シャボン玉石けん(株)⇒需要増加への対応で福岡県北九州市若松区の工場を拡張し、生産能力拡大へ/2022年から取り組んでいるスマートファクトリー化に併せて推進

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 シャボン玉石けん(株)は、2024年から福岡県北九州市若松区の工場を拡張し、生産能力拡大計画に着手する。同社が事業内容を無添加石けんの製造・販売に切り替えてから50年目となる2024年を契機として決断したもの。この工場拡張に伴い、本社機能の一部も福岡県北九州市小倉北区の複合商業施設内へ移転する。

【工場拡張について】
 シャボン玉石けんの成長戦略の一つである「事業基盤の進化・強化」に向けて、2022年から取り組んでいるスマートファクトリー化に併せ、2024年からは事務所跡地への工場拡張・製造ラインの設備増強を行い、2026年完成を目途に生産能力の拡大に着手する。
【拡張・増強対象】
業績が好調なため、生産能力増強に向けて工場拡張ならびに設備増強に取り組む。
・固形石けん製造ライン
・液体せっけん製造ライン
・せっけんハミガキ製造ライン
・物流センター
【スマートファクトリー化について】
2022年からIT人材の育成、工場内のネットワーク構築、Qsol(株)とのスマートファクトリー共同研究開始などに取り組んできた。スマートファクトリー化によって、トレーサビリティ強化や生産性・製品品質向上、エネルギー管理、高度な安全管理などの実現を目指していく。

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