
トラスコ中山(株)は、新潟県三条市で建設中の新物流センター「プラネット新潟」の上棟式を実施したと発表した。新センターは、ホームセンター向けの売上拡大に伴い、既存物流センターの在庫保管能力・出荷能力の限界に達しつつあることから、東日本エリアでの即納体制を強化するために建設が決定されたもので、2026年3月末の建屋竣工、同年8月のホームセンタールート向け出荷開始、同年10月の全面稼働(ファクトリールート向け出荷開始)を目指す。
新センターは上越新幹線「燕三条駅」から車で15分(7km)の距離に位置し、敷地面積は7,956坪(2万6,300㎡)。延床面積は1万4,622坪(4万8,338m²)に及ぶ。建屋は倉庫4階、事務所3階の複合構造(柱RC 梁S構造)で、免震構造と消雪装置が設置される。
倉庫能力は、保管点数が16万アイテム、1日あたり出荷行数が3.5万行となる計画。新センター建設に伴う投資総額は、土地・建物約168億円、設備約14億円の合計約182億円に達するものと見られる。建屋は2024年8月に着工しており、稼働開始はホームセンタールート向けが2026年8月、ファクトリールート向けが2026年10月となる予定。また、現在「HC東日本物流センター」に併設されている「新潟支店」も、新センター開設に合わせて移転する計画だ。
※「プラネット新潟」の施設概要
所在地:新潟県三条市福島新田字松橋下丁431-2
敷地面積:7,956坪(26,300 ㎡)
延床面積:1万4,622坪(4万8,338 ㎡)※東京ドーム約1個分
建物構造:複合構造(柱RC 梁 S 構造)、免震構造 、消雪装置
階数:倉庫4階、事務所3階
能力:保管点数 16万アイテム、出荷行数 3.5万行/日
建屋着工:2024年8月
建屋竣工:2026年3月末(予定)
出荷開始:ホームセンタールート向け 2026年8月(予定)、ファクトリールート向け 2026年10月(予定)
投資総額:土地・建物:約168億円、設備:約14億円