コクヨ(株)⇒仙台市泉区に建設した物流拠点「東北IDC」の開所式を開催/高密度保管GTPシステムと最新ロボティクスを導入した次世代物流拠点/仙台市内当日配送と北海道出荷統合を実現する供給網を整備

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 コクヨ(株)は10月13日、物流拠点「東北IDC(=Integrated Distribution Center)」の開所式を開催した。同拠点は購買管理・オフィス通販「カウネット」を中心とするビジネスサプライ流通事業において、品揃え拡大と東北エリアの供給リードタイム短縮を支える重要拠点として整備されたもの。最新テクノロジー活用による庫内生産性の向上と、働きやすさや地域共生を重視した次世代型物流拠点のモデルと位置付けられている。
 開所式には、仙台市や統合MHシステムを構築した(株)日立製作所などの来賓が出席した。式典では国内初の本格導入となるGTPシステム「HaiPick Climb System」の稼働デモンストレーションを公開し、内覧会では入荷から出荷までの作業エリアを案内した。
 東北IDCの本格稼働は11月となる予定。物流ネットワークの最適化により、カウネットの当日配送エリアは仙台市内全域へ拡大する。また、北海道向け出荷機能を統合することで、常時取扱品番数は従来比2倍強へ拡充し、欠品や代替拠点出荷による遅延リスクを緩和する。
 庫内では日立製作所の「ユニバーサルWCS」と搬送計画最適化エンジン「LogiRiSM」を連携させ、GTPシステムや無人搬送車を導入した。最大27万SKUの高密度保管と主要拠点並みの出荷能力を確立し、歩行レス化による生産性向上や棚卸工数の大幅削減を見込む。
 地域共生にも注力し、約100名の新規雇用を創出するほか、空調環境の最適化や静穏性の高い設備導入で働きやすい職場環境を整備した。見学ルートや多目的交流エリアを設け、地域住民や企業との交流を促進する。
 環境面では、プラスチック資源循環サービス「カウネットLoopla」由来の再生素材を折りたたみコンテナやパレットに採用し、BELS 5☆評価とCASBEE Aランクを取得した。今後は運用知見を生かし、他拠点への展開を進める。

※「東北IDC」の施設概要
所在地:宮城県仙台市泉区明通3-31
竣工:2026年2月28日
稼働開始:2026年11月30日
賃借坪数:約7,000坪(2階、3階)
延床坪数:約1万5,000坪
建物階数:4階建て(133m×103m)、RCS構造(鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、耐震)

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