アイリスオーヤマ(株)⇒関西地域発となる飲料水の生産・物流拠点「アイリスオーヤマ舞鶴工場」を新設/海上保安本部・海上自衛隊・京都府及び舞鶴市と防災協定締結、災害発生時での安定的な物資供給で貢献

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 アイリスオーヤマ(株)は、京都府舞鶴市の高野由里工場用地の土地を取得し、関西地域初となる飲料水の生産・物流拠点「アイリスオーヤマ 舞鶴工場」(以下、舞鶴工場)を新設するため、京都府舞鶴市と進出協定を締結した。舞鶴工場の竣工時期は2026年半ばとなる予定。またこれに併せ、全国各地で災害が発生した際の支援体制を強化するため、第八管区海上保安本部、海上自衛隊舞鶴地方隊、京都府、舞鶴市の各者と防災協定を締結したとしている。
 同社は、大規模災害発生の際、被災各地に飲料水を供給する全国規模の体制を構築するため、2021年の富士小山工場を皮切りに、富士裾野工場と鳥栖工場でも飲料水の本格生産を開始しており、生産・供給体制を強化してきた。今回新設する舞鶴工場では、関西圏初の飲料水の製造物流拠点として天然水の生産設備を導入。災害発生時でも、関西圏を中心とした西日本の各地に飲料水などの物資を迅速、かつ円滑に提供できる体制が整う。さらに同工場の稼働で、京都府内を中心に約80名の雇用創出も見込める。
 同社はまた、第八管区海上保安本部、海上自衛隊舞鶴地方隊、京都府、舞鶴市の各者との防災協定締結により、災害発生時の物資供給等の支援体制強化を図るとしている。
 同社は、2030年までに食品事業の目標として売上高1,000億円を掲げており、今後も食品工場の生産設備増設を計画しているという。

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