アマゾン ジャパン(同)⇒神奈川県相模原市にAmazon物流拠点となるFCを新設/Amazon Roboticsを国内最大規模で導入し、入出荷工程のさらなる効率化目指す

  • URLをコピーしました!

 アマゾン ジャパン(同)は、神奈川県相模原市にAmazon物流拠点となるフルフィルメントセンター(FC)を新設する。AmazonのFCは、相模原市で2拠点目、神奈川県では5拠点目。同施設は、延床面積約15万㎡(東京ドーム約3個分)、商品保管容量約150万立方フィートの規模で、Amazon Roboticsを国内最大規模で導入する予定。Amazon Roboticsや紙袋自動梱包機などの自動化機器活用により、同施設における運営の安全性と、持続可能な物流体制を構築する。
 同施設では、1日最大65万個以上の商品出荷を行う。同社は、同施設の新設により、エリアマネージャー、職場の安全・衛生管理者、商品の品質管理者、設備の保全管理者、テクノロジーを使って商品のピッキング・梱包・出荷などを担う作業者など、様々な職種で数千人規模の雇用を創出するとしている。また、地域社会との定期的な交流を通じ、特に子供たちに向けた科学技術分野の学びの機会も提供する考えだ。
 2022年の同社の日本への直接投資額は1.2兆円を超え、2010年から2022年までの期間の総投資額6兆円超の約20%に相当するという。そのなかでもAmazon物流拠点のFCにおける自動化への取組は注目度が高く、特にAmazon Roboticsによる入出荷工程の効率化はEC市場の拡大に大きな影響を及ぼしている。Amazon Roboticsは、入出荷情報に基づいて「Drive(ドライブ)」と呼ばれるロボットが「Pod(ポッド)」と呼ばれる専用の商品棚を移動し、作業者の業務をサポートするもの。相模原市の新FCでは、国内最大規模となる約3,000台のドライブと約3万5,000台のポッドを導入する予定だ。これにより、商品の棚入れ・棚出しのさらなる効率化に加え、格納スペースの節約も可能となることから、在庫保管量を従来の固定棚に比べて最大約40%増やすことができ、商品の品揃え拡充も可能となる。
 一方、同施設での紙袋自動梱包機の導入は、梱包資材削減の取組の一環。段ボールケースの代わりに紙袋で配送する商品を増やすなど、梱包の簡素化をさらに進める。梱包の簡素化で、梱包の開封やその後の処理にかかる手間も減らせるなど、副次的なメリットもあるという。

※神奈川県相模原市に新設するFCの施設概要
所在地: 神奈川県相模原市
延べ床面積: 約15万0,000㎡
商品保管容量: 約150万立方フィート(ft3)
開設時期(予定):2024年4月

目次