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■物流施設 投資関連情報2023版<9.28~10.4>
<2023年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■京王電鉄(株)<9月28日>京王相模原線多摩境駅前に倉庫機能を備えた新複合施設「京王多摩境駅前ビル」が2023年に開業 京王電鉄(株)は、京王相模原線多摩境駅前にて開発を進めている新複合施設「京王多摩境駅前ビル」を2023年冬に開業する。 同施設は、京王相模原線多摩境駅から約40mの位置と駅から至近にあり、これまで暫定的に利用していた社有地に、店舗や事務所、倉庫などの複合用途施設を開発する。 同施設では、店舗やオフィス、倉庫などのテナ... -
荷主の脅威“荷主勧告制度” ー物流コラム⑬サプライチェーン全体最適化を図るためのエッセンス
荷主の脅威“荷主勧告制度” 船井総研ロジ株式会社取締役 常務執行役員赤峰 誠司 ■荷主勧告制度の概要 荷主の皆様はご存知でしょうか?「荷主勧告制度」とは、貨物自動車運送事業法(以下「法」という。) 第64条に より、実運送事業者が行政処分等を受ける場合に、当該処分等に係る違反行 為が主に荷主の行為に起因するものであると認められる場合に、当該荷主に対して、再発防止のための勧告を行うものです。 荷主勧告発動の対象となり得る荷主の行為として、以下のような実運送事業者に対する優越的地位や継... -
アスクル(株)、コクヨサプライロジスティクス(株)/「同一輸送先への共同輸送に関する実証実験」実施を踏まえ本格運用進める/合積みによりCO2排出量18.7tを削減、車両積載率9%向上を実現
アスクル(株)は、コクヨサプライロジスティクス(株)とともに、「同一輸送先への共同輸送に関する実証実験」を実施し、結果を踏まえて本格運用を進めている。 実証実験は、コクヨサプライロジスティクス(株)がアスクル(株)の物流センターへコクヨ社製品を納品する輸送過程に、別拠点のアスクル物流センターでの荷積み工程を組み入れ、納品荷物に加えてアスクル物流センター間の在庫移動(横持ち)商品を合積みすることで、両社の輸送車両を集約する。2021年9月より実証実験を開始し、2022年10月より本格稼働し、... -
(株)椿本チエイン/3次元マテハンシステム「T-AstroX」 新発売 物流センターや製造工場の保管・搬送・ピッキング作業の効率化を実現
(株)椿本チエインは、3次元マテハンシステム「T-AstroX (アストロクス) 」の発売を開始した。「T-AstroX」は、搬送台車が単独で床と棚間を自在に走行するマテハンシステムとなる。入庫から保管、出庫、ピッキングまで幅広い工程を担うことが可能である。 搬送台車が商品を作業者の手元まで運んでくる「Goods to Person」方式を採用しており、作業者の負担軽減や作業ミス低減による省人化を実現。さらに、天井空間を有効活用すると同時に、搬送台車と保管エリア、走行エリア、ピッキングエリアをモジュール化す... -
ニュース・トピックス(2023年9月26日~10月2日)
物流に関連する(2023年9月26日~10月2日の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■輸配送・環境/武田薬品工業(株)、三菱倉庫(株)、日本貨物鉄道(株)⇒国内特約店向け医療用医薬品輸送の一部をトラックから鉄道輸送へ切り替え/CO2排出削減を目指してモーダルシフトの取組を開始 ■MH・新製品/(株)椿本チエイン⇒3次元マテハンシステム「T-AstroX (アストロクス) 」を新発売/物流センターや製造工場の保管・搬送・ピッキング作業の効率化を実現 ■輸配送・共同/アスクル(株)、コクヨサプライロジスティクス(株)⇒「同... -
月刊「LOGI-EVO」10月号が発刊!
CONTENTS ー 25ページ 【トピックス①】業務用スマートデバイスの新製品「TC22/TC27」の発売を発表最先端の小売業向けビジョン「Modern Store」の提案ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン(株) 【トピックス②】物流2024年問題への対応加速自動化・協働展開・環境対策などニュースフラッシュ:製造・流通・サービス業編〈2023年7月~9月〉 【注目の出展製品・サービス】加速する省力・省人化対応への提案自動化志向のハード・ソフトが一堂に国際物流総合展2023〈2023.9.13~9.15〉 10月号はこちらをクリック -
ケルヒャー ジャパン(株) /「 四街道ロジスティクスセンター」を開設/物流システムの最適化により拡張性、スピード、品質を追求
ケルヒャー ジャパン(株)は、東日本エリアの物流拠点「四街道ロジスティクスセンター」を開設し、10月2日より本稼働する。 ケルヒャー ジャパン(株)は、創立 35 周年という節目の年に、全国に 4 カ所あった物流拠点の内、東日本エリアの 3 カ所を統合し、新たに「四街道ロジスティクスセンター」を開設する。2 カ月間の移転・準備期間を経て10月2日より本格的に稼働します。 四街道ロジスティクスセンターでは、物流システムの最適化により、より効率的で拡張性の高いサプライチェーンを構築する。物流の側面か... -
■物流施設 投資関連情報2023版<9.21~9.27>
<2023年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■ラサール不動産投資顧問(株)<9月21日>東京湾岸エリアで「(仮称)東京東雲物流センター」着工へ ラサール不動産投資顧問(株)は、同社が組成した特定目的会社を通じ、東京都江東区において2023年9月20日に「(仮称)東京東雲物流センター」の起工式を行った。着工は2023年10月1日、竣工は2024年11月を予定している。同施設の竣工後は、テナント企業の本社機能を備えた専用施設として稼働することが決定している。 計画地は、東京湾岸エリアに位置し、... -
東日本旅客鉄道(株)、(株)ジェイアール東日本物流/新幹線荷物輸送「はこビュン」による長野から東京への輸送トライアルを実施/多量輸送の事業化により、新たな物流インフラの構築を目指す
東日本旅客鉄道(株)、(株)ジェイアール東日本物流は、新幹線を活用した高速・多量荷物輸送により、「物流の 2024 年問題」や「CO2 排出量削減」、「地方創生」等、社会的な課題解決の一助を担うことを目的に、今年度 3 回目となるトライアルを実施する。同トライアルは、これまでのトライアルで得た知見を活かして、長野の新幹線車両基地では初めてとなる多量輸送トライアルを実施し、約 700 箱の荷物輸送を行う。さらに、車両基地間の荷物輸送に加え、東京駅では過去最大となる約 200 箱の荷下ろしを行うとともに... -
ニュース・トピックス(2023年9月19日~9月25日)
物流に関連する(2023年9月19日~9月25日の主なニュース・トピックスを以下紹介 ■環境・容器/アスクル(株)⇒「Loop Professional for ASKUL」の実証実験を兵庫県西宮市と共同で開始/アスクルのEC配送スキームを活用したプラスチック容器の廃棄削減に挑戦 ■DX・導入/SAPジャパン(株)、クレスコ・イー・ソリューション(株)⇒NRS(株)が管理会計・グループ会計の強化に向けて「SAP S/4HANA Cloud」と「SAP Analytics Cloud」を導入/業務効率の向上や迅速な情報提供の実現を目指す ■DX・新製品/(株)souco⇒拠点最適化... -
■物流施設 投資関連情報2023版<9.14~9.20>
<2023年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■小林製薬(株)<9月14日>米国カイロ売上成長を見据え米国拠点の生産/倉庫エリアの拡張建設を開始 小林製薬(株)は、経営計画の達成に向け、米国カイロの売上成長を見据えた生産効率の最適化を目的とし、アメリカ合衆国ジョージア州に有している同社100%子会社小林ヘルスケア インターナショナル インコーポレーティッドの営業倉庫、および小林アメリカ マニュファクチュアリング エルエルシーの製造エリアにおいて、10月12日より拡張建設を行う。拡張建... -
全日本空輸(株)/成田国際空港(株)は成田空港貨物ターミナル地区に全日本空輸(株)最大の貨物上屋となる「第8貨物ビル」を新設
成田国際空港(株)は、成田空港貨物施設の分散や狭隘化の対策として、第8貨物ビルを新設する。全日本空輸(株)は、同社最大規模の貨物上屋となる延べ面積:約6.1万m2(うち、上屋面積:約3.8万m2)の第8貨物ビルを成田国際空港(株)より借用し、全日本空輸(株)最大規模の貨物上屋として、2024年10月より供用を開始する。 全日本空輸(株)はこれまで、成田空港内6カ所の貨物上屋を活用し、旺盛な貨物輸送の需要に応えてきた。今後の更なる需要に対応するため、隣接する既存の第7貨物ビルと新設される第8貨物ビルの2... -
ニュース・トピックス(2023年9月12~9月18日)
物流に関連する(2023年9月12日~9月18日の主なニュース・トピックスを以下紹介■家具・輸配送/コクヨ(株)⇒2024年1月から一部エリアでオフィス家具製品の配送リードタイムを延長/荷主とともに物流ネットワークを維持 ■MH・新技術/三菱重工業(株)、三菱ロジスネクスト(株)⇒独自開発の自律化・知能化ソリューション「ΣSynX(シグマシンクス)」を搭載/開発中の新型無人フォークリフト「AGF-X」「DECCO」2機種のオペレーションを初公開 ■輸配送・共同/日本電気(株)⇒共同輸配送の簡便・効率化のための共同利用型サ... -
日本電気(株)/共同輸配送の取り組みを容易かつ効率的に実現するため、共同利用型のサービスプラットフォームの運用実証を花王(株)、日通NECロジスティクス(株)、三井倉庫サプライチェーンソリューション(株)、横河電機㈱と実施
日本電気(株)は、複数企業の荷物を同一トラックで運ぶ共同輸配送の取り組みを容易かつ効率的に実現するため、デジタル技術を活用した共同利用型のサービスプラットフォームの運用実証を花王(株)、日通NECロジスティクス(株)、三井倉庫サプライチェーンソリューション(株)、横河電機㈱と2023年9月から2024年3月まで実施する。 ロジスティクス領域では、2024年4月からの働き方改革関連法の適用にともないトラックドライバー不足がさらに深刻度を増す「2024年問題」により、輸送リソースの減少が懸念されている。... -
■物流施設 投資関連情報2023版<9.7~9.13>
<2023年以降に建設・竣工・稼働する物流施設の情報> ■(株)平和堂<9月7日>平和堂多賀デリカセンター 順調に稼働/3 つのコンセプト 「商品にやさしい、環境にやさしい、人にやさしい」で (株)平和堂は、「平和堂多賀流通センター」(滋賀県犬上郡多賀町)敷地内に、旧デリカセンターに代わる新拠点となる「平和堂多賀デリカセンター」を建設し、新デリカセンターが開設より3か月順調に稼働していることを明らかにした。 1991 年に建設した旧デリカセンターは、開設から32年が経過し、設備の老朽化や店舗数増...