西濃運輸(株)⇒「横浜支店」を移管した新ターミナルがオープン、7月14日から業務開始/ロジスティクスと輸配送を融合した次世代型物流拠点が誕生

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 西濃運輸(株)は、旧横浜支店の跡地である神奈川県横浜市都筑区に建設していた新ターミナルが完成し、建て替えのため一時移転していた「横浜支店」を新ターミナルに移管し、横浜支店としてオープンした。7月8日に竣工式を行い、7月14日から新ターミナルでの業務を開始する。
 新ターミナルは、従来のトラックターミナル機能に加え、倉庫保管・在庫管理・流通加工などのロジスティクス機能を融合した「ロジ・トランス一体型」の物流拠点。延床面積は、従来の約8,000㎡から約2万8,000㎡へと、約3.5倍に拡張されている。これにより、保管から配送まで一貫して対応可能な体制が整ったことから、物流業務全体の効率化とスピードアップ実現が図れるとしている。

○「横浜支店」の特徴
 新ターミナルは、東名高速道路・圏央道へのアクセスが良好。東日本全域および東海エリアへの配送で優れたリードタイムを提供することができる。また、「横浜港」「東京港」「羽田空港」にも近接しており、輸出入貨物の一時保管や在庫管理に適する。国際輸送を展開する顧客にとっても、戦略的な物流拠点としての活用が見込める。
 横浜・川崎エリアには製造業を中心に多くの企業が立地しており、物流機能の外部委託を検討する顧客にとって、新ターミナルは物流の最適化を実現する拠点として活用することができる。また、倉庫とターミナルを同一施設内に備えているため、従来発生していた拠点間の「横持ち輸送」にかかるコストや時間を削減し、効率的でシンプル、かつ環境にも配慮した物流システムの実現が期待できる。

※「横浜支店」の施設概要
所在地:神奈川県横浜市都筑区川向町982
構造:地上4階建て(RC+S造、耐震構造)
敷地面積:1万9,277.84㎡(5,831.55坪)
延床面積:2万8,063.24㎡(8,489.13坪)
担当エリア:横浜市(港北区、都筑区、青葉区、緑区、旭区、保土ケ谷区、戸塚区、泉区)、川崎市(多摩区、高津区、中原区、宮前区)

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