ヤマト運輸(株)⇒滋賀県湖南市に開設した統合型物流拠点が本格稼働/在庫・流通加工機能と仕分け・輸配送機能を一体化した高付加価値物流を提供/名神高速至近の立地を生かしてBCP対応も支援

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 ヤマト運輸(株)は6月1日、滋賀県湖南市に開設した統合型ビジネスソリューション拠点を本格稼働させる。2025年10月から稼働しているロジスティクス機能に、ヤマトグループ全国拠点への仕分け・輸配送機能が加わり、サプライチェーン全体の最適化を支援する体制が整う。
 同拠点は、在庫管理や流通加工などのロジスティクス作業と、全国向けの仕分け・輸配送を同一施設内で行うもの。翌日配送分の受注時間延長やリードタイム短縮を可能にし、法人顧客の販売機会最大化に寄与する。倉庫から輸配送拠点までの輸送や積み替え作業が不要となることで、輸送品質の向上と温室効果ガス排出量削減にもつながる。
 また、ヤマトグループの輸配送ネットワーク上に在庫拠点を置くことで、需要に応じた在庫補充や移動を迅速に行うことができ、在庫最適化を実現する。滋賀県は琵琶湖の豊富な水資源を背景に製造業の進出が進んでおり、同拠点を活用したサプライヤー物流の集約により、製造業のサプライチェーン効率化を支援できる見込みだ。
 立地面では、名神高速道路「栗東湖南IC」から約2.1kmに位置し、京都市、大阪府、神戸市まで100km圏内と関西地方の広域物流拠点として優れる。名神高速道路と新名神高速道路の双方にアクセスでき、災害時には迂回路を確保することで事業継続性を高めることが可能だ。東日本に主要拠点を持つ企業が本拠点にも在庫を保管することで、災害発生時の供給リスクを分散できることから、法人顧客のBCP対応を支援する役割も担う。

※統合型ビジネスソリューション拠点の施設概要
所在地:滋賀県湖南市⽯部緑台1-12-1「UIB湖南ロジスティクスセンターⅡ」1階
延床面積:4万2,816㎡(1万2,952坪)
施設全体の主要設備:休憩用ラウンジ、24時間営業の無人コンビニエンスストア、シャワー室、非常用発電設備

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