<2023年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報>
■東京建物(株)<2月2日>
東京ガス不動産株式会社との共同事業「(仮称)T-LOGI 鶴ヶ島」 開発始動
東京ロジファクトリー㈱の専用センターとして 2024 年夏開業予定
東京建物㈱は埼玉県川越市に新たに物流施設開発用地を取得し、東京ガス不動産㈱との 2 社による共同事業にて「(仮称)T-LOGI 鶴ヶ島」を共同開発することを発表した。また本施設は、東京ロジファクトリー㈱による全棟利用が内定しており、「鶴ヶ島第 2 物流センター」として 2024 年夏の開業を予定。
本施設の概要・特徴
①立地について
本施設は、圏央道と関越自動車道の結節点に位置し、圏央道「坂戸」IC や関越自動車道「鶴ヶ島」ICの利用により、関東全域を始め北信越への広域配送にも適した立地となっている。また周辺環境についても、富士見工業団地内に位置していること、最寄り駅である東武東上線「若葉」駅から本物件周辺にかけて住宅地が広がっていることから、物流施設として運用面や雇用確保の側面で優位性のある立地となっている。
②仕様・環境配慮について
本施設は、延床面積約 7,148 坪の 4 層ボックス型で、1 階のトラックバースは 40ft コンテナ車 22 台を接車可能としており、効率的な荷物の積み下ろしが可能だ。さらに、他のT-LOGIシリーズと同様、屋上に設置した太陽光パネルにより発電された電力は、商用電力と併せて施設内で自家消費し、余剰電力については東京建物グループ保有の商業施設へ託送する予定だ。
③『HERAT for LOGISTICS』の取り組みについて
T-LOGIシリーズでは、ブランドコンセプトとして『HERAT for LOGISTICS』を掲げ、ニーズを的確に反映し、細部にまでこだわった使いやすい施設づくりを目指している。本施設については、用地を取得した早い段階から東京ロジファクトリー㈱に全棟利用の入居を検討していたため、将来を見据えたT-LOGIシリーズとしての汎用性は確保しつつも、同社の要望を最大限取り入れた施設設計を行っている。基本設計段階から本物件に関する建設プロジェクトチームを共同で立ち上げ、建物共用部のスリム化や倉庫内運用に合わせた搬送機器の選定、倉庫内動線を意識したシャッター有効開口の確保など、東京ロジファクトリー㈱の使い勝手に合わせた物件仕様の「最適化」を図っている。
※「(仮称)T-LOGI 鶴ヶ島」の施設概要
所在地:埼玉県川越市大字栄 3 番 1、大字竹野 14 番 1(地番)
敷地面積:約 10,492 ㎡
延床面積 :約 23,632 ㎡
規模:地上 4 階
形: 4 層ボックス(1F 片側バース)
設計・施工 :大末建設㈱
構造 :RC 造(一部鉄骨造)
耐震区分: 新耐
着工 :2023 年 4 月予定
竣工: 2024 年 5 月末日予定
倉庫仕様:プラットフォーム 1 階:高床式 1.0m、梁下有効天井高 各階 5.5m
柱スパン 10.8m(W)×10.4m(D)、床荷重 各階 1.5t/㎡
ドックレベラー 1 階:4 基、バース数 22 台(40ft)、駐車場 普通車計 43台
■大和ハウス工業(株)<2月2日>
マルチテナント型物流施設「DPL坂戸Ⅱ」竣工
関越自動車道「坂戸西スマートインターチェンジ」に隣接
大和ハウス工業㈱はマルチテナント型物流施設「DPL坂戸Ⅱ」2023年1月31日に竣工した。
埼玉県内において、マルチテナント型物流施設「DPL三郷」(三郷市)や「DPL浦和美園」(浦和市)、BTS型物流施設など計62カ所、総延床面積約224万㎡となる物流施設の開発を手掛けてきた。坂戸市においては、大型マルチテナント型物流施設「DPL坂戸Ⅰ」をはじめ、約20.4万㎡の敷地内に計5棟からなる物流施設を順次建設中で4棟目となる「DPL坂戸Ⅱ」が竣工した。
「DPL坂戸Ⅱ」は、関越自動車道「坂戸西スマートインターチェンジ」に隣接、首都圏中央連絡自動車道「鶴ヶ島ジャンクション」まで約5kmと近接している。また東北自動車道や中央自動車道へもアクセスが容易な場所に位置しているため、首都圏向けの物流集約施設としてだけではなく、中継物流施設としての機能も兼ね備えている。
本施設は、テナント企業の従業員向けに保育施設や、東武東上線「坂戸駅」と本施設を繋ぐ送迎用EVバスを導入するとともに、免震システムや非常用自家発電機、蓄電池を設置するなど、BCPにも対応した防災配慮設計を施している。
本施設の概要・特徴
1.関越自動車道のインターチェンジに隣接する好立地の物流施設
2.最大8社のテナント企業が入居できるマルチテナント型物流施設
3.テナント企業の従業員が働きやすい環境の整備4.災害発生時の早期事業復旧を可能とするBCP対策
4.災害発生時の早期事業復旧を可能とするBCP対策
1.関越自動車道のインターチェンジに隣接する好立地の物流施設
「DPL坂戸Ⅱ」は、関越自動車道「坂戸西スマートインターチェンジ」に隣接する、「坂戸都市計画事業入西東部土地区画整理事業」内の約20.4万㎡の用地を同社が取得・開発し、その1区画に建設したマルチテナント型物流施設だ。
本施設は、圏央道「鶴ヶ島ジャンクション」まで約5km(車で約5分)、東北自動車道「久喜白岡ジャンクション」まで約35km(車で約25分)、中央自動車道「八王子ジャンクション」まで約45km(車で約35分)と、各方面へ好立地の場所に位置しいる。首都圏向けの物流集約施設は北関東地方や甲信越地方などにもアクセスしやすいため、中継物流施設としての機能も兼ね備えている。
2.最大8社のテナント企業が入居できるマルチテナント型物流施設
「DPL坂戸Ⅱ」は、地上4階建て、敷地面積:48,356.80㎡、延床面積:92,638.99㎡で、最大8社のテナント企業が入居できるマルチテナント型物流施設。各フロアに直接アクセスが可能なランプウェイやトラックバースを備えることで、効率的な物流オペレーションを可能にした。また各区画には事務所を設置することができ、テナント企業の多様なニーズにも対応可能だ。
3.テナント企業の従業員が働きやすい環境の整備
本施設は、労働環境整備の一環として、カフェテリアを2階~4階に設けたり、無人売店を設置するなど、テナント企業の従業員が働きやすい環境を整備した。
また、2023年3月より東武東上線「坂戸駅」と当施設の間で送迎用EVバスの運行を開始するとともに、従業員約600人が雇用されることを想定し、普通車233台分の駐車場やバイク30台分、自転車85台分の駐輪場を用意した。
テナント企業の従業員を対象に、20名程度の受け入れができる保育施設(運営:㈱ママスクエア)も設け、テナント企業の雇用確保を支援する。
4.災害発生時の早期事業復旧を可能とするBCP対策
「DPL坂戸Ⅱ」では、BCP対策として免震システムを導入し、地震発生時の揺れを抑制することで、荷物や設備へのダメージを最小限に抑え、上層階の荷崩れを防ぎ、短時間での事業再開を可能にする。
また停電による被害を最小限に抑えるため、所定の場所に電力を供給する非常用発電機(150kVA)を設け、太陽光発電システムで発電した電力を蓄電池(合計16.2kWh)に蓄えることで災害時でも電力を確保できる体制を整えている。
※「DPL坂戸Ⅱ」の施設概要
名称:「DPL坂戸Ⅱ」
所在地:埼玉県坂戸市西インター二丁目2-1、2-2
敷地面積:48,356.80㎡
建築面積:24,375.92㎡
延床面積:92,638.99㎡
賃貸面積:75,530.38㎡
構造・規模:鉄筋鉄骨コンクリート造・一部鉄骨造・地上4階建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:DTR2特定目的会社
設計:㈱安藤・間
施工:大和ハウス工業㈱
着工日:2021年7月1日
竣工日:2023年1月31日
■㈱東京流通センター<2月2日>
加須LC PM業務受託 総延床面積は115万㎡超 TRCのPM事業は更なる躍進へ
㈱東京流通センターは加須LCのPM業務を受託した。加須LCは、(同)加須ディベロップメントが埼玉県加須市にて開発を進め、2023年1月31日に竣工の地上2階建て延床面積約22,000㎡の物流施設となる。
㈱東京流通センターは1967年の設立以来50年超に亘り、東京都大田区平和島にて大型物流施設の保有・運営管理を行ってきたが、これまで積み上げてきた物流施設の運営管理ノウハウを最大限に活かした多角的な展開を2017年より開始し、自社保有以外の物流施設のPM業務受託を進めている。現時点におけるPM業務の受託物件は合計34物件、総延床面積は約115万㎡となる。
※「加須LC」の施設概要
所在地:埼玉県加須市上樋遣川
アクセス:東北自動車道 加須ICから約6.8キロ 東武伊勢崎線 加須駅より7キロ
延床面積:約22,000㎡
構造/階数:S造/地上2階
竣工日:2023年1月31日
■日鉄興和不動産(株)<2月2日>
物流施設「LOGIFRONT(ロジフロント)」シリーズ
第 9 弾『門真』、第 10 弾『厚木』を着工
日鉄興和不動産㈱は、物流施設「LOGIFRONT(ロジフロント)」シリーズを展開しており、大阪府門真市においてシリーズ第 9 弾(近畿圏第 5 弾)となる「(仮称)LOGIFRONT 門真」、神奈川県厚木市において第 10 弾(首都圏第 5 弾)となる『(仮称)LOGIFRONT 厚木」を着工した。
した。
「(仮称)LOGIFRONT門真」の概要
本計画地は、大阪市中心街から 10km 圏内、第二京阪道路「門真」IC から約 1.0km に位置する。人口が集積する寝屋川市・枚方市等に近く、名古屋方面へのアクセスにも優れた広域集配送拠点として期待される。また、門真 JCT から近畿自動車道により南北へ、さらには守口 JCT や東大阪 JCT を経由して四方へ展開でき、大型消費地を抱える地域配送・近郊都市間輸送であると同時に、隣接住宅エリアからの雇用者確保にも期待できる環境だ。
【本施設計画】
本施設は、縦長の敷地形状にトラックバース 19 台、トラック待機場 6 台を備えた地上4階建て BOX 型施設だ。ピロティ車路を兼ねた片面バースとして、荷主や転貸に対応できる二分割可能な汎用性のある計画とし、荷物用エレベーターや垂直搬送機をそれぞれ 2 機標準装備することで、上下階の荷物の搬送に十分な能力を確保している。また、制振タイプの座屈拘束ブレースを用いた制振構造とすることで、入居テナントの BCP 対応にも配慮するほか、倉庫空調機器等の設置やビッグファン等、入居テナントの要望に寄り添った最適な施設としてカスタマイズしている。環境対策としては、全館 LED 照明やセンサー照明の採用等、環境や省エネルギーに配慮した設備計画としている。
※「(仮称)LOGIFRONT 門真」の施設概要
所在地: 大阪府門真市三ツ島 5 丁目 723 番地(地番)外 8 筆
敷地面積:7,828 ㎡
延床面積:17,482 ㎡
構造・階数: S 造・地上 4 階建・BOX 型
設計・施 工:日鉄エンジニアリング㈱
監修:㈱フクダ・アンド・パートナーズ
着工:2023年2月
竣工予定:2023年12月末
「(仮称)LOGIFRONT 厚木」の概要
本計画地は、神奈川県厚木市・愛甲郡愛川町に跨る「神奈川県内陸工業団地」のほぼ中央部に位置する。神奈川県内陸工業団地は中津原台地に広がる工業集積地であり、堅固な地盤を有し、洪水・浸水の可能性が低い立地だ。交通面では、首都圏中央連絡自動車道「相模原愛川」IC から約 2.8km に位置し、バス利用で小田急線「本厚木」駅、相鉄線ほか「海老名」駅へアクセス可能なため、地域配送や雇用面でも優位な物流拠点となっている。
【施設計画】
本施設は、南東角地の整形敷地にトラックバース 12 台、トラック待機場 15 台を備えた地上 5 階建て BOX 型施設となっている。約 11m の柱スパンを基本とし、1~4 階はブレースを配置しない庫内レイアウトに有効な平面計画としており、荷物用エレベーターや垂直搬送機をそれぞれ 2 機標準装備し、建物南北に配置することで、2 テナントや転貸にも対応可能な汎用性のある施設計画をしている。内部共用部には、2~5 階にパントリーおよび休憩室(または喫煙室)を配置しており、従業員の利便性・快適性に配慮するとともに、通勤者や自転車、乗用車と貨物車両の出入口を分けることで安全性にも配慮した施設計画をしている。
※「(仮称)LOGIFRONT厚木」の施設概要
所在地:神奈川県厚木市上依知字上ノ原 3025 番
敷地面積:9,909 ㎡
延床面積:20,256 ㎡
構造・階数: S 造一部 RC 造・地上 5 階建・BOX 型
設計・施 工:大末建設㈱
監 修:㈱フクダ・アンド・パートナーズ
着工: 2023年2月
竣工:定2024年3月予定
■東京建物(株)<2月6日>
「(仮称)T-LOGI京都伏見」 今夏開業
西濃運輸株式会社の入居内定、専用拠点として運用予定
東京建物㈱は、物流施設開発事業「T-LOGI」シリーズでは初めてとなる関西エリアでの物件「(仮称)T-LOGI京都伏見」が、2023 年夏に開業する。本施設は、西濃運輸㈱の専用拠点としての入居が内定しており、同社の京都支店の移転先としての開業を予定している。
「(仮称)T-LOGI京都伏見」の概要
本施設は、第二京阪道路「伏見」IC まで約 1.5km、国道 1 号利用で京都駅まで約 8.5km の距離に位置し、京都市中心部への配送拠点として優れた立地となっている。第二京阪道路「巨椋池」ICまで約 4.9km、名神高速道路「京都南」IC まで約 3.7km と、大阪中心部をはじめとする関西一円を輸配送エリアとすることが可能だ。
また本施設周辺には、工場や倉庫などが集積しており、24 時間稼働を前提としたオペレーションが可能となる。伏見区は京都市内で最も人口の多い行政区でもあり、大規模な住宅地が広がる向日市・長岡京市などにも近接していることから、雇用確保の面でも優れた立地となっている。
「(仮称)T-LOGI京都伏見」の特徴
①京都市中心部への多頻度配送を想定した施設設計
本施設は、物流施設としては貴重な京都市内の物件であり、周辺には国道 1 号や京都守口線等の京都府の幹線道路が走っていることから、関西一円への配送ニーズに加え京都市中心部への多頻度近距離配送のニーズが見込まれる。そのため、1 階の両面にバースを設けることで、トラックの頻繁な入出庫に対応し、敷地内の周回性を確保した施設設計している。パワーゲート付きトラックなど、多様なトラックに対応可能だ。
②環境への配慮
屋上全面に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギー電力供給や施設内照明の LED 化による創エネおよび省エネを行うことで、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)で『ZEB』認証を、「CASBEE建築(新築)」では「S ランク」の取得を予定している。本施設内の内装には、身近な廃棄物を配合して作成したリサイクル内装ボードの採用や、京都地域産材の「杉」を使用した地産地消を行う予定だ。
③就業者・来訪者の心地よさに配慮した内装デザイン
本施設の立地する伏見区は、平安時代から水運・陸運の要衝の地として知られており、日本の伝統的な文化や景観を感じられる「京都らしさ」を感じてもらえるよう、京町家が発祥であるとされる和風照明等を採用予定だ。また視覚的に「落ち着き」や「安心感」を与える灰色・茶色を基調とした内装とする。
西濃運輸㈱による利用形態
西濃運輸㈱では重点戦略において「特積みのセイノー」から「ロジのセイノー」への進化として、トラックターミナルに物流倉庫を併設する『ロジ・トランス機能』の全国展開を進めている。現在の京都支店を本施設に移転することで、『ロジ・トランス機能』を持つ拠点になり、保管から全国配送までの一貫したサービス提供が可能となる。約 5,285 坪の倉庫には空調が完備され、従業員にやさしい環境を整備する。また、トラックターミナルはプラットフォームの面積が現在の京都支店の約 4 倍となることで、更なる顧客満足度の向上と収益拡大を目指す。
本施設では、更衣室、パウダールーム、娯楽室、仮眠室、バス・シャワールームおよび洗濯コーナー等の設備も追加で設け、ターミナル拠点としてワーカーに快適な就業空間を提供できる設計とする予定だ。東京建物㈱は、本施設の開発を通して、『HERAT for LOGISTICS』のブランドコンセプトの 4 つの約束を体現し、西濃運輸㈱のロジスティクスパートナーでありたいと考えている。
『HERAT for LOGISTICS』の取り組みについて
T-LOGIシリーズでは、ブランドコンセプトとして『HERAT for LOGISTICS』を掲げ、お客様のニーズを的確に反映し、細部にまでこだわった使いやすい施設づくりを目指す。
「(仮称)T-LOGI京都伏見」の施設概要
所在地:京都府京都市伏見区横大路菅本 2-3 外(地番)
敷地面積:約 11,429 ㎡
延床面積:約 25,671 ㎡
規模:地上 4 階
形: 4 層ボックス(1F 両面バース)
設計:東亜建設工業㈱
施工:東亜建設工業㈱
構造 梁:S、柱:RC
耐震区分:新耐震
倉庫仕様
プラットフォーム 1 階:高床式 1.0m、梁下有効天井高 各階 5.5m、柱スパン 10.2m(W)×13.6m(D) ※8t 車 10.2m(W)×10.45m(D)
床荷重 :1 階2.0t/㎡、2-4 階:1.5t/㎡
ドックレベラー:1 階8 基
バース数:18 台(40ft)18 台(8t 車)
駐車場:普通車計 36台
■日鉄興和不動産(株)<2月8日>
首都圏第 4 弾 『LOGIFRONT 浦安』を竣工
NX・NP ロジスティクス株式会社が一棟利用
日鉄興和不動産㈱は、。2023年年1月31日に竣工した『「LOGIFRON浦安』の竣工式を本施設を一棟利用する NX・NP ロジスティクス㈱の関係者も参列し、2月7日に執り行った。
『LOGIFRONT浦安』について
アクセス性
本施設は、東京都心部から 15km 圏内、首都高速道路湾岸線「舞浜」IC から約 2.4km に位置しており、幹線道路(首都高速湾岸線・国道 357 号線)による首都圏全域へのアクセスが良好なエリアとして利便性が高く、広域集配送の拠点として期待されている立地環境にある。また、大型物流施設や生産・加工施設が集積する千葉県内有数の産業エリアであるため 24 時間操業が可能なことに加え、浦安エリアの人口集積による雇用の確保にも優位性を持った産業拠点となっている。
仕様・設備
・本施設は、1 階、2 階ともに 31 台ずつのトラックバースを持つ、4 階建て・スロープ型のマルチ型物流施設となっている。最大 4 テナントに対応し、各階、東西にて 8 区画の分割利用が可能だ。
・環境負荷軽減の取り組みと電気料金の軽減を目的に、太陽光発電事業者や小売り電気事業者と連携。自家消費に加えて、自社賃貸物件への余剰電力を託送する太陽光発電システムを導入予定だ。
・一棟利用いただく NX・NP ロジスティクス㈱は、関東エリアにおける物流戦略拠点として、標準装備している荷物用エレベーター、垂直搬送機に加え、さらに垂直搬送機を増設し昇降能力を強化。また、従業員をはじめとした施設利用者の働きやすさに配慮する同社の方針に沿い、休憩室の設置や庫内空調、マテハン設備等を導入予定。施設計画や仕様において、専用施設としてカスタマイズを行っていく。
「LOGIFRONT浦安」の施設概要
所在地:千葉県浦安市港 80
敷地面積:24,413 ㎡)
延床面積:52,436 ㎡
階 数 :RCS 造(一部 S 造)・4 階スロープ型
設計・工事監修:㈱フクダ・アンド・パートナーズ
設 計 ・ 施 工:大豊建設㈱
着工:2021 年 12 月
竣工:2023 年 1 月
※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。