東日本旅客鉄道(株) 事業創造本部 グループ経営推進部門 次長 堤口 貴子氏、同部門 列車荷物輸送・SCMプロジェクト 課長GL 浜田 剛氏

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列車での荷物輸送サービスを本格化                    
速達性・定時性、環境保全で優位性                    
地方と首都圏を結ぶ新たな選択肢 ビジネスポテンシャル拡大の可能性      
     

 ドライバー不足や輸送時の環境負荷低減などの問題でモーダルシフトが進展する中、新幹線をはじめとする列車の速達性・定時性を武器とした荷物輸送サービスが脚光を浴びている。東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)と(株)ジェイアール東日本物流(JR東日本物流)が提供する「はこビュン」がそれで、JR東日本物流が荷主から輸送発注を受け、列車を活用した輸送をコーディネートし、JR東日本が列車による輸送部分を担うというスキームだ。地方と首都圏を結ぶこの荷物輸送サービスは、地方の名産品の首都圏への、あるいは逆に首都圏の有名ブランド品の地方へのビジネス展開に活性化をもたらすものと言える。
 そこで今回は「はこビュン」に着目し、このサービスを提供するJR東日本からは、事業創造本部グループ経営推進部門次長の堤口貴子氏と同部門で列車荷物輸送・SCMプロジェクト課長GLを務める浜田剛氏に、JR東日本物流からは営業本部企画ユニットのシニアマネージャーである中田聡氏と同本部営業ユニットのリーダーである舟瀬浩樹氏にそれぞれ登場してもらい、このサービスの内容、事業開発の経緯、現状、今後の可能性、計画などについて話を聞いた。(編集部)

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