<2024年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報>
■日本プロロジスリート投資法人、プロロジス・リート・マネジメント(株)<11月28日>
千葉県八千代市の物流施設「プロロジスパーク八千代1」の取得ならびに貸借を発表/取得予定価格は390億円、ポートフォリオの収益基盤の安定性がさらに向上
日本プロロジスリート投資法人が資産の運用を委託する資産運用会社 プロロジス・リート・マネジメント(株)は、千葉県八千代市の物流施設「プロロジスパーク八千代1」を取得し、貸借することを発表した。
同施設の取得は、プロロジス・グループによる強力なスポンサー・サポートのもと、Aクラス物流施設への重点的な投資運用を行うことを通じて投資主価値の最大化をめざすという同投資法人の基本理念に基づき、投資基準を満たす物流施設を厳選したえで取得するもの。同施設は、同投資法人のスポンサーであるプロロジス・グループから同投資法人が優先交渉権を取得していた物件で、2022年12月5日付で公表の「優先交渉権の取得に関するお知らせ」で公表した2物件のうち1物件を、優先交渉権を行使したうえで取得するものだという。
同施設の取得先は赤城特定目的会社。同社と11月28日に売買契約を締結しており、物件取得は12月2日の予定。取得予定価格は390億円になるとしている。
同投資法人は、同施設の取得により、テナント分散および賃貸借契約期間満了時期の分散の進展、ならびにバランスの取れた物件タイプへの投資が継続されるほか、築年数が浅く、平均賃貸借残存期間の長いAクラス物流施設の追加取得により、ポートフォリオの収益基盤の安定性がさらに向上すると評価している。
※「プロロジスパーク八千代1」の施設概要
所在地:千葉県八千代市保品字上谷1772-15ほか2筆
千葉県八千代市保品字上谷1772-15、千葉県八千代市保品字蕨谷1809-1
特定資産の種類:不動産信託受益権
取得予定年年月日:2024年12月2日
取得予定価格:390億円
信託設定日:取得日
信託受託者:三井住友信託銀行(株)
信託期間満了日:2044年12月31日
〇土地
敷地面積:6万9,314.30㎡
用途地域:準工業地域
建ぺい率/容積率: 60%/200%
〇建物
延床面積:13万8,119.42㎡
竣工日:2022年9月20日
種類:倉庫
構造・階数:鉄骨・鉄筋コンクリート造5階建て
物件タイプ:マルチ型
環境評価:CASBEE新築Aランク、BELS★★★★★
〇テナントの内容
テナント数: 9
賃貸借形態:定期建物賃貸借
主要テナント:(株)エヌ・ティ・ティ・ロジスコ、第一貨物(株)
年間賃料:18億7,000万円
敷金・保証金:8億3,300万円
賃貸面積:13万2,682.61㎡
賃貸可能面積:3万2,682.61㎡
稼働率 100.0%
■ラサール不動産投資顧問(株)<11月29日>
東京湾岸エリアで建設を進めていたBTS型物流施設「AVC SQUARE」が竣工/(株)AVCホールディングスが本社機能を備えた専用施設として利用
ラサール不動産投資顧問(株)が東京都江東区で建設を進めていたBTS型物流施設「AVC SQUARE」が竣工した。
同施設は、東京湾岸エリア、江東区東雲に位置し、首都圏中心部への配送に適するほか、首都高速湾岸線「有明IC」まで約2kmと、高速道路網を利用した関東全域への配送拠点としても利用できる立地。「羽田空港」、「東京港」、「横浜港」を経由した、空輸・海上輸送ルートへのアクセス利便性が高いほか、東京臨海高速鉄道(りんかい線)「東雲駅」から徒歩約5分と近く、その周辺には居住エリアが広がっていることから、通勤面での利便性も高い。
同施設は地上4階建て、延床面積1万3,885.32㎡のボックス型の最新型物流施設として開発された。1階に2面接車可能なトラックバースを備え、倉庫の梁下有効高さも5.5m以上を確保するなど、テナント企業にとっても利用しやすい。
設備面では、LED照明や節水型衛生器具を設置することで環境負荷低減にも配慮しており、CASBEE-建築(新築)のSランクおよびZEB-Readyの認証も取得済みだという。
なお、同施設は、(株)AVCホールディングスが本社機能を備えた専用施設として利用することが決定している。
※「AVC SQUARE」の施設概要
所在地:東京都江東区東雲2-9-12
敷地面積:6,217.17㎡
延床面積:1万3,885.32㎡
構造:鉄骨造、地上 4階建て
用途:BTS型物流施設
着工:2023年10月1日
竣工:2024年11月29日
■霞ヶ関キャピタル(株)<12月2日>
賃貸型3温度帯倉庫「LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉Ⅰ」一部区画のテナントが決定/ワイヤーハーネス製造や電子機器組立を展開する(株)ササキがドライ区画を賃貸利用
霞ヶ関キャピタル(株)は、同社が開発用地のソーシングおよび企画立案を行い、アセットマネジメント業務を受託している宮城県仙台市の物流施設「LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉 I」の一部区画のテナントに(株) ササキが決定したと発表した。ササキは、ワイヤーハーネス製造や電子機器組立、 BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)を展開する企業で、同施設においてはドライ区画を賃貸利用する。
同施設は、ドライ・冷蔵・冷凍の 3 温度帯に対応したマルチテナント型物流施設。東北自動車道「泉 IC」から約 1km という好立地に位置しており、物流施設として高い交通利便性を有する。また、仙台市中心部から 10km 圏内、「仙台港」から 20km 圏内の場所に立地しているため、仙台市街地への近距離配送だけでなく、東北地方における広域輸送のハブ拠点として機能も期待されている。
同施設は、南北方向に長く、北、西、南側の3方路に接面しており、北側の 3 層のドライ倉庫棟と南側の 4 層(1、2 階バースのため 2 層使い可能)の冷凍冷蔵棟により構成されている。また、ドライ棟と冷凍冷蔵棟はそれぞれ 分割可能で2 テナントでの利用することもできる。
環境保全面では、冷凍冷蔵棟に設置される冷凍冷蔵設備に自然冷媒仕様のものを採用。加えて、施設屋根には太陽光発電パネルを設置し、最上階の熱負荷を軽減するとともに比較的安価な電力を提供できる体制が整っているため、入居テナントの運営費用低減も図れるという。
※「 LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉Ⅰ」の施設概要
所在地 宮城県仙台市泉区大沢2- 12- 2
延床面積:3万6,758.14 ㎡(1万1,119.33 坪) ※公簿面積
敷地面積:1万7,991.25 ㎡(5,442.35 坪) ※公簿面積
竣工:2024 年 7 月
賃貸借契約開始:2024 年 12 月 1 日
構造:鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上 4 階建
評価認証:CASBEE 建築評価認証 A ランク取得、BELS 認証(ZEB Ready)取得
■西濃運輸(株)<12月2日>
千葉県野田市に新たな物流倉庫をオープラン/国道16号に立地、首都圏内の主要エリアへ効率的な配送が可能に
西濃運輸(株)は、千葉県野田市に約5,000坪の新たな物流倉庫「野田物流倉庫」をオープンする。
同倉庫は、常磐自動車道「柏IC」から約6.2kmの国道16号付近に位置しており、首都圏内の主要エリアへの効率的な輸配送が可能。同社・松戸支店からも約7.5kmに位置しており、立地の利点を活かして同社の全国輸送ネットワークを活用することで、関西地方や東北地方の一部まで広いエリアに対してもよりリードタイムを短縮したサービスが提供できる見込みだ。
同倉庫では、全国輸配送に加え、商品の入出庫から商品保管、在庫管理、流通加工、輸配送、回収物流など、様々な物流サービスをワンストップで提供できることから、今後は顧客に寄り添ったロジスティクスサービスの提案をさらに積極的に進める。
※「野田物流倉庫」の施設概要
所在地:千葉県野田市中根新田字四辻前283-3
総延床面積:34,346.89㎡(10,389.93坪) ※4階建
賃借部分:1階~4階「B区画」1万6,721.03㎡(5,058.12坪)
倉庫→1万5,423.68㎡(4,665.67坪)
事務所→1,297.37㎡(392.45坪)
■ジェットエイト(株)<12月2日>
新潟県柏崎市で建設を進めていた医薬品専用倉庫「信越クライオファーマアーカイブセンター」が竣工/医薬品・メディカル業界支援に特化した専用施設として2025年2月から稼働開始
ダイセーグループで国際物流を手掛けるジェットエイト(株)は、新潟県柏崎市で建設を進めていた医薬品専用保管施設「信越クライオファーマアーカイブセンター」を新設した。同施設は2024年12月に竣工したもので、 2025年2月から医薬品・メディカル業界支援に特化した専用施設として稼働を開始する予定だ。
同施設は、消防法危険物該当の医薬品原料を保管する医薬品・原薬保管棟と、細胞や検体などのヒトから摘出したサンプルを保管する検体保管棟の2棟構成。医薬品・メディカル業界の発展を総合的に支援することができる施設で、国内でも例のない施設だという。
同施設は、新潟県柏崎市の北陸自動車道「柏崎IC」から車で10分の柏崎フロンティアパーク内に位置する。柏崎フロンティアパークの近隣には、新潟工科大学や新潟産業大学、柏崎市ものづくり活性化センター、柏崎・夢の森公園があり、地域の産学連携の拠点と言える。また、関越自動車道利用で関東まで片道4時間以内で到達することができるため、2024年度からのトラックドライバー労働時間制限の影響を受けることなく、関東圏との往復走行を行うことが可能。北陸道を利用すれば、北陸3県のほか、関西圏へも片道4時間で走行することができるとしている。
※ジェットエイト(株) 「信越クライオファーマアーカイブセンター」の施設概要
所在地:新潟県柏崎市軽井川931-58 (柏崎フロンティアパーク内)
構造・階数:鉄骨 平屋建て 2棟
設備:自家発電機並びに燃料タンク(燃料貯蔵量:7日(168時間)分)
24時間 温度モニタリング
防虫防鼠対策 実施済
泡消火設備
業許可関連:倉庫業
医薬品製造業(包装・表示・保管)
消防法危険物設置届 提出・承認済み(消防法危険物 第4類 第5類)
■(株)スクロール360<12月3日>
冷凍冷蔵倉庫を関西エリアに拡大/全国5カ所となる食品EC物流対応の物流施設「大阪コールドセンター」を開設
EC・通販事業の総合サポートを展開する(株)スクロール360は、大阪府大阪市内に全国5カ所目となる食品EC物流対応冷凍冷蔵倉庫「大阪コールドセンター」を開設した。
同社は、北海道の「石狩センター」や静岡県の「東海コールドセンター」、関東エリア(東京都・千葉県)の「東京コールドセンター」「千葉コールドセンター」の4カ所で食品 EC 物流を支援している。今回、大阪市に新たに大阪コールドセンターを開設し、関西エリアに食品EC物流拠点を拡大したことで、食品EC物流の支援体制をさらに強化した格好。これにより、同社が掲げる「CRM 物流」を維持しつつ、全国の食品 EC 事業者の多様な販売形態に対応する形でのサポートが可能となることから、顧客事業者の売上拡大に一層貢献できるものと同社ではみている。
〇同施設の特長
基本的な工程(冷凍冷蔵での保管・ピッキング・梱包・出荷)に加え、ギフト対応などの商品の付加価値向上につながる工程や、出荷期限管理など食品の取り扱いで重要な工程など、煩雑な庫内オペレーションの受託が可能。温度帯変更や個配対応など、 EC 通販特有の要望にも対応できる。
(1)EC通販に特化した庫内オペレーション(以下5点は一例)
①ギフト対応
アソート加工・ラッピング・のし掛け(名入れ)・メッセージカードに対応。オリジナル資材の提案も可能。
②波動対応
中元や歳暮・母の日や父の日・年末年始・バレンタインなど、季節要因による物流波動も対応可能。
③販促物同梱
特定商品へのチラシ同梱や購入回数に応じた同梱内容変更など、購入情報に応じた同梱物制御も可能。
④流通加工
ラベル貼り・アセンブリ(組み立て)など、複雑な加工業務も可能。
⑤出荷期限管理
商品ごとに、入庫日起点・賞味期限起点での出荷期限管理が可能。
(2)さまざまな食品商材に対応
冷凍宅配弁当・レトルト食品・スイーツ・惣菜など、さまざまな食品商材の対応実績がある。
(3)温度帯の変更にも対応
温度帯による荷姿変更が可能。冷凍保管している商品を解凍し、チルド品に変更して配送することができる。食品の種類や用途(宅配食スキーム等)に応じた緩慢解凍の要望にも対応可能。
(4)柔軟な配送ルートとキャパシティ
個人宅向けの配送(BtoC)のほか、店舗配送(BtoB)にも対応できる配送ルートを所持。月間9 万件の出荷実績があり、大規模出荷の対応も可能。
※「大阪コールドセンター」の施設概要
所在地:大阪府大阪市
坪数:約 630 坪
温度帯:冷凍、冷蔵
■片山チエン(株)<12月3日>
東大阪市の本社隣地で物流施設「KANAランニングストックセンター」を着工/「ランニングストック」サービスの在庫保管のための専用倉庫として
片山チエン(株)は、本社隣地で機械式自動倉庫を備えた物流施設「KANAランニングストックセンター」を着工した。
同社では、産業機械用のローラチェーン、スプロケット(ローラチェーン用の歯車)、ギヤ等を受注製作している。近年の急激な原材料価格高騰や、顧客からの短納期化の要望を受け、小ロットの受注製作品についても、数年分の需要をまとめ製作し、同社内での在庫を実施。顧客の注文に応じて製作時コストで1個から製品を販売する「ランニングストック」サービスを提供している。同サービスの提供により、調達コストの安定化が図れるほか、海外製作製品についても当日出荷が可能になり、世界情勢の変化や天災などによるサプライチェーンの不安定化にも耐えられる安定的な供給が可能になった。
同社では、新型コロナウィルス等の影響でサプライチェーンが世界的に混乱したことを契機に、同サービスの引き合いが増えており、今回はランニングストックを保管するための専用倉庫を建設することに至ったもので、竣工は2026年2月になる予定だ。
※「KANAランニングストックセンター」の施設概要
所在地:片山チエン(株)・本社隣地
敷地面積:990㎡
延床面積:2,344㎡
構造:地上5階建て 鉄骨造
■日本梱包運輸倉庫(株)<12月3日>
福岡県苅田町の新倉庫建設工事に伴い地鎮祭を挙行/総数6,000パレット以上の保管能力を確保する計画、2026年3月に営業開始の予定
日本梱包運輸倉庫(株)は、福岡県京都郡苅田町での新倉庫建設工事に伴い、12月3日に地鎮祭を挙行した。
新倉庫は、東九州自動車道「苅田北九州空港IC」から 5.5km(13分)、「苅田港」から3.8km(8分)、「新門司港」から29.4km(34分)、「北九州空港」から11.3km(17分)の位置にあり、九州方面のほか、中国地方以東についても陸海空でのアクセス利便性の高いロケーションとなっている。
新倉庫は、鉄骨造2階建てで敷地面積は1万7,697.11㎡。設備は、貨物用エレベーター2基、コンテナ用ピット2レーンを設置し、2階全面には空調設備も導入する計画になっている。また、2階全面+1階の3分 の1には移動ラックを設置し、総数6,000パレット以上の保管能力を確保する。ESG対応では太陽光発電設備を導入し、環境面にも配慮。BCP対策としては、停電時での倉庫稼働を可能にする給電端子を屋外に設置する予定だ。
なお、新倉庫の営業開始は2026年3月の予定。
■東京建物(株)<12月4日>
「T-LOGI」シリーズにおける冷凍・冷蔵物流施設開発を強化/千葉県船橋市に開発用地取得、同社3番目の冷凍・冷蔵物流施設となる「(仮称)T-LOGI船橋南海神」開発へ
東京建物(株)は、千葉県船橋市に新たな物流施設開発用地(約 5,000 ㎡)を取得した。
同用地は、京葉道路「船橋 IC」から約 0.6km、東京都心から約 20km圏に位置し、都心をはじめとした首都圏全域への配送拠点として優れた立地環境にある。今後は、同用地で冷凍・冷蔵機能を実装した賃貸物流施設「(仮称)T-LOGI船橋南海神」の開発を進め、2027 年の竣工をめざす。同社が開発する冷凍・冷蔵仕様の物流施設としては、「T-LOGI 本庄児玉」(埼玉県児玉郡上里町)、「(仮称)T-LOGI 大阪弁天町」(大阪市港区)に続く 3番目の物件になる。
冷凍・冷蔵物流施設は、これまで荷主企業による自社所有開発が主流で、一般的な物流施設と比較すると、機能性の高い賃貸施設の開発例はまだ少ないのが実情。一方、食品系 EC の伸長や老朽化した冷凍・冷蔵物流施設の建て替えや、使用中止による移転のほか、物流効率化を目的としたコールドチェーンネットワークの再構築などを背景に、消費地である都心部に近接した立地環境にある冷凍・冷蔵物流施設の賃貸ニーズが今後さらに高まることが予想されている。同社はこうしたニーズに対応するため、冷凍・冷蔵機能を実装した賃貸物流施設開発事業を今後さらに強化・拡充していく考えだ。
※ 「(仮称)T-LOGI 船橋南海神」の施設概要
所在地:千葉県船橋市南海神1-1896- 9 他(地番)
敷地面積:約 4,958 ㎡(約 1,500 坪)
延床面積:約 9,917 ㎡(約 3,100 坪)(予定)
構造:4 層ボックス型(予定)
竣工:2027 年(予定)
その他:BTSへの対応可
※注①:情報内容は取得当時のもののため、年月日、時制など表現がその当時のままです。
注②:予定・竣工・稼働などの推移別で内容が重複している場合があります。