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(株)近鉄エクスプレス⇒韓国現地法人が「平澤物流センター第3ターミナル」を開設/半導体製造装置のような大型貨物から原材料、部品まで幅広い貨物の保管に対応
(株)近鉄エクスプレスは、韓国現地法人Kintetsu World Express (Korea), Inc.(KWE韓国)が「平澤(ピョンテク)物流センター」に新たな大型倉庫「第3ターミナル」を開業すると発表した。 韓国では現在、半導体産業への積極的な投資活動が官民一体で進んでいる。平澤はその中心地で、最先端半導体の生産拠点(工場)の建設など、さらなる企業の集積が見込まれるとともに、ロジスティクス需要の拡大が予想されている。 一方、KWE韓国は、平澤港の浦升国家産業団地内に2021年4月に第1ターミナルを、2022年4月に... -
■物流施設 関連投資情報<5.23~5.29>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設・工場などの情報> ■泉北高速鉄道(株)<5月23日>6月12日に大型マルチテナント型物流施設「(仮称)北大阪トラックターミナルⅡ期棟」を着工/「北大阪流通センター」再開発の第3弾 南海電鉄グループの泉北高速鉄道(株)は6月12日、大型マルチテナント型物流施設「(仮称)北大阪トラックターミナルⅡ期棟」の建設に着手する。同施設は、延床面積約18万3,000㎡(約5万5,400坪)、地上6階建ての施設で、竣工は2026年3月の予定だ。 同施設は、1階がトラックターミナル、2階... -
ヤマトホールディングス(株)⇒共同輸配送のオープンプラットフォームを提供する新会社「Sustainable Shared Transport(株)」を設立/持続可能なサプライチェーン構築に向け、標準パレットによる混載・中継輸送で物流の標準化・効率化めざす
ヤマトホールディングス(株)は5月21日、持続可能なサプライチェーンの構築に向け、荷主企業や物流事業者をつなぐ共同輸配送のオープンプラットフォームを提供する新会社「Sustainable Shared Transport(株)」(SST)を設立した。SSTの事業開始は2024年度中になる予定だという。 1.背景と目的 物流業界は、輸送能力の不足が懸念される「物流の2024年問題」や気候変動への対応など、深刻化する様々な課題に直面している。物流は国民生活や経済活動を支える社会的インフラとして、さらなる効率化に向け大きな変革... -
ニュース・トピックス(2024年5月21日~5月27日)
物流に関連する(2024年5月21日~5月27日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■AGV・稼働/アスクル(株)⇒「AVC 関西」で導入したGTPソリューション「PopPick」のAGV318台((株)ギークプラス提供)が全面稼働開始/2023年12月の第1期稼働に続き、新たにAGV72台、PopPickステーション4台が稼働開始 ■経営・新会社/ヤマトホールディングス(株)⇒共同輸配送のオープンプラットフォームを提供する新会社「Sustainable Shared Transport(株)」を設立/持続可能なサプライチェーン構築に向け、標準パレットによる混載・... -
2024年は物流業界における大転換点!需給逆転のX点はすぐそこまで来ている!!(PART2)⑳サプライチェーン全体最適化を図るためのエッセンス
船井総研ロジ株式会社取締役 常務執行役員赤峰 誠司 PART 2 1. 運送取引台帳とは 物流革新政策パッケージの中で義務化される「運送取引台帳」は、悪しき慣習となっていた物流業界の多重化構造に大きなメスが入ることになります。 物流業界の不合理な取引構造となっている利用運送(庸車取引)は、荷主から支払われる運賃を庸車取引ごとに取り扱い手数料という名目で5%~10%のマージンを引いた運賃が支払われます。これが、何社も下請化されると最終実運送会社の収受運賃は元値の70%~80%になることもあり得... -
■福山通運(株)⇒マレーシア現地法人がセランゴール州で建設を進めていた新設倉庫が竣工/東南アジア地域でのネットワークをさらに強化し、多様な物流ニーズに対応
福山通運(株)は、同社傘下のマレーシア現地法人 E.H.UTARA HOLDINGS.SDN.BHD.がセランゴール州シャーアラム地区で建設を進めていた新設倉庫が竣工したと発表した。同施設は、同国内最大規模となるポートクラン港及び首都クアラルンプールへのアクセスに優れており、物流拠点として需要が高い立地環境にある。福山通運は今後、同施設の竣工を踏まえ、東南アジア地域でのネットワークをさらに強化するほか、多様化する物流ニーズに対応するため、よりきめ細やかな物流サービスを提供するとしている。 ※「E.H.UTARA... -
■エクシング(株)⇒佐賀県三養基郡に危険物倉庫を増設/佐賀県内の危険物倉庫の延床面積は約2,807㎡に
(株)エクシングは、佐賀県三養基郡に危険物倉庫「佐賀倉庫」を増設した。これにより佐賀県内の危険物倉庫の延床面積は約2,807㎡になった。同倉庫には、自動火災報知設備や第3種二酸化炭素消火設備が設置されており、第4類の各石油類のほか、アルコール類、指定可燃物などの危険品、一般品ともに毒劇物を貯蔵することができる。また、海上コンテナデへのバンニングにも対応可能だ。 ※「佐賀倉庫」の施設概要 所在地:佐賀県三養基郡上峰町大字坊所字三本谷2310-1 取扱危険物の類別・最大貯蔵量(5月1日現在〔... -
SBS東芝ロジスティクス(株)⇒東日本地区の基幹物流拠点「中央セミコンダクター ロジセンター 戸塚倉庫」が稼働 /プラットフォーム事業拡大に向けた物流拠点
SBS東芝ロジスティクス(株)は、東日本地区の基幹物流拠点「中央セミコンダクターロジセンター 戸塚倉庫」を稼働させた。同施設は、神奈川県横浜市戸塚区に立地し、横浜新道(上矢部IC)から約150mと近距離にあることから、首都圏のほか、東海道を活用する拠点としての適性に優れる。耐震構造設計や空調完備といった仕様に加え、横浜市内陸部に立地したことで、津波リスク軽減などBCP対策にも配慮。電子部品や精密機器の取り扱い等、ユーザーの意向に沿った最適なサービスの提供が可能だ。 ※「中央セミコンダ... -
■物流施設 関連投資情報<5.16~5.22>
<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設・工場などの情報> ■エクシング(株)<5月17日>佐賀県三養基郡に危険物倉庫を増設/佐賀県内の危険物倉庫の延床面積は約2,807㎡に (株)エクシングは、佐賀県三養基郡に危険物倉庫「佐賀倉庫」を増設した。これにより佐賀県内の危険物倉庫の延床面積は約2,807㎡になった。同倉庫には、自動火災報知設備や第3種二酸化炭素消火設備が設置されており、第4類の各石油類のほか、アルコール類、指定可燃物などの危険品、一般品ともに毒劇物を貯蔵することができる。また、... -
伊藤忠商事株(株)、KDDI(株)、(株)豊田自動織機、三井不動産(株)、三菱地所(株)⇒フィジカルインターネットの2024年度中事業化の共同検討で合意・覚書締結/物流2024年問題解決に向けて業界横断による物流改革を推進
伊藤忠商事(株)、KDDI(株)、(株)豊田自動織機、三井不動産(株)、三菱地所(株)は、2024年度中のフィジカルインターネットの事業化に向け共同検討することについて合意し、覚書を締結した。業界を横断したパートナー5社で物流改革を推進し、国内における物流2024年問題の解決を含む持続可能な物流の実現をめざす。 物流は、日本の経済基盤を支える屋台骨だが、人口減少に伴う担い手不足に加え、トラックドライバーの時間外労働規制(物流2024年問題)、カーボンニュートラルへの対応、燃料高・物価高等の影響も... -
(株)DATAFLUCT⇒国分グループ本社(株)との連携で国分グループの物流拠点200倉庫強に需要予測AIサービス「Perswell(パースウェル)」を導入/予測精度を約10%改善し、酒類・食品の需要予測と自動発注を実現
(株)DATAFLUCTは、国分グループ本社(株)との連携のもと、2022年1月から国分グループの物流拠点に需要予測AIサービス「Perswell(パースウェル)」を導入し、酒類・食品の自動発注システムを稼働させており、その導入拠点数が200倉庫を突破した。予測精度は、導入前に比べて約10%改善しており、自動発注率の増加、欠品率の減少、余剰在庫の減少に貢献。2024年中には、導入可能な国分グループ全倉庫への拡大・導入完結をめざす。 〇導入の背景と目的 酒類食品卸売業大手の国分グループは、国内外の約1万の仕入先... -
ニュース・トピックス(2024年5月14日~5月20日)
物流に関連する(2024年5月14日~5月20日)の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■PI・共同事業/伊藤忠商事株(株)、KDDI(株)、(株)豊田自動織機、三井不動産(株)、三菱地所(株)⇒フィジカルインターネットの2024年度中事業化の共同検討で合意・覚書締結/物流2024年問題解決に向けて業界横断による物流改革を推進 ■IT・需要予測/(株)DATAFLUCT⇒国分グループ本社(株)との連携で国分グループの物流拠点200倉庫強に需要予測AIサービス「Perswell(パースウェル)」を導入/予測精度を約10%改善し、酒類・食品の需要予... -
(株)メニコン⇒千葉県八千代市に新設した「グローバルロジスティクスセンター」が本格稼働/同社最大の倉庫キャパシティを確保し、自動化とデジタル化で国内外の需要増加に対応
(株)メニコンは、コンタクトレンズの物流拠点である「グローバルロジスティクスセンター」を千葉県八千代市に新設し、5月7日に本格稼働させた。 同社の物流拠点は従来、国内向けの名古屋(愛知県)、北日本(宮城県)、西日本(福岡県)の3拠点、海外向けの小牧(愛知県)の1拠点と、合計4拠点体制だった。新拠点は、北日本と小牧のロジスティクス機能を集約し、海外および日本全国(主に関東以北)の得意先やユーザーへのコンタクトレンズ配送や海外製品の輸入業務を担う。そのうえで小牧は2024年度中に新拠... -
山九(株)⇒2025年2月、横浜の本牧ふ頭に次世代型物流センターを新設/国際物流事業の収益拡大へ、エネルギー消費削減率 は100%以上を見込む
山九(株)は 2025 年 2 月、環境に配慮した次世代型物流センター「本牧ロジスティクスセンター(仮称)」を神奈川県横浜市に新設する。 新物流センターは、横浜港の中心的な役割を担う本牧ふ頭内に位置し、横浜港内で最大規模の倉庫になるという。拡大と再整備が進む横浜港の国際貨物量増加が見込まれるなか、同社は今回の新物流センター開設を機に、複数倉庫拠点の集約・拡充を進めるとともに、新物流センターを京浜地域における主要倉庫と位置づけ、国際物流事業の収益拡大につなげる。 新物流センターは、東... -
(株)大創産業⇒東南アジア、中東地域へのグローバル物流拠点新設へ/マレーシア・インダ島で大型自動倉庫を着工、2027年1月の稼働を目指す
(株)大創産業は、マレーシア セランゴール州インダ島ポートクランで大型自動倉庫「マレーシア新GDC(Global Distribution Center)」の建設工事に着手した。 同センターは、首都クアラ・ルンプールから車で約 1 時間の距離にあり、マレーシア最大の港を有するインダ島で建設が進められており、2026年5月完工、2027年1月稼働の予定となっている。ASRS(Automated Storage Retrieval System:自動入出庫システム)をはじめとする最新技術が導入される同社最大の自動倉庫で、稼働後には、東南アジア、中東圏 22 の...