ブラザー工業(株)⇒名古屋市港区の工場敷地内に建設した新倉庫「港第2倉庫」が稼働開始/産業用製品の保管需要増加と既存倉庫の老朽化に対応/物流子会社の本社機能も新倉庫に移管

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 ブラザー工業(株)は、名古屋市港区の工場敷地内に建設していた新倉庫「港第2倉庫」が完成し、稼働を開始したと発表した。総事業費は約50億円で、鉄骨造3階建て、延床面積は約1万6,000㎡の規模を持つ。新倉庫の稼働に伴い、物流子会社のブラザーロジテック(株)の本社機能も新倉庫に移管された。
 新倉庫建設の背景には、同社グループが注力領域と位置づける産業機器や産業用印刷機器のビジネス拡大がある。関連製品や部品の保管需要が高まっていることに加え、既存倉庫として活用していた複数棟の建物の老朽化も進んでいた。また、海抜が低い港湾地区特有の津波による水害リスクへの対応も喫緊の課題となっていた。
 新倉庫では、想定される津波の高さよりも床面を80cm高い位置に設計し、災害時のBCP対策を強化した。環境面では屋上に太陽光パネルを設置する予定で、再生可能エネルギーの活用を通じてCO2排出量削減にも貢献する。
 同社は2022年、同敷地内に「港第1倉庫」を建設しており、今回の新倉庫稼働で国内グループ全体の倉庫・物流業務のさらなる効率化を図る考え。ビジネス拡大に向けた安定的な物流体制を構築し、災害リスクの低減と環境負荷の抑止を両立させる。

※「港第2倉庫」の概要
所在地:ブラザー工業(株) 工場敷地内(名古屋市港区港明1-10-19)
延床面積:約1万6,000㎡
施設用途:製品、部品の保管用倉庫、オフィス
稼働開始日:2026年5月7日

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