トラックの導入を加速し、2030年ま... -
澁澤倉庫(株) (株)⇒神戸・大阪の営業所内の危険物倉庫が竣工/主要交通網へのアクセスに優れる立地環境を活かして増加する危険物保管需要に対応
澁澤倉庫(株)が阪神エリア2拠点で建設を進めていた危険物倉庫がそれぞれ竣工した。新設の危険物倉庫は、「神戸支店 摩耶営業所 七突倉庫」と「大阪支店 茨木営業所 茨木危険物倉庫」。神戸支店 摩耶営業所 七突倉庫は、神戸港のほぼ中心に位置しており、港からの良好なアクセスを活かし、多様な輸出入貨物に対応が可能。海上コンテナ作業にも適した一部高床型ドックレベラーの設置や様々な梱包形態へ対応した特殊機器なども導入しており、近年高まる危険物への物流需要に合わせ、保管から荷役、輸送までのトー... -
横浜冷凍(株)⇒福岡県東区箱崎ふ頭の新物流施設「箱崎FACILITY物流センター」が竣工/入出庫作業を効率・快適化する各種設備を導入
横浜冷凍(株)が福岡県東区箱崎ふ頭で建設を進めていた新たな物流施設「箱崎FACILITY物流センター」が竣工した。 同施設は、主要設備として、入出庫作業を効率的に行える電動式移動ラック(2.770パレット)や、外気にさらされずに貨物の入出庫が行えるエアシェルターを備えるほか、省エネや環境への配慮から高天井人感センサー照明設備や太陽光発電設備などを導入し、BCP対策にも注力している。敷地面積は5,040㎡、延床面積は1万160㎡。鉄筋コンクリート造5階建て、収容能力はF級1万1,947t。同施設の竣工により、九... -
日本通運(株)⇒北海道恵庭市に半導体関連産業対応の新倉庫「NX-TECT Hokkaido」を開設/Rapidus(株)をはじめとした半導体関連産業の発展をロジスティクスからサポート日本通運
日本通運(株)は、北海道恵庭市に半導体関連産業に対応した新倉庫「NX-TECT Hokkaido」を開設し、8月から稼働予定であると発表した。 現在、北海道千歳市ではIIM-1の建設が進められており、今後、半導体関連企業の集積とともに周辺エリアの物流需要増加が予想されている。こうしたなか、日本通運が属するNXグループでは「NXグループ経営計画2028」で半導体関連産業を重点産業と位置付け、半導体に関連した物流の取り組みを加速しており、最先端ロジック半導体の国産化を目指すRapidus(株)をはじめとする半導体... -
■物流施設 投資関連情報2024版<4.3~4.10>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■横浜冷凍(株) <4月4日>福岡県東区箱崎ふ頭の新物流施設「箱崎FACILITY物流センター」が竣工/入出庫作業を効率・快適化する各種設備を導入 横浜冷凍(株)が福岡県東区箱崎ふ頭で建設を進めていた新たな物流施設「箱崎FACILITY物流センター」が竣工した。 同施設は、主要設備として、入出庫作業を効率的に行える電動式移動ラック(2.770パレット)や、外気にさらされずに貨物の入出庫が行えるエアシェルターを備えるほか、省エネや環境への配慮から高天井... -
(株)ファミリーマート、(株)ローソン⇒4月11日から東北地方一部地域の両社物流拠点間で共同輸送を開始/アイスクリームや冷凍食品などを同一トラックに混載し、車両台数とCO2排出量の削減を目指す
(株)ファミリーマートと(株)ローソンは、4月11日から東北地方の一部地域において、アイスクリームや冷凍食品などを対象とした両社の物流拠点間の輸送を行う。両社の商品を同じトラックに混載し、共同で輸送することで車両台数およびCO2排出量削減を目指す。 実験を除き、本格的に両社が共同輸送を行うのは、今回が初めてとなる。 ■取り組みの背景 両社は、2020年8月と2022年2月に実施した大手コンビニエンスストア3社の共同配送実証実験に参加した。実証実験終了後も、社会インフラとしての役割も担う両社が、... -
ニュース・トピックス(2024年4月2日~4月8日)
物流に関連する(2024年4月2日~4月8日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■輸配送・共同/(株)ファミリーマート、(株)ローソン⇒4月11日から東北地方一部地域の両社物流拠点間で共同輸送を開始/アイスクリームや冷凍食品などを同一トラックに混載し、車両台数とCO2排出量の削減を目指す ■宅配・サービス/ヤマト運輸(株)⇒「宅急便」「宅急便コンパクト」の受取方法に「置き配」を追加/6月10日から個人向け会員サービス「クロネコメンバーズ」の会員を対象に ■燃料・環境/シナネン(株)⇒サプライチェーン上流... -
(株)カインズ⇒関東エリアで同社最大級の物流拠点「カインズ 日高流通センター」が竣工/物流2024年問題に対応する設備・仕様を採用、サステナビリティでの社会貢献も目指す
(株)カインズは4月3日、2025年1月稼働予定の物流拠点「カインズ 日高流通センター」が竣工したと発表した。同施設は、関東エリアで敷地面積および保管能力が同社最大級の流通センター。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「狭山日高IC」から約3.4kmに位置し、圏央道と国道16号の結節点に立地することから、首都圏各店舗にアクセスしやすい。同施設は、トラックバースを3面採用しており、127台の車両の同時接車が可能。物流2024年問題に対応するもので、トラックドライバーの荷待ち時間削減を見込む。一方、構内...